どんど晴れ

(1)「わたし女将になります」

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あらすじ

浅倉夏美(比嘉愛未)は横浜のケーキ店でパティシエ修業中の23歳。父・啓吾(大杉漣)は厳しいが腕のいいケーキ職人、やさしい母・房子(森昌子)と中学生の弟・智也(神木隆之介)の4人暮らしである。夏美は恋人の加賀美柾樹(内田朝陽)の祖母・カツノ(草笛光子)の喜寿の祝いに岩手へ行くことになった。結婚前のあいさつ程度の軽い気持ちで出かけた夏美だが、柾樹の実家の老舗(しにせ)旅館の威容に圧倒されてしまう。

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『どんど晴れ』の動画一覧

本編

(1)「わたし女将になります」

(1)「わたし女将になります」

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浅倉夏美(比嘉愛未)は横浜のケーキ店でパティシエ修業中の23歳。父・啓吾(大杉漣)は厳しいが腕のいいケーキ職人、やさしい母・房子(森昌子)と中学生の弟・智也(神木隆之介)の4人暮らしである。夏美は恋人の加賀美柾樹(内田朝陽)の祖母・カツノ(草笛光子)の喜寿の祝いに岩手へ行くことになった。結婚前のあいさつ程度の軽い気持ちで出かけた夏美だが、柾樹の実家の老舗(しにせ)旅館の威容に圧倒されてしまう。
(2)「わたし女将になります」

(2)「わたし女将になります」

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柾樹(内田朝陽)の実家である盛岡の老舗(しにせ)旅館にやって来た夏美(比嘉愛未)は、大女将(おかみ)・カツノ(草笛光子)や女将の環(宮本信子)が列席する喜寿の宴席の仰々しさに驚く。はじめは遠慮ぎみの夏美だったが、すぐに持ち前の明るさで大勢の親せきたちに溶け込んでいった。カツノは蔵で後かたづけをする夏美を見て座敷わらしと見間違える。はたして夏美は加賀美家に幸福をもたらす座敷わらしなのか、それとも…。
(3)「わたし女将になります」

(3)「わたし女将になります」

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夏美(比嘉愛未)は加賀美家の一員のようになじんでいた。柾樹(内田朝陽)は夏美に見せたい場所があると「一本桜」へ案内する。そこは亡き母・俊江(中江有里)が好きで、いつも幼い柾樹を連れて来ていた思い出の場所だ。柾樹が盛岡を出たのは、女将(おかみ)の激務に体を壊して亡くなった母のことがあったからと知った夏美は、柾樹の「心の一本桜」になろうと決める。そのとき、カツノ(草笛光子)が倒れたと柾樹に連絡が入る。
(4)「わたし女将になります」

(4)「わたし女将になります」

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大女将(おかみ)のカツノ(草笛光子)が倒れて加賀美屋は急にそわそわし始める。女将の環(宮本信子)や息子の伸一(東幹久)は老舗(しにせ)旅館をリニューアルする計画を進めるため、カツノに大女将の引退を迫ろうとしていた。一方、カツノは病床に柾樹(内田朝陽)を呼び旅館を継いで欲しいと頼む。夏美(比嘉愛未)と結婚して横浜で暮らすつもりの柾樹は断るが…。一人先に横浜に帰る夏美は柾樹の態度に何かを感じていた。
(5)「わたし女将になります」

(5)「わたし女将になります」

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横浜で新作ケーキ作りに没頭する夏美(比嘉愛未)であったが、何日も柾樹(内田朝陽)から連絡がないことに不安を覚え始めていた。夏美はケーキを納入するために、柾樹の働くホテルに行く。柾樹は「今晩話したいことがある」とだけ言うと夏美を避けるように仕事に戻る。久しぶりに来る柾樹のため、ごちそうを作ってくれる母の房子(森昌子)や弟・智也(神木隆之介)の笑顔を見ても、夏美の不安はますます大きくなるだけだった。
(6)「わたし女将になります」

(6)「わたし女将になります」

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仕事を終えた柾樹(内田朝陽)が夏美(比嘉愛未)の家に来る。啓吾(大杉漣)や房子(森昌子)は柾樹の訪問に上機嫌でにぎやかな夕食がはじまる。しかし、結婚の日取りに話が及ぶと柾樹が突然「盛岡に戻って旅館を継ぐつもりだ」と切り出す。そして、夏美との結婚をなかったことにしたいと言う。啓吾に「出て行け」とどなられ、柾樹は深く頭を下げて帰る。夏美は柾樹のあとを追い、決然と「わたし女将(おかみ)になる」と叫ぶ。
(7)「ひとりぼっちの旅立ち」

