どんど晴れ

(101)「柾樹の孤立」

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あらすじ

家族一丸となって板場を手伝い、なんとか加賀美屋の危機を乗り切った一同。夏美(比嘉愛未)もいっしょに母屋でくつろぐ。一方、環(宮本信子)は「女が板場に入ってはならない」というしきたりを破ったことを、カツノ(草笛光子)にわびる。夏美は久則(鈴木正幸)から「柾樹(内田朝陽)の父親も旅館の古い習慣を変えようとしたことがあった」と聞く。夏美は柾樹の父について尋ねようとするが、カツノが強引に話をさえぎる…。

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『どんど晴れ』の動画一覧

本編

(101)「柾樹の孤立」

(101)「柾樹の孤立」

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家族一丸となって板場を手伝い、なんとか加賀美屋の危機を乗り切った一同。夏美(比嘉愛未)もいっしょに母屋でくつろぐ。一方、環(宮本信子)は「女が板場に入ってはならない」というしきたりを破ったことを、カツノ(草笛光子)にわびる。夏美は久則(鈴木正幸)から「柾樹(内田朝陽)の父親も旅館の古い習慣を変えようとしたことがあった」と聞く。夏美は柾樹の父について尋ねようとするが、カツノが強引に話をさえぎる…。
(102)「柾樹の孤立」

(102)「柾樹の孤立」

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夏美(比嘉愛未)や加賀美家の一同がそろって夜食を食べているころ、柾樹(内田朝陽)はイーハトーブで夏美の帰りを待っていた。夏美が下宿に戻ると、柾樹はすでに帰ったあとで、夏美はそこで裕二郎(吹越満)から、「柾樹は“風の又三郎”のような、どこか寂しげな子供だった」と聞かされる。次の日、夏美は遠野を取材して観光案内の記事を書くよう、環(宮本信子)から依頼される。しかし、これには環の計略が秘められていた…。
(103)「遠野への旅」

(103)「遠野への旅」

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夏美(比嘉愛未)とアキ(鈴木蘭々)は観光雑誌の取材のため遠野を訪れる。環(宮本信子)に頼まれた仕事だが、好奇心おうせいな夏美は遠野に興味津々で、精力的にあちこちを見て回る。だが、環の思惑は別にあった。20年以上前に加賀美屋を出て、今は遠野に住むという柾樹(内田朝陽)の父と夏美が出会えれば…と考えたのだ。夏美はカッパが出るという川に誤って落ちてしまうが、通りがかりの男(奥田瑛二)に助けてもらう。
(104)「遠野への旅」

(104)「遠野への旅」

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川に落ちてびしょぬれになった夏美(比嘉愛未)は、助けてくれた政良(奥田瑛二)の家で風呂に入れてもらう。そこで、紀美子(あめくみちこ)や5人の子どもたちに泊まるように勧められ、夏美とアキ(鈴木蘭々)はその言葉に甘え、泊めてもらうことに…。夏美は5人の子どもたちが政良と紀美子の実の子ではなく、里子だと知る。翌朝、政良が描いた遠野の風景画を眺めていた夏美は、男の子が描かれた絵を見て不思議な感情を覚える。
(105)「遠野への旅」

(105)「遠野への旅」

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加賀美屋では、もめ事が起きていた。柾樹(内田朝陽)が旅館組合への寄付金を断り、伸一(東幹久)が柾樹に詰め寄ったのだ。「経営を刷新するために、古い悪習を断ち切るべきだ」という柾樹の主張に、環(宮本信子)は理解を示すが、かえって家族内の不和は大きくなる。一方、遠野の夏美(比嘉愛未)は、急用のできた政良(奥田瑛二)に代わり、一晩だけ5人の子どもたちの面倒をみることに。その晩、不思議な来訪者がやって来る。
(106)「遠野への旅」

(106)「遠野への旅」

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風の強い晩に、政良(奥田瑛二)を訪ねて来た三郎(深澤嵐)という名の少年は、政良の描いた絵の男の子にそっくりだった。夏美(比嘉愛未)は驚きながらも三郎を家に入れ、ほかの子どもたちといっしょに楽しい夜を過ごす。一方、柾樹は、イーハトーブで裕二郎(吹越満)たちと語らっていた。話が父親のことになり、柾樹は「今さら父になど会いたくもない」と言うが、裕二郎は「後悔しないよう、会っておけ」と柾樹を説得する。
(107)「遠野への旅」

