さくら

(89) 「苦は楽の種」

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あらすじ

模擬試験の前日、桂木(小澤征悦)は生徒たちに教師だった自分の母親の体験談を語る。「母親はクラスの成績を上げるため、成績の悪い生徒に試験を受けさせなかった。それから何十年もたった今でも、母親にはそのことが心の傷として残っている」と。桂木は生徒たちに「自分に負けるな」と熱く思いを伝える。さくら(高野志穂)は桂木のスピーチに感動する。そして模擬試験当日。桂木やさくらの気持ちは生徒たちの胸に届くのか…。

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『さくら』の動画一覧

本編

(41) 「嘘(うそ)から出たまこと」

(41) 「嘘(うそ)から出たまこと」

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元証券マンの桂木(小澤征悦)は倉持(山口剛)の弱点をつき、詐欺であることを証明する。が、なぜか被害者の竹下(笹野高史)は倉持をかばって、その場を立ち去らせる。そんな竹下の態度が、さくら(高野志穂)には信じがたい。翌日、疑問をぶつけるさくらに竹下は、教師としての信念を貫き、あくまで自分の教え子である倉持を信じると話す。そこへ当の倉持が現れる。一方、2年C組の財布盗難事件は意外な展開を見せる…。
(42) 「嘘(うそ)から出たまこと」

(42) 「嘘(うそ)から出たまこと」

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財布を盗まれたと言っていた生徒が、思い違いで自宅にあった、と涙ながらに打ち明けてくる。さくら(高野志穂)は誰も傷つかない方法での解決を願う。が、桂木(小澤征悦)は、心の痛みの分かる人間になって欲しいとの思いから、辛くても皆の前で正直に告白するように諭す。さくらは、生徒を信じることの大切さを学ぶと同時に、教師の仕事の難しさを痛感する。悩むさくらに、中曽根(江守徹)は「書」を習ってはどうかと言う…。
(43) 「縁は異なもの味なもの」

(43) 「縁は異なもの味なもの」

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夏休みに入り、さくら(高野志穂)は、下呂や郡上八幡、祖父の故郷である白川郷など岐阜県内を巡ろうと計画する。一方、2年C組の生徒たちには、東京の本校で厳しい夏期講習が待っていた。同行するのは、桂木(小澤征悦)と沢田(野口五郎)の二人。ところが、祖父の功(小林亜星)がギックリ腰になってしまったことから、さくらは急きょ計画を変更し、見舞いのために東京の神山家に向かうことにする…。
(44) 「縁は異なもの味なもの」

(44) 「縁は異なもの味なもの」

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さくら(高野志穂)は、祖父・功(小林亜星)のギックリ腰を心配して、東京の神山家に駆けつける。功は強がってみせるが、内心ではさくらの訪問に大喜び。そのころ沼田家に、さくらの妹・もも(板倉香)が突然訪ねて来る。ももは持ち前の奔放さで沼田家の面々を翻ろうする。ハワイの響子(太田裕美)にも功の一件が伝わるが、功に負けず劣らずの頑固者である響子は、無関心を装う。二人を仲直りさせたいと思うさくらだが…。
(45) 「縁は異なもの味なもの」

(45) 「縁は異なもの味なもの」

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さくら(高野志穂)は、夏期講習中の東京あけぼの中学を訪ね、理事長の曙大作(内藤武敏)と再会する。大作が自分に向ける何かを懐かしむようなまなざしを、さくらは不思議に思う。さらに、さくらは大作が桂木(小澤征悦)の父親代わりでもあると知る。桂木は神山家に功(小林亜星)を見舞い、指圧を施す。そのころ、もも(板倉香)は英語教師の沢田(野口五郎)に夢中になり、夏期講習のために上京するという沢田に同行する…。
(46) 「縁は異なもの味なもの」

(46) 「縁は異なもの味なもの」

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もも(板倉香)は沢田(野口五郎)に案内を頼んで東京の神山家を訪ねる。何と、ももは初対面の功(小林亜星)に向かって、未(いま)だに自分の両親―響子と一朗―の結婚を許さないのはおかしい、とストレートに責め立てる。さくら(高野志穂)は事情を説明するが、ももは納得しない。そんなももだが、訳あって功のそばに居座り続ける。頑固者の功は、ももの考えを知りながらも、素知らぬ顔を決め込む…。
(47) 「縁は異なもの味なもの」