(7)「ひとりぼっちの旅立ち」

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加賀美屋では柾樹(内田朝陽)が帰ってくると聞いて大女将(おかみ)・カツノ(草笛光子)と女将・環(宮本信子)の嫁姑の対立が表立ってきた。一方、夏美(比嘉愛未)は柾樹(内田朝陽)から結婚話を破棄されて落ち込んだが、柾樹が旅館を継ぐなら柾樹と一緒に盛岡へ行き、女将になろうと決心する。啓吾(大杉漣)や房子(森昌子)は娘の無謀な考えをいさめようとするが夏美は聞き入れず、柾樹ともう一度話し合いに行く。
(8)「ひとりぼっちの旅立ち」

(8)「ひとりぼっちの旅立ち」

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夏美(比嘉愛未)がパティシエになる夢を捨てて盛岡へ行くと言ったことが、啓吾(大杉漣)には大きなショックだった。啓吾は柾樹(内田朝陽)が働くホテルを訪ねて、夏美に二度と会わないようにとクギをさす。そのことを知った夏美は啓吾と大げんかをしてしまう。房子(森昌子)は啓吾がどれほど夏美のことを思っているのかを語ってなぐさめるが、最後には「自分の人生は自分で決めるの」と娘の決意を後押しする。
(9)「ひとりぼっちの旅立ち」

(9)「ひとりぼっちの旅立ち」

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病床に伏していたカツノ(草笛光子)はなじみの客が泊まりに来たと聞いて、病をおしてあいさつに行く。名実ともに女将(おかみ)になったと思っている環(宮本信子)はそんなカツノの行動がしゃくにさわる。横浜ではかぜで寝込んだ柾樹(内田朝陽)を夏美(比嘉愛未)が看病する。そのとき、夏美は熱に浮かされた柾樹の言葉から、彼が自分のことをまだ愛していると確信を持ち、柾樹が結婚をやめようと言いだした本当の理由を知る。
(10)「ひとりぼっちの旅立ち」

(10)「ひとりぼっちの旅立ち」

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啓吾(大杉漣)と房子(森昌子)は夏美(比嘉愛未)のことで夫婦げんかになり、気まずくなっていた。そこへ夏美が戻って来て、「柾樹(内田朝陽)と一緒に盛岡へ行きたい」と再度訴える。啓吾は「もし行くならば親子の縁を切る」と言い放ち家を出て行ってしまう。夏美は夜を徹して父から課題を出されていた新作ケーキを一心不乱に作る。翌朝、啓吾が家に戻ると、夏美の作った新作ケーキと手紙がちゅう房のテーブルに置かれていた。
(11)「ひとりぼっちの旅立ち」

(11)「ひとりぼっちの旅立ち」

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朝早く盛岡に着いた夏美(比嘉愛未)は加賀美屋に向う。突然、夏美が来たことにカツノ(草笛光子)はとまどう。柾樹(内田朝陽)が旅館を継ぐことをやめさせてほしいと訴えに来たと確信していたカツノは、環(宮本信子)から2人の結婚話がなくなったと聞かされて驚く。夏美は加賀美屋で修業させてほしいと頼み込むが、とりあえず一晩泊まっていけと相手にされない。だが夏美は旅館を手伝おうとして板場で問題を起こしてしまう。
(12)「ひとりぼっちの旅立ち」

(12)「ひとりぼっちの旅立ち」

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旅館の板場で一騒動起こしてしまった夏美(比嘉愛未)は落ち込んでいた。そんなとき、横浜から柾樹(内田朝陽)が駆けつける。柾樹は夏美を連れ戻そうと来たのだが、柾樹の「心の一本桜」になりたいと真剣に訴える夏美の愛情に触れて、柾樹はたまらず「夏美のいない人生なんて考えられない」と本音を告白する。再び愛を確かめ合った2人は、カツノ(草笛光子)に旅館で働きたいと願い出て、ついに夏美の仲居修業が始まる。
(13)「おもてなしの心」

(13)「おもてなしの心」

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夏美(比嘉愛未)の仲居修業が始まった。カツノ(草笛光子)から夏美の教育を任された環(宮本信子)は仲居頭の小野時江(あき竹城)に夏美を厳しく指導するよう言いつける。ほかの従業員たちにあいさつをすませた夏美は早速、客の靴を磨く仕事を言いつけられる。時江の指導はとてもうるさく、細かいほこりにまで目を光らせる。玄関掃除から行儀作法の稽古(けいこ)まで、夏美が息つくひまもないほどの厳しい修業であった。
(14)「おもてなしの心」

