本日も晴天なり

(145)

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あらすじ

元子(原日出子)は編集室に呼び出され、読者から町名の間違いを指摘するクレームが来たと福井(三木弘子)から叱責される。圭子(鈴木美江)と赤ん坊の世話で、クタクタに疲れていたのだ。圭子と話せば話すほど、その人間性に信頼が増し、こんな良い娘を、自分がわざわざ結婚を遠回りさせたのではないかと思う一方、その方が良かったと思いたい…。迷う元子に、正道(鹿賀丈史)は「自分のことを書いたらどうだ」と勧める。

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『本日も晴天なり』の動画一覧

本編

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元子(原日出子)は産み月を控え大きなお腹で働く。すると仕事場から善吉(小松政夫)が草加(冷泉公裕)をしごく声…。厳しすぎないかと心配するが、正道(鹿賀丈史)は、仕事はああして体で覚えるもの、と言う。しかし草加は、善吉には耐えられない、正道の出版の仕事を手伝わせてほしいと懇願してくる。正道は親身に理解してやり、宗俊(津川雅彦)も珍しくあっさりと許す。しかし正道の相棒の藤井(赤塚真人)の目は厳しく…。
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1人暮らしの藤井(赤塚真人)が熱を出し、心配した正道(鹿賀丈史)は元子(原日出子)を通じアメリカの薬をもらえないかと洋三(上條恒彦)に頼む。ハヤカワ(深水三章)が特効薬のペニシリンを手に入れ持ってきてくれた。そこで、のぼるの妊娠が報告されて、一気にお祝いムードになる。草加(冷泉公裕)も酒宴にまじり賑やかに歌も出て…。しかし翌日、草加の姿が消える。正道は草加に紙の代金を渡したという…。
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元子(原日出子)が転んで腹をうった!宗俊(津川雅彦)が仁王立ちで指図し、善吉(小松政夫)がリヤカーに元子を乗せ、トシ江(宮本信子)とともに病院へ急ぐ。モンパリの洋三(上條恒彦)が連絡係となり、絹子(茅島成美)が桂木家に駆け込む。キン(菅井きん)も病院へ走っていて子供たちだけが心配していた。しばらくして病院から返された宗俊たちが戻って来る。そこへ正道(鹿賀丈史)も帰宅して異変を知り、走る!
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死産となってしまった元子(原日出子)を、恭子(小島りべか)と悦子(渡辺佐和子)が見舞いに来るが、ショックが大きいためトシ江(宮本信子)が断る。病室にいる正道(鹿賀丈史)に電話が来て、草加(冷泉公裕)が戻ってきたという。元子は気丈に正道を会社に行かせてやる。草加は少しでも自分が役に立つところを見せようと、ブローカーの詐欺にあって金を巻き上げられていた、と言うのだった。正道は金策の窮地に立たされる…。
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元子(原日出子)の回復は早かった。トシ江(宮本信子)もキン(菅井きん)も普段のように接して元子の気持ちを盛り上げる。恭子(小島りべか)も電話してきた。なんと、つわりがひどくて仕事ができないのぼるの代役で、アナウンサーのピンチヒッターにならないかというのだ。正道(鹿賀丈史)も、体さえ大丈夫ならと、後押ししてくれる。1年ぶりのマイク。そう思うだけで元子の胸には不安と喜びが渦巻いていた…。
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吉宗で染めた商品を載せてリヤカーを出す宗俊(津川雅彦)。前を善吉(小松政夫)、後をなぜか藤井(赤塚真人)が押し、縁起物の納品だ。藤井を呼んだのはトシ江(宮本信子)で、縁起仕事を終えた宗俊が代金をパーッと使ってしまわないようにする、お目付け役だという。元子(原日出子)は、どうせパーッと使うなら、ホームパーティをしたらどうかと思いつく。珍しいもの好きの江戸っ子のご近所が集まって、大パーティが開かれ…。
