どんど晴れ

(129)「悲しみに負けない笑顔」

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あらすじ

夏美(比嘉愛未)は葬儀に参列してもらったお礼を言いに、平治(長門裕之)の工房を訪ねる。今は平治が育てているカツノの子ガメを見て、夏美はカツノとの思い出に浸る。その様子に、平治もまた夏美のことが心配になる。一方、柾樹(内田朝陽)は伸一(東幹久)と一緒に、加賀美屋の経営改革案を説明して融資を得るために銀行へ向う。そこにたまたま居合わせた秋山(石原良純)という男が、なにやら2人に近づこうとするのだが…。

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『どんど晴れ』の動画一覧

本編

(81)「二人の誓い」

(81)「二人の誓い」

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夏美(比嘉愛未)の柾樹(内田朝陽)に対するまっすぐな思いを知った香織(相沢紗世)は、納得して加賀美屋を後にする。ホテルに戻った香織は、柾樹の辞意を撤回させようとする吉沢(ささきいさお)に「柾樹のやりたいようにやらせてほしい」と頼み込み、柾樹には「夏美が柾樹を信じて待つ気持ちに負けた」と打ち明ける。一方、柾樹は最後の仕事を無事終えて、夏美に電話をする。「もうすぐ会える」という柾樹の言葉に夏美は喜ぶ。
(82)「二人の誓い」

(82)「二人の誓い」

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柾樹(内田朝陽)が盛岡に戻ることになり、浅倉家を去る日がきた。啓吾(大杉漣)や房子(森昌子)は「夏美(比嘉愛未)のことを守ってほしい」と柾樹に頼む。盛岡に着いた柾樹は夏美を一本桜に呼び出す。一面の銀世界にすっくと立つ一本桜を前に、2人はこれから共に生きていくことを誓う。一方、柾樹を迎える環(宮本信子)や伸一(東幹久)はいよいよ対決姿勢を強め、さらに彩華(白石美帆)も夏美に敵対心を燃やしていた。
(83)「二人の誓い」

(83)「二人の誓い」

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やっと加賀美屋に戻った柾樹(内田朝陽)は、出迎える環(宮本信子)たちへの挨拶(あいさつ)もそこそこに、夏美(比嘉愛未)といっしょにカツノ(草笛光子)とうれしい対面をはたす。その後、環にうながされて柾樹は従業員たちにも挨拶をし、そこで学生時代のマドンナだった彩華(白石美帆)と再会して驚く。そのうえ、彩華が浩司(蟹江一平)とつきあっていて、夏美と共に女将(おかみ)修業をしていると聞き、さらに驚く。
(84)「二人の誓い」

(84)「二人の誓い」

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柾樹(内田朝陽)が加賀美屋で働くようになり、カツノ(草笛光子)と環(宮本信子)の緊張が高まる。柾樹と夏美(比嘉愛未)の結納をせかすカツノに対して、環たちは浩司(蟹江一平)と彩華(白石美帆)の結婚話を進めようとするがうまくいかない。ある晩、夏美の下宿で開かれた柾樹の歓迎パーティーに浩司と彩華が現れ、柾樹との再会を祝う。しかし、彩華が以前、柾樹のことが好きだったという話が、4人の関係に影響を及ぼす。
(85)「伝統は変えられません」

(85)「伝統は変えられません」

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柾樹(内田朝陽)が戻り、夏美(比嘉愛未)はいっそう張り切って仲居の仕事に取り組む。一方、彩華(白石美帆)はそんな夏美に冷めた態度で接する。伸一(東幹久)のもと、帳場の仕事を手伝い始めた柾樹は、仕事の飲み込みも早く有能なため、環(宮本信子)はそのうち柾樹と伸一の立場が逆転するのではと心配する。ある夜、夏美は一人帳場に残って書類を調べる柾樹を見つけるが、あまりに思いつめた表情に声をかけられない…。
(86)「伝統は変えられません」

(86)「伝統は変えられません」

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夏美(比嘉愛未)と柾樹(内田朝陽)が仲良く話をしていると、母親の見舞い帰りの彩華(白石美帆)が通りかかる。しかし彩華は2人を避けて行ってしまう。その夜、居残り仕事をする彩華を柾樹が訪ねる。彩華は「加賀美屋の内紛につけ込めば女将(おかみ)になれると考えて、浩司(蟹江一平)と付き合いはじめた」と告白し、柾樹の胸で泣く。新作料理が完成し、彩華を探していた浩司は、抱き合う2人の姿を見てショックを受ける。
(87)「伝統は変えられません」

