100分de名著

[お試し] 法華経 第3回「“永遠のブッダ”が示すもの」

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これまでの常識的な価値観をゆさぶる神話的表現の数々。その上で明かされるのは、釈迦が四十数年前にブッダガヤで成仏したのではなく気の遠くなるようなはるかな過去にすでに成仏していたという驚がくすべき事実だった。そこに込められているのは、さまざまな形で説かれてきた無数の仏たちを一つに統合し、釈迦という存在の中に位置づけようという意図。第3回は法華経に説かれた「永遠のブッダ」が示す奥深い意味を明らかにする。

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『100分de名著』の動画一覧

本編

“百人一首” (1)「外から」見た魅力と謎

“百人一首” (1)「外から」見た魅力と謎

  • 24分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

日本文学研究者のピーター・マクミランさんは、「百人一首」が海外でも人気な秘密が世界中のどの国にいても通じる高度な「普遍性」にあるという。「由良の門を渡る舟人梶を絶え行方も知らぬ恋の道かな」。ゆれる恋心を舵を失って方向が定まらない船にたとえる鮮烈な視覚性や感情の共通性。そこには人間なら誰しも揺さぶられる巧さがある。第一回は、「百人一首」に収められた秀歌のもつ、国境を超えた普遍性に迫っていく。
“百人一首” (2)古典文学への入り口

“百人一首” (2)古典文学への入り口

  • 24分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

日本人でも理解にとまどう「百人一首」に駆使された技巧を外国人ならではの視点で易しく解きほぐすマクミランさん。限られた制限の中で、これらの技巧が限りない表現の可能性を開いていくという。もう一つの特徴は「はかなさ」。西欧の美的感受性が永遠性・無時間性を重視するのに対し、日本のそれは人生のはかなさ脆(もろ)さに美の本質を見いだそうとする。第二回は「技巧」の意味と「はかなさ」をとらえる美意識に迫っていく。
“百人一首” (3)リメイクの広がり

“百人一首” (3)リメイクの広がり

  • 24分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

「百人一首」に収められた和歌を、あの有名な松尾芭蕉が巧みなリメイクを行っている。「うかりける」を「うけれける」に置き換えることで、花見にうかれる人々を描くユーモラスな和歌に転換。また美術の領域でも葛飾北斎が、恋愛に使う「みをつくす」という言葉を肉体労働に読み替えて、荷物を押す人夫を描くユニークな版画に仕上げている。第三回は、リメイクされた「百人一首」の意外な魅力を明らかにしていく。
“百人一首” (4)時空と国境を超えて(最終回)

“百人一首” (4)時空と国境を超えて(最終回)

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ピーター・マクミランさんは、国を超えて普遍的に通じるような翻訳にもチャレンジしている。また、現代の若者たちにも親しんでもらえるよう、和歌で使われる言葉を現代の風物や文化に置き換えた「超訳」にも挑戦、「百人一首」の新しい楽しみ方を提案している。時空を超えて多くの人たちをひきつける「百人一首」の普遍性とは?第四回は、異文化からの視点を通して、時代や国境を超えて広がりゆく「百人一首」の魅力に迫っていく。
有吉佐和子スペシャル (1)埋もれた「女たちの人生」を掘り起こす

有吉佐和子スペシャル (1)埋もれた「女たちの人生」を掘り起こす

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  • 3日間 110 pt 〜

主人公・加恵を待っていたのは真綿で首を絞められるような、姑・於継からの嫉視や敵愾心だった。世界初の麻酔薬開発に向けて無垢な情熱を燃やす夫・華岡青洲には、そんな状況はまるで見えていない。嫁姑の苛烈な相克は何から生じ、なぜ泥沼へと向かっていくのか。第一回は、封建制が敷かれた時代の末期、「家」のしがらみにとらわれた女性たちの苦悩にフォーカスし、「個」と「家」の相克の問題を見つめていく。
有吉佐和子スペシャル (2)「老い」を直視できない人々