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3年の月日がたった。今日は、悦子(渡辺佐和子)の結婚送別会兼ミニ同窓会で、元子(原日出子)やのぼる(有安多佳子)、トモ子(菅原香織)、恭子(小島りべか)らが、モンパリに集まった。3年たつうちに、吉宗もようやく紺屋としての商売を復活でき、元子のお腹にも赤ちゃんが…。同窓会の後、のぼるは宗俊(津川雅彦)たちに預けていた子供を引き取りにくる。なんと、夫のハヤカワがアメリカに帰国することになったという。
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トシ江(宮本信子)が急に体調を崩した。医者は胆のう炎ではないかと診たて、宗俊(津川雅彦)は心配なあまり全く仕事に手がつかず、正道(鹿賀丈史)を呼んで、自分を励ますようにと頼み、酒をひっかけに行ってしまう。元子(原日出子)は総領娘として、正道の出版社の雑文までこなしながら、実家の帳場と台所を母親の代わりに仕切る。ゆっくり休めたおかげでトシ江はみるみる回復し、医者に通えるようにまで体調が戻るが…。
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元子(原日出子)が、藤井(赤塚真人)が書いたものらしい手紙を発見する。正道(鹿賀丈史)に読ませると、中身はなんとラブレターだ。正道は、藤井が元子に宛てて書いたのでは?と怒るが、しだいに、誰かとの間を元子と正道に取り持たせるために、わざと落としたものではないか?と分かる。モンパリに藤井を呼んで真意を聞くと、意中の人は巳代子(小柳英理子)だと告白する。元子はさっそく藤井の気持ちを巳代子に伝えるが…。
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元子(原日出子)がついに産気づいた。宗俊(津川雅彦)はじめ、彦造(森三平太)も善吉(小松政夫)も大騒ぎで、何の役にもたたず、巨釜で無駄にお湯を沸かしたりと右往左往。トシ江(宮本信子)とキン(菅井きん)が産婆と共につきっきりになる。友男(犬塚弘)や幸之助(牧伸二)らご近所も集まって大賑わいの中、正道(鹿賀丈史)もとんで帰ってきた。そして念願の産声がひびいた。元子は無事、玉のような男の子を産んだ。
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元子(原日出子)と正道(鹿賀丈史)の子供の名前は大介。戦死した兄・正大の一字を取って、正道が名付けた。正道はびっくりするほどの子ぼんのうぶりで、宗俊(津川雅彦)も孫が生まれて以来、常に上機嫌だ。巳代子(小柳英理子)と藤井(赤塚真人)の縁談も進み、めでたく結納の儀式も済んだ。ところが、藤井が急に結婚式を延期したいと言う。なんと、借りようとした家が借りられなくなり、住む場所がなくなってしまったのだ。
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朝鮮戦争がはじまり、日本は特需景気に活気づく。藤井(赤塚真人)は、金もうけのチャンスとばかり、家に帰らず飛び歩いて、巳代子(小柳英理子)に厳しく怒られる。幸之助(牧伸二)と小芳(左時枝)が引き取った戦災孤児だった吾郎(吉田茂樹)は、成長し、警察予備隊に入りたいと言い出す。自分の金を貯めて、三味線ではなくジャズをやりたいのだという。元子(原日出子) と正道(鹿賀丈史)は、吾郎を説得しようとするが…。
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巳代子(小柳英理子)の嫁入り支度が整いつつあるというのに、藤井(赤塚真人)の家探しが進まず、結婚式は延び延びになっていた。気をもんだ宗俊(津川雅彦)は、仲人役の元子(原日出子)と正道(鹿賀丈史)に何とかするように談じ込む。そんなさなか、善吉(小松政夫)にも縁談があると彦造(森三平太)が口走る。相手はなんと、芸者の銀太郎(日向明子)だというので、ご近所一同が大騒ぎに。そこへ当の銀太郎がやってきて…。