(14)「おもてなしの心」

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夏美(比嘉愛未)は同じ新人仲居の松本佳奈(川村ゆきえ)とはすぐに仲よくなるが、ほかの仲居や従業員は大女将(おかみ)の孫の婚約者である夏美に遠慮と反感半分でなかなか打ち解けてくれない。さらに時江(あき竹城)の指導は厳しさを増し、夏美は何度も同じ仕事をやり直させられ、ヘトヘトに疲れてしまう。やっと一日目が終わり夏美は佳奈に連れられて下宿「イーハトーブ」を訪れる。そこで一風変わった面々と顔を合わせる。
(15)「おもてなしの心」

(15)「おもてなしの心」

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夏美(比嘉愛未)が住むことになった「イーハトーブ」は、柾樹(内田朝陽)の高校の大先輩・岩本裕二郎(吹越満)が経営する下宿。少し風変わりな住人(ダニエル・カール)たちとも夏美はすぐに仲よくなる。一方、横浜では柾樹が浅倉家を訪れ、「もう一度夏美との結婚を認めてほしい」と啓吾(大杉漣)に願い出る。しかし、啓吾はまったく相手にしない。夏美は持ち前の明るさで積極的に仕事を覚えていくが、ある日事件が…。
(16)「おもてなしの心」

(16)「おもてなしの心」

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雨なのに夏美(比嘉愛未)が玄関先に滑り止めのマットを敷かなかったため、客の吉田(山本圭)が転んでけがをした。佳奈(川村ゆきえ)が夏美に教えるのを忘れていたのだが、ほかの仲居や従業員たちはいっそう夏美につらくあたるようになる。その夜、夏美は環(宮本信子)が吉田の部屋の前で控えているのに気づく。お客様の不便がないように誠意を尽くすのだと教えられた夏美は、環と一緒に廊下で夜を明かす。
(17)「おもてなしの心」

(17)「おもてなしの心」

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女将(おかみ)・環(宮本信子)のもてなしの心に触れた夏美(比嘉愛未)は、吉田(山本圭)のために何かできることはないかと思案する。一方、加賀美家では夏美が頑張って修業を続けていることに不安を感じた伸一(東幹久)が妻の恵美子(雛形あきこ)に女将修業をさせようとする。夏美は、吉田が亡き妻と毎年のように高山植物を見に八幡平に行っていたことを知り、腰を痛めた吉田を何とか八幡平に連れて行けないかと考える。
(18)「おもてなしの心」

(18)「おもてなしの心」

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夏美(比嘉愛未)は、吉田(山本圭)を八幡平に連れて行きたいと申し出る。吉田は亡き妻を思い出して悲しみに暮れることを恐れたが、夏美の懸命さに押されて八幡平に行くことを決心。吉田は妻との思い出の地八幡平で涙を流しながら、過去の思い出から一歩踏み出す勇気をくれた夏美に感謝する。このことで環(宮本信子)は夏美が女将(おかみ)に向いているかも知れないと思う。そして、夏美の修業は順調に進むかに見えたのだが…。
(19)「親の気持ち」

(19)「親の気持ち」

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仲居の仕事を順調に覚える夏美(比嘉愛未)に不安を感じた伸一(東幹久)は、妻の恵美子(雛形あきこ)に女将(おかみ)修業を始めるよう説得する。環(宮本信子)もちょうどいいチャンスと賛成し、カツノ(草笛光子)に恵美子の女将修業の許可を願い出る。ゆくゆくは夏美を女将にと考えるカツノは環の抵抗を苦々しく思うが、恵美子が旅館で働くことに同意する。早速翌日から恵美子は女将見習いとして加賀美屋で働くことになる。
(20)「親の気持ち」

(20)「親の気持ち」

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恵美子(雛形あきこ)の女将(おかみ)修業が始まった。従業員たちは女将・環(宮本信子)の意図を感じ取って、いっそう夏美(比嘉愛未)に厳しく接するようになる。さらに夏美は恵美子に代わって加賀美家の母屋の家事をするハメになってしまう。カツノ(草笛光子)は環の露骨な仕打ちに腹を立てるが、夏美は家族の一員として認められたと喜んで家事もこなしていく。恵美子は旅館の仕事が忙しくなり子どもの世話すらできなくなる。