登録して視聴ポイントとおトクなクーポンをゲット!今すぐ無料トライアル松本清張没後20年 ドラマSP 熱い空気松本清張が昭和38年に上梓した『熱い空気』は、家政婦を主人公に据え、家庭内における狂気を描いた異色のミステリー作品。市原悦子が長きにわたり主演を務めた土曜ワイド劇場の大人気シリーズ…ドラマ国内ドラマヒューマンドラマサスペンスミステリー松本清張原作シリーズ2012年日本お気に入りに登録作品情報シェアXFacebookLINEURLをコピー
全話2012年12月22日放送110分 7日間 330 pt 〜東京の閑静な住宅街にある稲村家に、おかっぱ頭に黒縁メガネ、流行とは縁遠い出で立ちの無愛想な家政婦、河野信子(米倉涼子)が派遣されてくる。 稲村家には夫の稲村達也(段田安則)と妻の春子(余貴美子)、中学一年生から六歳までの育ち盛りの三人の男の子、そして達也の母・繁子(野際陽子)が同居していた。 信子を出迎えた春子はいかにも医者の妻といった上品な印象だったが、体面ばかりを気にする春子の本質をすぐに見抜いた信子は、上流階級然としたその態度に早くも嫌悪感を抱く。
作品紹介松本清張が昭和38年に上梓した『熱い空気』は、家政婦を主人公に据え、家庭内における狂気を描いた異色のミステリー作品。市原悦子が長きにわたり主演を務めた土曜ワイド劇場の大人気シリーズ、『家政婦は見た!』の原作となった小説で、今回は、派遣先の家庭の不幸を発見し、自らの喜びとする破格の家政婦を米倉涼子が演じる。 米倉が演じる家政婦の河野信子は、行商のオバサンと間違われるような、どこからどう見ても冴えない30才過ぎの女性。派遣先の息子からは「ブス!」と、容赦ない言葉を浴びせられるほど垢抜けないが、実は、信子は誰もが振り向くような稀にみる美貌の持ち主。そのことが原因で心に傷を追うという特殊な過去を抱え、本当の姿を晒さないよう自らブスを演出しているのだ。 誰もが人には見せられない裏の顔を隠し、表面上は何の変哲もなく幸福そうに振る舞っている家庭が、一人の家政婦によって破滅へと追い込まれていく。
スタッフ松本清張『熱い空気』(文春文庫「事故」所収)原作竹山洋脚本荻野清子音楽五十嵐文郎(テレビ朝日)チーフプロデューサー内山聖子(テレビ朝日)、藤本一彦(テレビ朝日)、河瀬光(東映)プロデューサーテレビ朝日/東映制作松田秀知監督