(107)「遠野への旅」

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強い風の音で目が覚めた夏美(比嘉愛未)は、庭に三郎(深澤嵐)が立っているのを見つける。「父親に捨てられた」と寂しげに話す三郎を見て、夏美は「ずっといっしょにいるから」と、強く手を握る。次の朝、三郎がいなくなったことに気づいた夏美は、子どもたちに尋ねるが、「そんな子はいない」と言われる。政良(奥田瑛二)が「その子は“風の又三郎”かもしれない」と言ったその時、柾樹(内田朝陽)が夏美を迎えに現れる。
(108)「遠野への旅」

(108)「遠野への旅」

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夏美(比嘉愛未)を迎えに来た柾樹(内田朝陽)を見て、政良(奥田瑛二)は驚く。実は政良は、20数年前に姿を消した柾樹の父だったのだ。柾樹は父がわびる言葉を拒み、外へ出ていく。そんな柾樹に紀美子(あめくみちこ)は、「政良は何度も柾樹を引き取ろうとしたけれどカツノ(草笛光子)に許してもらえなかった」と打ち明ける。夏美も「柾樹のことをずっと思ってきた政良を許してあげてほしい」と、懸命に柾樹を説得する。
(109)「女将の決断」

(109)「女将の決断」

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柾樹(内田朝陽)は夏美(比嘉愛未)のおかげで、父の政良(奥田瑛二)と20数年ぶりに再会し、和解することができた。柾樹が加賀美屋を強引に改革しようとしていることを知った政良は、「心を開いて話し合えば、環(宮本信子)たちともきっと分かり合えるはずだ」と忠告する。そこで柾樹は、今回の一件は、父と自分を引き合わせるため環が取り計らってくれたのだと気づく。盛岡に戻った柾樹は、心から環に感謝し、頭を下げる。
(110)「女将の決断」

(110)「女将の決断」

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柾樹(内田朝陽)から遠野で父親と会って、和解したと聞かされたカツノ(草笛光子)は、「自分は許すことはできない」と、息子に会うことをかたくなに拒絶する。その直後、カツノは倒れ、病床に伏せることに…。柾樹は「これから加賀美家の皆と心を開いて話し合いたい」と、夏美(比嘉愛未)に打ち明ける。柾樹の心の変化とカツノの死期を感じた環(宮本信子)は、大きな決断を胸に秘め「夏美と柾樹の結納を近々行う」と言う。
(111)「女将の決断」

(111)「女将の決断」

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「環(宮本信子)たちが結納のために横浜に来る」と、夏美(比嘉愛未)から連絡を受けた啓吾(大杉漣)と房子(森昌子)は、大慌てで準備をはじめる。一方、結納を病床のカツノ(草笛光子)に報告した環は、「夏美が女将(おかみ)になることに異存はない」と切り出す。カツノは環の決断に感謝し、礼を言う。ところが、明日が結納という時に、張り切りすぎた久則(鈴木正幸)がぎっくり腰になり、横浜に行けなくなってしまう…。
(112)「女将の決断」

(112)「女将の決断」

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夏美(比嘉愛未)と柾樹(内田朝陽)の結納が、柾樹が以前働いていたホテルで行われることになった。啓吾(大杉漣)や房子(森昌子)は緊張気味に環(宮本信子)たちの到着を待つ。腰を痛めた父の代役として、伸一(東幹久)が現われるというハプニングもあったが、結納の儀式は無事に終わった。そのあと開かれた両家の会食も和やかに進んでいたのだが、伸一が調子に乗ってしゃべりはじめると、とたんに雰囲気が悪くなる…。
(113)「女将の決断」

(113)「女将の決断」

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結納後の会食の席で、加賀美屋の跡継ぎの話題になる。啓吾(大杉漣)は柾樹(内田朝陽)が継ぐと思っていたが、それを伸一(東幹久)が否定し、列席者の間に緊張が走る。その時、環(宮本信子)が「夏美を若女将(おかみ)にする」と発言し、「いずれは柾樹が加賀美屋を継ぐ」と続ける。ショックを受けた伸一は、盛岡に戻ると、部屋に閉じこもってしまう。詰め寄る時江(あき竹城)に環は、「すべて加賀美屋のためだ」と答える。
(114)「女将の決断」