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巳代子(小柳英理子)と藤井(赤塚真人)が先に式を挙げなければ、自分たちが結婚するわけにはいかない、というのが、善吉(小松政夫)と銀太郎(日向明子)を当て馬に、元子(原日出子)が考えた狂言だった。宗俊(津川雅彦)は一同が集まるなか、藤井になぜそうまでして家選びにこだわるのかを聞く。自分の理想の家に住む事は、早くに両親を亡くし、物心ついた時から親戚の家を転々として、自分の家がなかった藤井の夢だった。
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元子(原日出子)と正道(鹿賀丈史)は、巳代子(小柳英理子)と藤井(赤塚真人)のために一芝居打ってくれた善吉(小松政夫)とキン(菅井きん)を呼んで、銀太郎(日向明子)と本当に一緒になる気はないか、ともちかける。キンは最初からはねつけるが、善吉のほうは自信はないものの、まんざらでもない様子。そこへ一役買って出た宗俊(津川雅彦)が、銀太郎を呼び、善吉と一緒にさせるために、日本一の口説き文句を披露する。
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元子(原日出子)と正道(鹿賀丈史)の子・大介(橘慎之介)もあちこち動き回るようになり、藍ガメに落ちて真っ青に染まり、宗俊(津川雅彦)やトシ江(宮本信子)は大忙し。ラジオの「君の名は」が大ヒットし、放送のある木曜日の夜には銭湯の女湯ががら空きになったり、テレビの本放送も始まるなど、時代は大きく進んでいた。そんな中、のぼる(有安多佳子)が電話で、一緒に民放のアナウンサーにカムバックしないかと言いだす。
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元子(原日出子)は、吉宗まで訪ねてきたのぼる(有安多佳子)に民放ラジオの件を詳しく聞く。のぼるは、まだ生まれて日が浅い民放ラジオでは、元NHKのアナウンサーで、所帯を持った味わいのある自分たちを活用してくれるチャンスがある、自分の番組が持てるラストチャンスだという。しかし宗俊(津川雅彦)やトシ江(宮本信子)は大反対。正道(鹿賀丈史)に相談すると、君が勉強するのは大賛成と、応援してくれるのだが…。
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正道(鹿賀丈史)の父・泰光(森塚敏)危篤の知らせが飛び込んできた。宗俊(津川雅彦)やトシ江(宮本信子)たちが大至急で旅の段取りを済ませ、元子(原日出子)たちは一番早い列車で松江に。大原家の玄関に着くなり妹の陽子(田中美佐子)に迎えられ、何とか容態を持ち直したと聞き安堵する。元子は早速、看病し通しだった義母の邦世(磯村みどり)を休ませようと手伝いに。祖母の波津(原泉)は大介(橘慎之介)と仲良しに…。
(79)

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松江での元子(原日出子)は家事に看病にと懸命に働いた。そのせいか泰光(森塚敏)の病状は日一日と快方へ向かう。正道(鹿賀丈史)は仕事の様子を見に、いったん東京に戻ることにする。波津(原泉)は元子も一緒に一家そろって帰る方が良いと言うが、残って働くという元子の申し出がうれしい。大叔父の政久(下條正巳)の勧めで、正道の帰京の前日に出雲大社へ夫婦で参拝する。しかし大原家に戻ると、一通の電報が届いていた…。
(80)

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電報は、正道(鹿賀丈史)の出版社が倒産したという知らせだった。正道は急ぎ東京へ戻り、元子(原日出子) は波津(原泉)や大叔父の政久(下條正巳)たちから、正道と一緒に松江で暮らさないかと提案される。東京で出版社を再建するのも容易ではなく、公職追放が解けた今なら正道は役所で雇ってもらえる。元子は東京から帰ってきた正道に、大原家の長男の嫁として、これからの人生を松江で暮らす覚悟を伝える。正道は驚くが…。