さくら

(8) 「郷に入っては郷に従え」

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あらすじ

新学期がスタートし、さくら(高野志穂)の英語指導助手としての日々が始まる。事前に沢田(野口五郎)から「勝手な行動は慎むように」と言われていたものの、日本の英語教育への不満が爆発したさくらは、授業中にテスト問題の誤りを指摘する。授業を邪魔された沢田は職員室でさくらを非難。納得できないさくらは、他の教師たちの前で沢田に「英語を話すことができるのか」と問い詰める。恥をかかされた沢田はさらに激怒する…。

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『さくら』の動画一覧

本編

(101) 「あちら立てればこちらが立たぬ」

(101) 「あちら立てればこちらが立たぬ」

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店の立ち退きを強要し、嫌がらせをする男たちを、さくら(高野志穂)とレオナルド(ラモス瑠偉)たちは力を合わせて何とか追い出す。さくらはホテル建設の責任者であるロバート(セイン・カミュ)に抗議のEメールを送る。傷つくさくらだが、孫作(奥村公延)から慰められ、再びやる気を取り戻す。そして、地主の大江(吉野悠我)に古い町並みを守ることの大切さを訴える。そんなさくらの熱意に打たれて大江も理解を示すのだが…。
(102) 「あちら立てればこちらが立たぬ」

(102) 「あちら立てればこちらが立たぬ」

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ホテル建設の責任者であるロバート(セイン・カミュ)がレオナルド(ラモス瑠偉)の店に現れ、立ち退きの条件として、ホテル内への出店を優遇する、と提示する。さくら(高野志穂)は、飛騨の伝統文化を守るべきだと建設反対を訴えるが、ロバートは譲らない。ロバートは最後の手段として高額が記入された小切手を差し出す。偶然その場に居合わせた孫作(奥村公延)は、ロバートのやり方に激怒し、興奮のあまり倒れてしまう…。
(103) 「運は天にあり」

(103) 「運は天にあり」

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孫作(奥村公延)が倒れた原因は過労で、医師は入院を勧める。「三寺まいりの大ろうそくを完成させねば」という職人魂と、「息子の健一(河西健司)にはまだ任せられない」との考えから、孫作は家族やさくら(高野志穂)の心配をよそに入院を強く拒む。一方、レオナルド(ラモス瑠偉)は地主から立ち退きを懇願される。「身内の交通事故で大金が必要」と聞き、レオナルドの決意は揺らぐ。店がなくなる…。さくらは言葉を失う。
(104) 「運は天にあり」

(104) 「運は天にあり」

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立ち退きの契約の日。レオナルド(ラモス瑠偉)が立ち退きを決めたきっかけの交通事故がウソであると分かる。さくら(高野志穂)たちはあきれるが、レオナルドは皆の制止を振り切って契約書にサインをする。純粋に豆腐料理に打ち込んできたレオナルドにとって人の善意につけ込む金銭的なトラブルは耐えられるものではなかった。そして原因を作ったホテル建設の責任者・ロバート(セイン・カミュ)とさくらの関係はこじれていく…。
(105) 「運は天にあり」

(105) 「運は天にあり」

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「れおなるど」立ち退きの話は、店に思い出を持つ沼田家の面々にもショックを与える。そんな折、「れおなるど」ではお別れパーティーが催される。その席で、レオナルド(ラモス瑠偉)と夏子(鈴木砂羽)は、今日限りで店を閉めて新天地でやり直すことにした、と告げる。さくら(高野志穂)は悲しみのあまり店を飛び出す。後を追ったロバート(セイン・カミュ)に、さくらは「あなたが追い詰めたせい」と激しい言葉を投げつける…。
(106) 「運は天にあり」

(106) 「運は天にあり」

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孫作(奥村公延)の容態は、一向に回復しない。筆子(浅田美代子)は健一(河西健司)に三寺まいり用の大ろうそく作りをやらせてほしいと孫作に訴える。さくら(高野志穂)も一緒に頭を下げて頼む。孫作は渋々了承する。最初は自信なさ気だった健一も、筆子にしりをたたかれ、徐々に職人の顔つきに変わっていく。徹夜を重ね、ついに大ろうそくを完成させるが、喜んだのもつかの間、小さな不注意から一本にひびが入ってしまう…。
(107) 「運は天にあり」

