風のハルカ

(105) 「結婚しようよ」

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あらすじ

離婚して以来15年ぶりに一堂に会したハルカ(村川絵梨)、アスカ(黒川芽以)、陽介(渡辺いっけい)と木綿子(真矢みき)だが、家族4人がこんな形で集まったことに、アスカは自己嫌悪を感じてしまう。何事もなかったかのように食卓を囲む家族に向かって、たまりかねたアスカは「なんで何も聞かんの?」と問う。しかし、木綿子の「ご飯のあとでもいいじゃない」の言葉に、4人はごく自然に食事を始める。

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『風のハルカ』の動画一覧

本編

(1) 「いやしの町に来ました!」

(1) 「いやしの町に来ました!」

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水野ハルカ(9歳・村崎真彩)と妹のアスカ(7歳・桝岡明)は、父親の陽介(渡辺いっけい)に手を引かれ、由布院盆地を見晴らす高台の一軒家に引っ越してくる。大阪の商社に勤めていた陽介は、この家で家族一緒にレストランを開こうと脱サラしたのだ。湯布院で花農家を営む祖母のちい(朝丘雪路)は、一抹の不安を胸に孫たちを迎えるのだが、予感は的中し、あとから来た妻の木綿子(真矢みき)が、陽介にいきなり離婚を切りだす。
(2) 「いやしの町に来ました!」

(2) 「いやしの町に来ました!」

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ハルカ(村崎真彩)の転校した小学校は、同級生がわずか4人。その1人、倉田正巳(笘篠和馬)は温泉好きのハルカの気を引こうと、自宅の高級旅館の豪華風呂にクラスみんなを引き入れて大はしゃぎ。父親の宗吉(藤竜也)にしかられる。一方、ハルカの母・木綿子(真矢みき)は夫の陽介(渡辺いっけい)に「自分の気持も聞いてほしい」と詰め寄るが、無口な陽介は逃げてばかり。ただならぬ両親の仲たがいにハルカの不安は募る。
(3) 「いやしの町に来ました!」

(3) 「いやしの町に来ました!」

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もう一度社会に出て働きたい木綿子(真矢みき)は、家族のためにと独善的に湯布院に越してしまった陽介(渡辺いっけい)が許せない。母のちい(朝丘雪路)に諭されても離婚の決意は揺るがない。そんな折、倉田宗吉(藤竜也)のもとに、うら若き後妻・百江(木村佳乃)が嫁入りする。美しい花嫁姿に感動したハルカ(村崎真彩)とアスカ(桝岡明)は、両親を仲直りさせるためにもう一度、木綿子を花嫁にしようと計画するのだが…。
(4) 「いやしの町に来ました!」

(4) 「いやしの町に来ました!」

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ハルカ(村崎真彩)は初めて母の木綿子(真矢みき)から離婚の話を直接聞かされ、ショックを受ける。家族のレストランを開きたい父・陽介(渡辺いっけい)と大阪で働きたい木綿子、お互い一歩も譲らない両親に振り回されるハルカとアスカ(桝岡明)を、叔父の一二三(升毅)と叔母の光代(宮崎美子)が気遣うが、子どもたちの心の傷は深まる。湯布院の名物祭り「牛喰(く)い絶叫大会」で、ついにハルカは思いのたけを叫ぶ。
(5) 「いやしの町に来ました!」

(5) 「いやしの町に来ました!」

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陽介(渡辺いっけい)との離婚話が進まず、大阪にひとまず戻った木綿子(真矢みき)のもとに、母のちい(朝丘雪路)が現れる。木綿子の頑固さにあきれたちいは、「孫たちは自分が預かる」と宣言して湯布院に帰る。離婚をやめさせたいハルカ(村崎真彩)は、願いをかなえてくれるという伝説の龍(りゅう)に会いに、満月の夜にこっそり家を抜け出す。入れ違いに木綿子が帰ってきて、離婚の話はいよいよ大詰めを迎える。
(6) 「いやしの町に来ました!」

(6) 「いやしの町に来ました!」

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満月の夜、家を抜け出したハルカ(村崎真彩)とアスカ(桝岡明)は、同級生たちと一緒に山奥の青鱗湖を目指す。そこに棲(す)む伝説の龍(りゅう)に出会えれば願いがかなうという。暗い山道を必死の思いで進み、湖にたどりついた子どもたちだが、月は雲に隠れて龍は現れない。一方、陽介(渡辺いっけい)と木綿子(真矢みき)は、今まさに離婚届に判を押そうとしていた。子どもたちの悲しみの涙に誘われ、ついに龍が姿を現す。
(7) 「さようなら、お母さん」