(114)「女将の決断」

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久しぶりに実家に泊まった夏美(比嘉愛未)は、心配する両親に「必ず加賀美家のみんなが分かりあえる時がくるから、大丈夫」と笑う。そんな夏美を見て、啓吾(大杉漣)も房子(森昌子)も娘の成長を感じとる。一方、盛岡では、環(宮本信子)が柾樹(内田朝陽)を跡継ぎに指名したことで、家族一同が混乱していた。伸一(東幹久)のことが心配な恵美子(雛形あきこ)は、「どうして伸一ではダメなのか?」と、環に訴えるのだが…。
(115)「家族の和」

(115)「家族の和」

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環(宮本信子)が「夏美(比嘉愛未)を若女将(おかみ)にする」と宣言したことで、加賀美屋では新たなもめ事が起こっていた。柾樹(内田朝陽)が旅館を継ぐことに納得できない伸一(東幹久)は、腹立ちまぎれに柾樹と対立し、居づらくなって帳場を出て行ってしまう。一方、病床のカツノ(草笛光子)は、自分の知識や経験を、時間を惜しんで夏美に教授する。夜遅く、酒に酔って戻った伸一は、夏美と柾樹に毒づき、玄関に倒れこむ。
(116)「家族の和」

(116)「家族の和」

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加賀美屋の跡継ぎから外された伸一(東幹久)は、仕事もせずに毎晩飲み歩いていた。憂さ晴らしにスナックで深酒する伸一に、秋山(石原良純)という男が興味深げに近づいてくる。心配した環(宮本信子)は伸一を呼び出して、「加賀美屋のために我慢してくれ」と頼む。しかし、伸一は子どものころから腹にためてきた環への憎しみをぶちまけ、思わず環は伸一の頬(ほお)をぶってしまう。偶然それを目撃した夏美(比嘉愛未)は…。
(117)「家族の和」

(117)「家族の和」

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伸一(東幹久)に責められ、ショックを受けた環(宮本信子)が、その後何事もなかったように客の応対をしている姿を見て、夏美(比嘉愛未)は女将(おかみ)業の過酷さを改めて感じる。夏美と柾樹(内田朝陽)は環に「伸一の下で働かせてほしい」と申し出るが、環は「新しい加賀美屋を作るためには、跡継ぎは柾樹しかいない」と譲らない。家族同士の敵対に、加賀美家の危機を感じたカツノ(草笛光子)が、病を押して立ち上がる。
(118)「家族の和」

(118)「家族の和」

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夏美(比嘉愛未)をそばに従えたカツノ(草笛光子)は、加賀美家の全員を座敷に集め、病人とは思えぬ気丈さで話しはじめた。「旅館だけでなく加賀美家までも柾樹(内田朝陽)に継がせるつもりか」と悪態をつく伸一(東幹久)に、カツノは黙って自分の株券のすべてを与える。そして、伸一を苦しめたことをわび、「お前の力が必要だ」と訴えた。すると、伸一は固い表情のまま、「この場で跡継ぎ問題に決着をつけよう」と言いだす…。
(119)「家族の和」

(119)「家族の和」

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新緑の季節を迎えた加賀美屋では、夏美(比嘉愛未)と柾樹(内田朝陽)の結婚式の準備が進んでいた。夏美の実家から届いた白無垢(むく)を嬉しそうに眺めるカツノ(草笛光子)に、環(宮本信子)が「家族全員で写真を撮ろう」と提案する。その日の夜食は久しぶりにカツノを囲んで一家全員がにぎやかにそろった。夜、夏美が休んでいるカツノの様子を見に行くと、平治(長門裕之)がやって来て「柾樹の父親の居所を教えろ」と言う。
(120)「家族の和」

(120)「家族の和」

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夏美(比嘉愛未)と柾樹(内田朝陽)の結婚式の当日。横浜から啓吾(大杉漣)や房子(森昌子)たちも来て、加賀美屋は大勢の客であふれかえっていた。両親と対面した夏美は、今まで育ててもらった礼を言い、女将(おかみ)修業をする勝手を許してくれたことを感謝する。一方、この日を待ち望んでいたカツノ(草笛光子)の容態は思わしくなかった。環(宮本信子)が一人看病に残り、ほかの家族たちを式場へと向わせることにする。