(87)「伝統は変えられません」

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加賀美屋を格付けするために、旅行ガイドブックの調査員が来るという。環(宮本信子)は夏美(比嘉愛未)と彩華(白石美帆)のどちらが若女将(おかみ)にふさわしいか、この調査員の評価をもとにはっきりさせようと考える。一方、彩華と柾樹(内田朝陽)が抱き合っているところを目撃した浩司(蟹江一平)は、一人では抱えきれず、そのことを夏美に打ち明ける。「柾樹のことを信じる」と浩司にきっぱりと言い切る夏美だったが…。
(88)「伝統は変えられません」

(88)「伝統は変えられません」

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伸一(東幹久)は彩華(白石美帆)にだけガイドブックの調査員が来ることを教えて、夏美(比嘉愛未)との女将(おかみ)競争で有利に立てるよう計らう。彩華は浩司(蟹江一平)をアパートに呼び出し、「自分にだけ力を貸してほしい」と頼む。一方、前夜に柾樹(内田朝陽)と彩華が2人きりでいたことを知った夏美は、柾樹に話を聞けずに、落ち込んでいた。その日の午後、川端(中島久之)という調査員らしい男が加賀美屋を訪れる。
(89)「伝統は変えられません」

(89)「伝統は変えられません」

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伸一(東幹久)は彩華(白石美帆)を雑誌の調査員と思われる川端(中島久之)の担当にする。彩華はそつなく接客し、川端に好印象を与える。一方、雑用をこなす夏美(比嘉愛未)は、裏庭でみかけた怪しい男・田辺(温水洋一)を泥棒と勘違いして一騒動起こす。予約なしで来た田辺は無理を言って宿泊するが、「岩手山の見える部屋に替えてくれ」と夏美を困らせる。夏美は田辺に目を閉じるように言い、岩手山の美しさを語りはじめた。
(90)「伝統は変えられません」

(90)「伝統は変えられません」

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夏美(比嘉愛未)は田辺(温水洋一)から、「夕食は加賀美屋の定番メニューではなく、じゃじゃ麺が食べたい」と言われる。なんとかして田辺の希望をかなえようとする夏美に、柾樹(内田朝陽)は、「板場が自信を持って作った料理を出すべきだ」と忠告する。夏美は自分の思慮が浅かったことに気づき、「料理も加賀美屋のおもてなしだ」と説いて田辺を納得させる。しかし夕食後、田辺が「それでもじゃじゃ麺が食べたい」と言いだす。
(91)「競い合いの決着」

(91)「競い合いの決着」

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彩華(白石美帆)が客室担当した川端(中島久之)はガイドブックの調査員ではないと判明し、環(宮本信子)たちは落胆する。実は夏美(比嘉愛未)が担当した客こそが調査員で、夏美が困るような要求をしたのは、加賀美屋の旅館としての実力を見極めるためだったのだという。雑誌記事で、「サービスや態度がすばらしく、老舗(しにせ)旅館にふさわしいもてなしだった」と称賛された夏美は、若女将(おかみ)競争で一躍優位に立つ。
(92)「競い合いの決着」

(92)「競い合いの決着」

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カツノ(草笛光子)は夏美(比嘉愛未)が雑誌記事で称賛されたことを知り、「夏美と彩華(白石美帆)のどちらが若女将(おかみ)にふさわしいか、結論を下すように」と環(宮本信子)をせき立てる。一方、浩司(蟹江一平)は彩華に「若女将になれなくても結婚してくれ」と思いを告げるが、彩華は「まだ決着はついていない」とだけ答え、環に敗北を告げられても、「ここで自分が負ければ環たちはどうするつもりか」と、切り返す。
(93)「競い合いの決着」

(93)「競い合いの決着」

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夏美(比嘉愛未)は彩華(白石美帆)の生け花の美しさを褒めるが、彩華は夏美に「いい子ぶった態度が気に食わない」と食ってかかり、「若女将(おかみ)の座をかけた争いに負けたわけではない」と強気な態度を崩さない。そんな彩華を訪ねて借金取りの男たちが現れる。男たちは滞った借金の返済を強引に迫るが、浩司(蟹江一平)と柾樹(内田朝陽)が、捨て身の反撃で彩華を守る。しかし、この一件で彩華は窮地に陥ってしまう…。
(94)「競い合いの決着」