(47) 「縁は異なもの味なもの」

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功(小林亜星)が再び腰を痛めたのは、もも(板倉香)に渡すための金魚の専門書を取ろうとしたからだった。功とももはこれを機会に心を通わせていく。二人の仲を心配していたさくら(高野志穂)とはま(中村メイコ)も一安心する。夏期講習が終わり、さくらとももは、曙理事長(内藤武敏)の自宅を訪ねる。そこで二人は一枚の古い写真を見つけるが、写っていたのはさくらたちの祖母・淑子の若き日の姿だった…。
(48) 「縁は異なもの味なもの」

(48) 「縁は異なもの味なもの」

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大作(内藤武敏)は写真の女性がさくら(高野志穂)たちの祖母・淑子(津島恵子)であることを認める。二人は結婚を約束していたが、大作が軍隊に召集されて生き別れになっていた。やがて戦死の誤報が届き、淑子は大作のことをあきらめたのだった。それから半世紀以上たった今も淑子は大作の生存を知らずにいる。さくらは大作を説得し、電話をさせる。戦後50有余年、東京とハワイ―長い時間と距離を越え、二人は言葉を交わす…。
(49) 「口と腹とはちがうもの」

(49) 「口と腹とはちがうもの」

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さくら(高野志穂)は祖父・功(小林亜星)と母・響子(太田裕美)の父娘を和解させたいと強く願い、妹のもも(板倉香)と二人であの手この手の策を講じるが、ことごとく失敗する。かたくなに意地を張り合う功と響子にしびれを切らしたももは、ハワイの響子に「功が重病に冒されている」と真っ赤なうそをつく。ももの話を真に受けた響子は、夫の一朗(寺泉憲)や義母の淑子(津島恵子)らとともに日本行きを決めるが…。
(50) 「口と腹とはちがうもの」

(50) 「口と腹とはちがうもの」

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さくら(高野志穂)の祖母・はま(中村メイコ)は、ハワイの響子(太田裕美)を日本に呼び寄せるため「功(小林亜星)が重病だ」と大うそをついたさくらともも(板倉香)をほめる。やがてハワイから、響子が義母・淑子(津島恵子)や夫・一朗(寺泉憲)とともに神山家に駆けつけてくる。二十数年ぶりの再会を果たした功と響子だが、功の病気が真っ赤なうそであったことがばれてしまい、二人の仲はさらに悪化してしまう…。
(51) 「口と腹とはちがうもの」

(51) 「口と腹とはちがうもの」

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さくら(高野志穂)たちの策略で、久しぶりの再会を果たした功(小林亜星)と響子(太田裕美)だが、二人は意地を張り合って口を利こうともしない。そんな折、さくらのもとに桂木(小澤征悦)から、淑子(津島恵子)のかつての恋人で学園の理事長・曙大作(内藤武敏)が在宅していると連絡が入る。淑子と大作を再会させるチャンス到来、とばかりに、さくらは淑子を誘うが淑子は「恥ずかしい」と言って大作との対面を強く拒む…。
(52) 「口と腹とはちがうもの」

(52) 「口と腹とはちがうもの」

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桂木(小澤征悦)の話では、再会を拒んでいるのは大作(内藤武敏)も同様らしい。一計を案じたさくら(高野志穂)たちは淑子(津島恵子)を東京見物に誘い出し、淑子を大作の家に連れて行き、強引に二人を引き合わせる。二人きりの時間を過ごすうち、二人を隔てていた歳月は消えていく。功(小林亜星)と響子(太田裕美)も二人きりにしてみようとさくらたちは考えるが…。
(53) 「口と腹とはちがうもの」

(53) 「口と腹とはちがうもの」

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さくら(高野志穂)たちは、功(小林亜星)と響子(太田裕美)を和解させるため、二人きりにしてみようと考える。さくらたちは皆で外出してしまい、残された功と響子は二人で夕食をとることになる。やがてポツリポツリと言葉を交わし次第に笑い声も聞かれるようになった二人だが、突然、激しい言い争いが始まる。二人が心配で桂木(小澤征悦)と一緒に物陰から様子をうかがっていたさくらは、たまらずに二人の間に割って入るが…。
(54) 「口と腹とはちがうもの」