(7) 「さようなら、お母さん」

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龍(りゅう)にお願いしたのだから両親はぜったいに仲直りすると信じたハルカ(村崎真彩)は、せっかく手にいれた龍のウロコを、同級生の奈々枝(菅野莉央)とその兄・智也(森田直幸)に貸してしまう。智也は重い病気で入院しているのだ。龍の霊験ですべてがうまくいくはずだったのに、家に帰ったハルカに、母の木綿子(真矢みき)は、自分と一緒に大阪に行くか、父の陽介(渡辺いっけい)と湯布院で暮らすかの選択を迫る。
(8) 「さようなら、お母さん」

(8) 「さようなら、お母さん」

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父の陽介(渡辺いっけい)と湯布院に残ることを決めたハルカ(村崎真彩)は、「ここでお母さんを待っているから」と母・木綿子(真矢みき)に訴える。妹のアスカ(桝岡明)は1学期が終わると同時に木綿子が引き取ることになり、離婚は本決まりとなる。別れの夏、湯布院を去る列車に揺られながら、アスカの心は姉のハルカへの思いに引き裂かれる。耐えきれないアスカは、木綿子の手をふりほどき隣駅で列車のドアから飛び降りる。
(9) 「さようなら、お母さん」

(9) 「さようなら、お母さん」

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アスカ(桝岡明)は、大好きな姉のハルカ(村崎真彩)と離れられず、姉妹は湯布院に残り、母の木綿子(真矢みき)だけが大阪に戻る。レストランができれば絶対に木綿子は帰ってくると信じて、ハルカと陽介(渡辺いっけい)たちは開店目指して力をあわせる。そんな親子の姿に励まされ、湯布院に嫁いで間もない倉田百江(木村佳乃)も、なれない田舎暮らしを頑張ろうと決意する。そんなある日、ハルカに思わぬ不幸がふりかかる。
(10) 「さようなら、お母さん」

(10) 「さようなら、お母さん」

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ハルカ(村崎真彩)の同級生、奈々枝(菅野莉央)の兄(森田直幸)が病死する。経済的にも行き詰まった奈々枝の家族は、夜逃げ同然に町から姿を消す。思えば、伝説の龍(りゅう)に託した願いは何一つかなわなかった。両親は離婚し、奈々枝の兄は夜空の星になり、奈々枝もいなくなった。ハルカは人生のやるせなさに涙が止まらない。最後の望みは、レストランの開店で木綿子(真矢みき)が帰ってくること。そしてついに開店の日…。
(11) 「さようなら、お母さん」

(11) 「さようなら、お母さん」

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レストラン開店から10年がたった。店は2年でつぶれ廃屋となり、ハルカ(村川絵梨)は19歳。高校生のアスカ(黒川芽以)と陽介(渡辺いっけい)の3人暮らしだ。母の木綿子(真矢みき)はレストラン開店にもそれ以降も一度も湯布院に戻らず、ハルカはそんな母を心の底で恨んでいる。陽介に定職はなく、短大生のハルカはアルバイトで家計を支えている。そんな折、アスカが有名な文学賞を最年少で受賞して家族の状況が一変する。
(12) 「さようなら、お母さん」

(12) 「さようなら、お母さん」

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ハルカ(村川絵梨)が驚いたアスカ(黒川芽以)の受賞作のテーマは「家族崩壊」。押しかけた編集者にアスカは「自分には家族はいないも同然」と語る。小説家になるため東京の大学に進みたいアスカだが、父の陽介(渡辺いっけい)にその経済的余裕はない。ちい(朝丘雪路)と叔父(升毅)叔母(宮崎美子)夫婦が開いてくれた祝いの席で、アスカは父を「自分のみっともない足かせだ」とけなし、怒ったハルカはアスカを突き飛ばす。
(13) 「家族の新しいスタートだ」

(13) 「家族の新しいスタートだ」

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就職内定先の経営破たんでハルカ(村川絵梨)は新たな職探しに躍起になるが、湯布院ではそうそう見つからない。妹のアスカ(黒川芽以)の進学資金なら、大阪で働く母の木綿子(真矢みき)に出してもらえばいいと勧める伯父(升毅)、伯母(宮崎美子)夫婦だが、家族を捨てた母を許せないハルカは、それをかたくなに拒む。思い悩んだ父・陽介(渡辺いっけい)は「この家を売ろう」と言いだし、アスカも賛同する。
(14) 「家族の新しいスタートだ」