(107) 「運は天にあり」

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大ろうそくの一本にひびが入った。納期は翌朝だが、健一(河西健司)は最初から作り直す覚悟を決める。「親父の気持ちを貸してくれ」と頼む健一に、孫作(奥村公延)は黙って仕事を見守ることで応える。さくら(高野志穂)や家族が見つめる中、全身全霊を傾けた健一のろうそく作りが夜通し続けられる。やがて夜が明け、健一は大ろうそくを完成させる。孫作はろうそくをじっと見つめ、健一に「ええ出来やぞ」とほめる…。
(108) 「運は天にあり」

(108) 「運は天にあり」

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ロバート(セイン・カミュ)は、どんどん日本的になっていくさくら(高野志穂)と自分との間に距離ができていることを実感し、桂木(小澤征悦)を訪ねて相談する。そんな折、「れおなるど」とその周辺一帯がホテル建設の候補地から外れることが決まる。それはロバートの努力の結果だった。さくらは喜ぶが、ロバートは心が晴れないままハワイへ帰る。その後、ロバートから「クリスマスにもう一度会いに行く」との連絡が入る…。
(109) 「明日は明日の風が吹く」

(109) 「明日は明日の風が吹く」

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飛騨地方に冬が訪れ、ハワイ育ちのさくら(高野志穂)は寒さに震える。しかし、さくらは、クリスマスには婚約者のロバートが会いに来る約束もあって、最初で最後になるであろう日本のクリスマスとお正月を体験するために、冬休みを日本で過ごすことに決める。一方、ロバートからさくらとの関係について相談を受けていた桂木(小澤征悦)は、クリスマスにロバートの方からやって来ることに懸念を抱く…。
(110) 「明日は明日の風が吹く」

(110) 「明日は明日の風が吹く」

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クリスマス・イブ、沼田家では桂木(小澤征悦)や近所の人々を招き、孫作(奥村公延)の全快祝いを兼ねたパーティーが催される。さくら(高野志穂)は、沼田家一同の感謝の印として、飛騨古川に伝わる美しい細工が施された切り絵を贈られてとても感激する。そしてクリスマス、さくらがロバート(セイン・カミュ)と会う約束の日がやって来る。朝から準備に張り切るさくらだが、そのころロバートはなぜか桂木を訪ねていた…。
(111) 「明日は明日の風が吹く」

(111) 「明日は明日の風が吹く」

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さくら(高野志穂)はロバート(セイン・カミュ)と二人きりでクリスマスを過ごす。さくらがプレゼントを手渡そうとすると、ロバートはさくらを遮るようにして、「婚約指輪を返してほしい」と告げる。それは婚約解消を意味していた。どんどん日本的になっていくさくらの喜びを、自分の喜びとは思えなくなってきたロバートが、悩んだ末に出した結論だった。思いもよらない別れの言葉に、とめどない涙がさくらのほほを濡らす…。
(112) 「明日は明日の風が吹く」

(112) 「明日は明日の風が吹く」

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さくら(高野志穂)が落ち込んでいることを不審に思っていた沼田家の家族は、婚約解消の事実を知り、まさかのことに顔を見合わせる。一方、ロバート(セイン・カミュ)は、桂木(小澤征悦)に「さくらを頼みます」と言い残して去って行く。桂木は何も言えずに天を仰ぐ。翌朝、沼田家の食卓で家族が心配していると、さくらはいつものように明るく起きてくる。あっ気にとられる一同をよそにさくらは元気に朝食を食べ始める…。
(113) 「明日は明日の風が吹く」

(113) 「明日は明日の風が吹く」

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沼田家は年末の大掃除で大忙し。さくら(高野志穂)は率先して働き、婚約を解消したばかりには見えない。気遣う周囲に「もう吹っ切れました」と明るく答えるさくらを見て、桂木(小澤征悦)は心配する。さくらはお正月を一緒に過ごすために、東京の祖父母、功(小林亜星)とはま(中村メイコ)のもとを訪れる。さくらの、婚約解消を聞かされていた功らの心配を吹き飛ばすほど元気な様子が功には腑(ふ)に落ちない…。
(114) 「明日は明日の風が吹く」

