ドキュメント72時間
[お試し] 盆栽 鉢の中の小さな宇宙
「ドキュメント72時間」の「[お試し] 盆栽 鉢の中の小さな宇宙」をフル動画で配信中!
さいたま市に盆栽の聖地と呼ばれる場所がある。盆栽園が6つ集まる一帯、通称「大宮盆栽村」。初心者向けの千円ほどのものから、値段のつけられない樹齢数百年の逸品まで、ひとつとして同じ盆栽はない。人々は思い思いにはさみを入れ、枝ぶりを整えていく。桜の鉢を愛おしそうに抱く小学生。亡き義父から譲り受けた盆栽を育てる女性。若くして盆栽園主となった男性。みんな盆栽と向き合いながら、何を見つめているのだろう。
『ドキュメント72時間』の動画一覧
本編
スーパーヒーロー大谷翔平にみんな何を求めているのか。ロサンゼルスと岩手・奥州市の2か所で同時に撮影。日米の人々の胸のうちに耳を傾ける。72分の超拡大スペシャル! 許諾が得られなかったため、一部映像を編集して配信します。
“10円プール”の愛称で呼ばれる屋外型の公営プールが、愛媛にある。子ども10円、大人60円のわずかな入場料で、競泳プールから流れるプール、ウォータースライダーまで、思う存分楽しめる。1972年に開業して半世紀、地域の夏の風物詩として親しまれてきた。夏休み直前の子どもたちや、工場での夜勤明けに泳ぐ男性、散歩がわりにプールで歩くお年寄り仲間。老若男女がプールで作る思い出は…? 真夏の3日間を見つめた。
お手ごろ価格のプチプラから、高級なデパコスまで。大阪駅直結の駅ビルに、西日本最大級のコスメ店がある。きれいになりたい、身だしなみ、自己表現。化粧をする理由は人それぞれ。メークした自分のほうが好きという女性、スキンケアは10年後への投資という男性。本当は化粧したくないけど周りに合わせてしかたなく、という人も。盛ったり隠したり。まだ見ぬ理想の自分を探し求める人々と出会う3日間。
1日5000人が行き交う、長崎駅前のバスターミナル。九州各地と長崎を結ぶバスが、続々と出入りする。帰省や旅行で特ににぎわう8月、さまざまな人生がこの場所で交錯する。亡き妻の記憶を胸に旅する男性、遠方での仕事から数か月ぶりに帰宅する父親。バスに乗り遅れるハプニングや、8月9日に特別な思いを持って来る人も…。旅立つ人、訪れる人、それぞれの事情を抱えて、どこへ行くのだろう。その胸のうちに耳を傾けた。
通天閣のほど近く、大阪・西成にある飲んで食べて歌える“カラオケ居酒屋”。1曲100円ほどで、誰でも好きなときに好きな歌を歌える。70年代ヒット曲を熱唱する元公務員、工場夜勤明けの男性、他県から泊まりがけで来る人…さまざまな事情を抱えた客が訪れ、声の限りに歌を歌う。ひとり自分の世界に浸って歌うもよし、隣り合った客同士で盛り上がるもよし。昼夜を問わず人が集まるこの場所で3日間、耳を澄ませた。
高知市を東西南北に貫いて隣の市町まで。開業から121年、地域の人たちの暮らしを支えてきた路面電車に乗り込んだ。通勤、通学、病院に買い物、生活のために必要だから乗るのだけど、聞くといろいろな事情が。本を読むため、昔の仲間と飲むため、くねくねと走る風景をただ眺めるため…ただの移動手段ではない何かがそこにはある。さまざまな人生をのせて走る路面電車でともに揺られながら、乗り合わせた人々と過ごす3日間の旅。
知られざる世界、金の鉱山にカメラが潜入!日本で唯一、今も年間3.5トンの金を産出する鹿児島・菱刈鉱山。ここで働くのは、10代の若者から60代のベテランまで190人。延べ100kmに及ぶ坑道の最前線で巨大な重機を操る人、鉱脈のありかを追跡する技術者、金を含む石を選別する女性たち。宝飾品だけでなく、スマホなどの電子機器にも使われ、暮らしを支えている金。採掘現場で働く人々の誇りとは。3日間、耳を傾けた。
カルビにハラミ、タン、ロース…じゅわっとあふれる肉汁がたまらない。今回の舞台は東京・新橋の「ひとり焼き肉店」。焼き加減も、お肉の追加も、ごはんのおかわりも、誰にも気をつかわず自分のペースで楽しめる。仕事を頑張った自分へのご褒美という男性、資格勉強がはかどるという女性、本当はみんなで来たいけど忙しくてしかたなくという新社会人。ひとりは自由か、それとも孤独か。ひとり、焼き肉を食べたくなる理由とは。
神戸市長田区。下町情緒が残る商店街の近くに、ちょっと変わった共同住宅がある。住んでいるのは介護や看護が必要な人たち。リビングが開放されていて、いろいろな人々が自由にやって来ては住人たちと交流していく。放課後宿題をやりに来る小学生、空き時間にふらっと寄ったゲイバーのママさん、夜には近所の人が集まってちょっとした宴会が開かれることも。長屋のような雰囲気が残るこの場所に集う人々と、ともに過ごした3日間。
身長や体重、血液検査にレントゲン。今回の舞台は、健康診断や人間ドックの会場。多くの人が毎年受けているけど、年齢や属性によって、健康への思いはさまざま。検査で腫瘍を早期発見できたという男性。運動によって脂質などの数値を改善するのが楽しみと語る女性。家族のために長生きを目指す人もいれば、病気になったら自然に任せたいと考える人も。人生100年時代、人々が健康の先に思い描く生き方とは。3日間、耳を傾けた。
「お帰りなさいませ」と迎えられ、中へ入ると非日常が広がっている。ここは秋葉原にあるメイドカフェ。かつては男性客が中心だったそうだけど、女性客も目立つ。仕事の悩みをメイドさんに相談する社会人1年生。子どもが生まれたことを報告に来た母親。自分の部屋より落ち着くからと、課題のレポートを書いている大学生も。メイドさんとの会話を楽しむだけではない、それぞれの過ごし方。ちょっと不思議な空間での3日間。
終電が行ったあとも、ともる明かり。吸い寄せられるように、ぽつりぽつりと人が来る。ここは東京・大塚駅前の“眠らない書店”。この10年、全国で3割の書店が閉店する中、24時間営業を貫く。居酒屋バイトの帰りに寄り、「本は1日のシメ」と語る女性。深夜2時、ふと思い立って書道の本を探しに来た2人組の事情。工事現場の夜勤明けに来た男性は蔵書数1万冊という。デジタル化が進む時代、紙の本を求めてやまない理由とは?