(14) 「家族の新しいスタートだ」

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ハルカ(村川絵梨)は、「家族に縛られず小説家の夢にまい進したい」と言い切るアスカ(黒川芽以)がまぶしい。小さいころから家事に追われたハルカには、気がつけば将来の夢もない。アスカの進学志望の話を聞きつけた木綿子(真矢みき)は資金提供を申し出るが、電話に出たハルカは素っ気なく断る。そんな折、町の知恵者の倉田宗吉(藤竜也)が、アスカを目玉に廃屋レストランを「湯布院文学館」として売り出そうと発案する。
(15) 「家族の新しいスタートだ」

(15) 「家族の新しいスタートだ」

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廃屋レストランはゆふいん観光組合が買い取ることとなり、事務所長・藤沢(螢雪次朗)のもと「湯布院文学館」に全面改造する計画が進む。表向きは家が売れることを喜ぶ陽介(渡辺いっけい)だが、ハルカ(村川絵梨)には陽介が無理をしていることが痛いほどわかる。「家族の思い出が詰まったこの場所を売りたくない」。ハルカは決心し、「今さら母親ぶらんで」と、一度は資金協力を断った母の木綿子(真矢みき)に電話をする。
(16) 「家族の新しいスタートだ」

(16) 「家族の新しいスタートだ」

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大阪の木綿子(真矢みき)に初めて自分から電話をするハルカ(村川絵梨)だが、素直に母の好意を受け入れることができずに口論となる。勢い余った木綿子は、「就職先を世話するから大阪に来て自分で稼ぎなさい」と言い放ち電話を切る。木綿子の真意を計りかねるハルカだが、祖母のちい(朝丘雪路)に「どんなに恨んでも母は母」と諭され、この10年間、母親の愛情からあえて目をそらしてきた自分に気づき始める。
(17) 「家族の新しいスタートだ」

(17) 「家族の新しいスタートだ」

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  • 3日間 110 pt 〜

ハルカ(村川絵梨)は、父・陽介(渡辺いっけい)の後押しを受け、大阪の母・木綿子(真矢みき)のもとへ旅立つ決心を固める。アスカ(黒川芽以)の学費を稼ぐために、家族の思い出が詰まった家を守るために、そして、10年間話すことすら避けてきた母と再会するために、ハルカは大阪行きの準備を進める。周囲の期待の大きさと将来の不安とで押しつぶされそうになるアスカは、ハルカの温かさに励まされて、東京へと旅立つ。
(18) 「家族の新しいスタートだ」

(18) 「家族の新しいスタートだ」

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ハルカ(村川絵梨)は陽介(渡辺いっけい)を連れて伝説の龍(りゅう)の湖を訪れ、レストラン復活の願いを叫んで父にエールをおくる。「必ず湯布院に帰ってくる」と陽介に告げて、ハルカは大阪へ旅立つ。大都会の気ぜわしいテンポに目をまわしながら、ハルカはようやく木綿子(真矢みき)のマンションにたどり着く。しかし、マンションから出てきたのは見知らぬ男(別所哲也)だった…。
(19) 「なかよくしようね」

(19) 「なかよくしようね」

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大阪に出てきたハルカ(村川絵梨)。だが、母・木綿子(真矢みき)には一緒に住む恋人・健二(別所哲也)がいた。健二はその夜ホテルに泊まることになり、ハルカはしかたなく木綿子のマンションで眠れない一夜を過ごす。翌日はハルカの初出勤。一緒に出勤しよう、という木綿子の申し出を断り、たどり着いたのは、オフィスビルの中の旅行会社だった。支店長・四方山(桂文珍)との面接に向かうハルカの前に、健二が再び現れる。
(20) 「なかよくしようね」

(20) 「なかよくしようね」

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健二(別所哲也)はハルカ(村川絵梨)の勤め先の上司だった。そよかぜツーリストというこの旅行会社は、支店長・四方山(桂文珍)を始め、一癖ありそうな輩(やから)ばかり。仕事初日を終えたものの木綿子(真矢みき)のマンションに戻りたくないハルカは、幼なじみの正巳(黄川田将也)が働くたこ焼きバーに行く。母と正直に話すことができないハルカの思いを聞き、慰める正巳。ハルカは初めて大阪で仲間に出会った気持になる。