(94)「競い合いの決着」

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彩華(白石美帆)が借金取りに追われていると知り、これまで彩華を慕っていた仲居たちは、急によそよそしい態度で彩華に接する。伸一(東幹久)たちも以前帳場で起きた組合費の紛失に彩華がかかわっていたのではないかと疑いはじめた。次の日、夏美(比嘉愛未)は病気の彩華を見舞いにアパートへ行き、そこで彩華が自分を追い出そうと仕組んだ計略のすべてを聞く。彩華がこれまで背負ってきた辛い思いをはじめて知った夏美は…。
(95)「競い合いの決着」

(95)「競い合いの決着」

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彩華(白石美帆)は女将(おかみ)になることでしか満たされない、寂しい胸の内を夏美(比嘉愛未)にさらけ出す。夏美は「彩華のことを大切に思っている浩司(蟹江一平)や柾樹(内田朝陽)の存在に気づいてほしい」と訴え、「互いに女将を目指して競い合いたい」と励ます。“自分になくて夏美にあるもの”がやっと分かった彩華は、翌日、環(宮本信子)に「暇を取らせてほしい」と頼む。夏美との勝負の敗北を、素直に認めたのだ。
(96)「競い合いの決着」

(96)「競い合いの決着」

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夏美(比嘉愛未)が若女将(おかみ)になることを認めるしかなくなった環(宮本信子)。しかし、夏美は「本当に一人前になった時に認めてほしい」と環に頼む。夏美の成長に驚いた環は、より強い危機感を覚える。そのうえ、古い経営体質の加賀美屋を改革しようとする柾樹(内田朝陽)の動きも環たちをいらだたせる。環は「どうせ改革など無理だろう」と考えて、柾樹の好きなようにやらせるが、とんでもないもめ事が起きてしまう…。
(97)「柾樹の孤立」

(97)「柾樹の孤立」

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加賀美屋の経営改革に乗り出した柾樹(内田朝陽)がまず手を付けたのは、板場の食材費だった。板長の篠田(草見潤平)が長年続けてきた仕入れを見直して食材費の赤字を削減しようとしたのだが、柾樹の一方的な物言いに従業員たちは反感を抱く。夏美(比嘉愛未)は改革を急ぐ柾樹に不安を感じるが、加賀美屋の将来を真剣に案じる柾樹の姿に、なにも言えない。一方、環(宮本信子)たちは柾樹が失敗しておとなしくなればと期待する。
(98)「柾樹の孤立」

(98)「柾樹の孤立」

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夏美(比嘉愛未)は加賀美屋で働けることを心底喜んでいた。その純粋な気持ちは周囲にも伝わり、夏美とほかの仲居たちとの関係はしだいに良くなっていく。しかし、板場の経費削減を強引に進める柾樹(内田朝陽)と従業員との関係は悪化する一方。柾樹のことが心配な夏美は、裕二郎(吹越満)たちに相談するが、いい解決策は見つからない…。ある朝、板場に現れた板長の篠田(草見潤平)は「柾樹をつれて来い!」と、どなり散らす。
(99)「柾樹の孤立」

(99)「柾樹の孤立」

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柾樹(内田朝陽)が仕入れ先を変えたため、「なじみの業者から魚をもらえない!」と篠田(草見潤平)がどなり込んできた。そこへ別の卸業者から魚を仕入れてきた柾樹が戻ってくる。「今までのやり方を変えてほしい」と柾樹は説得するが、篠田は応じない。柾樹は「やり方変えられないのは篠田が業者から裏金をもらっているからだ」と批判し、反発した篠田は板長を辞める。夏美(比嘉愛未)は柾樹の性急な改革を止めようとするが…。
(100)「柾樹の孤立」

(100)「柾樹の孤立」

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板長が辞めた加賀美屋は、客にだす夜の料理の算段がつかず、混乱していた。伸一(東幹久)は組合に頼んで代わりの板前を派遣してもらおうとするが、うまくいかない。そこに隠居中のカツノ(草笛光子)が顔をだし、元は板前だった久則(鈴木正幸)に板場を手伝うように命じる。浩司(蟹江一平)を板長に、家族全員が一丸となっての夕食の準備がはじまった。夏美(比嘉愛未)も加賀美屋が危機を乗り越えられるようにと、懸命に働く。