(114) 「明日は明日の風が吹く」

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さくら(高野志穂)は、東京の祖父母の家で初めての日本のお正月を迎える。はま(中村メイコ)と明るく酒を酌み交わすさくらに、功(小林亜星)は疑いの目を向ける。やがて三が日が過ぎ、さくらの元気がなくなる。さくらは婚約解消で傷ついた心を隠し、折り鶴を作りながら眠れない夜を送っていた。「自分自身にだけは嘘(うそ)をついてはいけない」と功に諭され、初めて自分の心と向かい合ったさくらは、大きく泣き崩れる…。
(115) 「良薬口に苦し」

(115) 「良薬口に苦し」

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婚約解消で受けた心の傷を明るく振る舞うことでごまかしてきたさくら(高野志穂)。心情を吐露した後は、その反動ですっかり気力がなえてしまう。学校へ行くのも省一(飯泉征貴)に付き添われる始末だ。事情を知らない教師からはロバートとのことを冷やかされ、さくらは無理に作り笑いで応える。桂木(小澤征悦)は、このままでは辛いだろうと気遣うが、「今は気を遣われる方がもっと辛い」とさくらはつぶやく。
(116) 「良薬口に苦し」

(116) 「良薬口に苦し」

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さくら(高野志穂)が心労のため突然学校で倒れてしまい、桂木(小澤征悦)は仕方なく教師たちに婚約解消のことを話す。そして、桂木はさくらの辛さを軽くするために、婚約者に贈るはずだったクリスマスプレゼントを受け取る。一方、沼田家ではさくらの心情をくんで、「別れる」「切れる」といった婚約解消を連想させる言葉を禁句にする。ところが使うまいと意識すればするほど使ってしまう沼田家の家族たちであった。
(117) 「良薬口に苦し」

(117) 「良薬口に苦し」

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婚約者と別れたさくら(高野志穂)の心の傷はなかなか癒えない。桂木(小澤征悦)はさくらの心を和ませようと、子供を寝かしつけるように昔話を話して聞かせる。静かに寝息を立て始めるさくら。それに引き寄せられるように、桂木はさくらの髪をいつくしむようになでる。桂木は思いがけない自分の行為にうろたえる。翌日、桂木は竹下教頭(笹野高史)からさくらの見舞いを頼まれるが、どこか後ろめたく同僚に押しつけてしまう。
(118) 「良薬口に苦し」

(118) 「良薬口に苦し」

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いとしさのあまり、眠っているさくら(高野志穂)の髪をなでてしまった桂木(小澤征悦)。そのことを思い出すたびに、桂木は柄にもなくうろたえてしまう。そんな桂木がさくらを見舞おうとしないことを、学校の教師たちが不思議がる。さくらも桂木が来ないので寂しそうだという。どうすればさくらを励ますことができるか。教師たちはみんなで知恵を絞り、逆療法として沢田(野口五郎)にさくらの見舞いをさせることを決める。
(119) 「良薬口に苦し」

(119) 「良薬口に苦し」

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沢田(野口五郎)がさくら(高野志穂)のお見舞いに来た。沢田は学生時代からの自分の失恋経験をさくらに語る。必死に励まそうとするが、さくらは一向に元気にならない。そんなさくらの心の傷の深さを知った沢田は、さくらを避け続ける桂木(小澤征悦)に「苦しんでいる人間を見過ごすなんて男のやることではない」と伝える。そして、桂木はさくらを訪ね、婚約者とのことをきっぱり忘れるためには辛くとも全部思い出せと言う。
(120) 「良薬口に苦し」

(120) 「良薬口に苦し」

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桂木(小澤征悦)は、さくら(高野志穂)にロバートとの出会いから別れまでを思い出させる。桂木が考えた荒療治である。ロバートとのことを味わいつくしたさくらは、さらに気持ちの整理をつけるために祖父の思い出の地、白川郷へ出かける。元気を取り戻したさくらは、古川の伝統行事「三寺まいり」に桂木を誘う。ろうそくのあかりが雪景色を彩る幻想的な夜、さくらは桂木からふいに抱きしめられるのだった…。