(54) 「口と腹とはちがうもの」

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さくら(高野志穂)は功(小林亜星)と響子(太田裕美)を二人きりにして和解させる作戦に失敗し、皆が待つ大作(内藤武敏)の家に戻る。再会させない方が良かったと涙ぐむさくらに、淑子(津島恵子)は、今度は小細工なしで二人に話し合ってもらおうと提案。皆が神山家に戻ると、功と響子は肩を寄せ合って線香花火をしていた。花火を見つめながら、心情を吐露し合ううちに、凝り固まっていた父娘の心は次第に打ち解けていく…。
(55) 「親の心 子知らず」

(55) 「親の心 子知らず」

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神山家を後にしたさくら(高野志穂)たち松下家の面々は古川の沼田家を訪れる。その夜、沼田家では、桂木(小澤征悦)や曙(内藤武敏)も交えて『ふるまい』(飛騨古川に伝わる、祝い事や大切な客を迎える宴席の風習)が催される。翌日、台風が近づくなか、淑子(津島恵子)と曙は高山観光に、佳奈子(長澤まさみ)は友達と遊びに、それぞれ外出してしまう。夜、風雨が一層強まるが、佳奈子たちはなかなか帰らず、皆は心配する…。
(56) 「親の心 子知らず」

(56) 「親の心 子知らず」

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さくら(高野志穂)や健一(河西健司)たちは、夕食時を過ぎても帰らない佳奈子を心配する。筆子(浅田美代子)が心当たりに電話をかけ、やがて佳奈子が先輩の男子生徒と一緒にいると分かる。それを知った健一は激怒する。一方、暴風雨で帰れなくなった淑子(津島恵子)と曙(内藤武敏)から学校の寮で一夜を過ごすと連絡が入り、一朗(寺泉憲)の胸中も穏やかではない。さらに停電が起き、皆の不安は一層高まる…。
(57) 「親の心 子知らず」

(57) 「親の心 子知らず」

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さくら(高野志穂)や健一(河西健司)たちは、佳奈子(長澤まさみ)を心配して一睡もできずに夜を明かす。翌朝、健一は、先輩の男子と一緒に帰宅した佳奈子に手を上げる。一朗(寺泉憲)は、「力づくで娘を支配している」と健一を非難するが、朝帰りした淑子(津島恵子)への態度を、逆に健一に批判される。さくらたちから亡き父・武朗(大滝秀治)の日本でのエピソードを聞かされた一朗は、行き先も告げずに出かけてしまう…。
(58) 「親の心 子知らず」

(58) 「親の心 子知らず」

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朝帰りをしかられた佳奈子(長澤まさみ)はどうしても健一(河西健司)に素直に謝ることができない。そこでさくら(高野志穂)が一計を案じ、佳奈子に携帯電話で謝らせ、二人は仲直りする。そのころ、一朗(寺泉憲)は亡き父の思い出の地・白川郷で、日系移民に思いをはせる。中曽根校長(江守徹)は、その思いを生徒の前で語ってほしいと一朗に申し出る。家族や生徒たちが見守る中、教壇に立った一朗は、静かに語り始める…。
(59) 「親の心 子知らず」

(59) 「親の心 子知らず」

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ハワイに移住した日系一世の苦難の日々や、二世が味わった二つの祖国を持つことへの苦悩、そして今日もハワイに生き続ける日系人の日本への望郷の念…日系人の歩みやその思いを語る一朗(寺泉憲)。そんな中、さくら(高野志穂)には、亡き祖父・武朗(大滝秀治)が一朗のスピーチに聴き入る姿が目に映る。武朗の日本への思いを理解した一朗は、淑子(津島恵子)と曙(内藤武敏)の関係にも優しいまなざしを向けるようになる…。
(60) 「親の心 子知らず」

(60) 「親の心 子知らず」

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一朗(寺泉憲)たちは、お盆や書道を体験するなど、残り少ない日本での日々を楽しむ。そして名残を惜しみながら、さくら(高野志穂)と家族は別れを交わす。ハワイに帰った松下家では、淑子(津島恵子)が曙(内藤武敏)とEメールを始めるために一朗からパソコンを習い始める。もも(板倉香)も時代劇に興味を持つようになる。一方、ホームシック気味のさくらのもとを桂木(小澤征悦)が訪れ、婚約者になってほしい、と言う…。