今回の舞台は、東京・三軒茶屋の細い路地にぽつんとあるお店。包み紙やリボン、袋など包装用品7千点を扱っている。お菓子を小分けにして孫たちとお楽しみ会を開く女性。亡くなった猫を火葬場に運ぶための箱を買いに来た人。ファンのためにグッズをひとつずつ袋づめしようというバンドマン。人に手渡す、その一瞬のために。どうやって包もうか、ああでもないこうでもないと悩む人々の胸の内に、耳を傾けた。
高層マンションが建ち並ぶ、東京の臨海部・豊洲。ここに2019年、全長550mの「豊洲大橋」が開通した。歩いて渡ると10分ほどの絶妙な距離で、湾岸エリアやビル群が見渡せるとあって、さまざまな人が行き交う。豊洲市場で働く人たちや夜景が見たくて千葉から来た大学生。ベンチに座って遠くを見つめ、考えごとをする人たち…。都会のけん騒から離れて橋の上にたたずむとき、人々は何を思うのだろうか。3日間、耳を傾けた。
長崎県対馬。日本と韓国の間にあるこの島に、人々の暮らしを支える小さな店がある。野菜や果物を中心に、食料品や日常雑貨が置かれている。東京に住む息子に送るために対馬の新米を買いに来た女性、部活を頑張った娘へのご褒美にぶどうを買い求める男性。配達も行っていて、個人宅や飲食店のほか、自衛隊駐屯地、老人ホーム、学校給食センターなどあらゆる場所へと赴く。島のリアルを垣間見る3日間。
寒さ厳しい、冬の日本海。でも富山県・雨晴(あまはらし)海岸には、多くの人が押し寄せる。人々が待ち望むのは、雄大な立山連峰の眺め。海越しに3000m級の山が見える場所は、世界的にも珍しいという。早朝から山の姿を待つカメラマン、仕事帰りに海辺で一服する人、キャンピングカーで旅する夫婦、漁業体験に来た若者。冬は天候が荒れやすく、絶景を見られるチャンスは少ない。みんな何を思い、海辺にたたずむのだろうか。
冬の峠を車で走って行く。人々が求めるものは「水」。長野県中部・和田峠にある水くみ場から湧き出る水は、多くの人を引き寄せている。群馬から2時間半かけてやってくる夫婦。大量のタンクに水を入れ、車の荷台いっぱいに積み込む男性。月に一度、祖父とともに訪れるのが習慣だという看護師の女性。冬には氷点下にもなる場所へ、蛇口をひねれば出てくる水をわざわざくみに来るのはなぜなんだろう? 3日間、静かに見つめてみた。
ラーメンやおでんの匂いに誘われて、今夜ものれんをくぐってしまう。今回の舞台は広島・呉、9軒の屋台が連なる通り。屋台の多くは10席ほど。隣の人と肩寄せ合って一杯やれば、つい胸の内がこぼれ出る。忘年会のシメに訪れた造船会社の同僚たち、20歳になる息子を連れて飲みに来るのが楽しみと語る夫婦、初めての屋台デビューにちょっと緊張する若者たち。寒さ深まる年の瀬の夜、屋台で聞こえる会話に3日間、耳を傾けた。
最強寒波が日本列島を襲い、金沢も記録的な大雪に見舞われた。そんなタイミングで国道沿いのレンタカー店を訪ねてみたら…意外と人がやってくる。大阪までライブに行くカップル、大きめの自社製品を載せるためにワゴン車が必要という会社員、能登まで支援物資を運ぶボランティアの女性。高速道路は通行止め、駐車場のレンタカーも白く覆われている。それでも人々は車を借りていく。大雪の3日間、それぞれの事情に耳を傾けた。
秋田と岩手の県境近く、山あいの道に創業60年のドライブインがぽつんとたっている。名物の甘口おでんや、うどん・そば・定食などでおなかを満たす旅人たち。1人暮らしを始める娘のために知人から家電をもらってきた夫婦、看護師国家試験を終え思い出作りの旅をする学生たち、亡くなった父とここに来た思い出を語る男性。さまざまな思いが交錯する県境のドライブイン。春の訪れを感じる時期、行き交う人々を3日間見つめた。