有吉佐和子スペシャル (2)「老い」を直視できない人々

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  • 3日間 110 pt 〜

認知症が悪化し続ける茂造に対して、うろたえるだけで何もできない息子・信利、ドライに状況を見つめる孫・敏。茂造の介護は一人、信利の妻・昭子が担うことになる。家族の状況は、茂造の存在によって大きく変わっていくのだった。第二回は、家族が認知症になった時、それ以外の家族とその人生はどのように変容するのか、そして彼らが直面する苦悩とはどんなものかを作品から読み解いていく。
有吉佐和子スペシャル (3)老いてなお光を放つ尊厳

有吉佐和子スペシャル (3)老いてなお光を放つ尊厳

  • 24分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

必死に介護を続ける昭子は、一輪の花に心を奪われる茂造の姿に触れ老いてなお輝く人間の尊厳に思い至る。最後まで介護をやり通す決意をする昭子の姿に、孫・敏も、茂造に対する態度を少しずつ変えていき、家族全体にも少しずつ変化が。最後に訪れる家族の心境とは? 第三回は、「恍惚の人」の後半を読み解くことで、「老い」の中に確かに存在する尊厳、それを支えるべき社会制度の在り方を問い直す。
有吉佐和子スペシャル (4)人生の皮肉を斜めから見つめる(最終回)

有吉佐和子スペシャル (4)人生の皮肉を斜めから見つめる(最終回)

  • 24分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

「青い壺」は、2011年に新装版が復刊されるや口コミで評判になり異例のベストセラーになった。その秘密は、どのエピソードにも「リアルな人生の皮肉」を描くところにある。幸せが驕(おご)りや怠慢などによって不幸せに転化し、不幸せだと思って引き受けたものが幸福をもたらしたりもする。第四回は、作家の原田ひ香さんをゲストに招き、一筋縄ではいかない人生を深い味わいで描いていく有吉作品の魅力に迫っていく。
100分de筒井康隆

100分de筒井康隆

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  • 3日間 220 pt 〜

文学界の巨人ともいえる筒井康隆。その作品の圧倒的な魅力は若い世代をも惹きつけてやまず、彼に影響を受けた作家やクリエイターは数知れない。さまざまな分野の、筒井康隆の熱烈なファンがスタジオに集まり「自分がおすすめする筒井康隆作品」の名著をプレゼン。白熱するクロストークを交えながら、文学研究者、ミュージシャン、声優、評論家などさまざまな視点から「筒井康隆」の魅力とそのあくなき実験精神を読み解いていく。
安克昌“心の傷を癒すということ” (1)そのとき何が起こったか

安克昌“心の傷を癒すということ” (1)そのとき何が起こったか

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  • 3日間 110 pt 〜

震災当日から刻一刻と変化する状況を自らの心情とともに克明に刻んでいく安克昌の筆致はドキュメンタリー映画をみているように生々しく胸に迫る。震災体験のすさまじさ、そして救助するのも被災者であるという厳粛な事実。描写のはざまから苦痛や深い悲しみがあふれ出て読むものを揺さぶる。第一回は、震災直後の記述を中心に読み解き、「震災直後に何が起こったのか」「そのとき何が一番求められていたのか」を深く考察する。
安克昌“心の傷を癒すということ” (2)さまざまな「心の傷」を見つめる

安克昌“心の傷を癒すということ” (2)さまざまな「心の傷」を見つめる

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  • 3日間 110 pt 〜

PTSDに苦しめられるJさん、子を失った親、親を失った子たちの深い喪失感、救護に当たった医師や看護師たちの不安やストレス等々に向き合っていく安克昌。彼らにどのようなサポートが必要なのかをありとあらゆる知を動員して考えぬき、対応のためのアイデアが記されていく。第二回は、安克昌が見つめた、個々の心の傷のありようを一つひとつ確かめながら、今後、生かすべき教訓を学んでいく。
安克昌“心の傷を癒すということ” (3)心のケアが目指すもの

安克昌“心の傷を癒すということ” (3)心のケアが目指すもの

  • 24分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

安克昌は、自ら積極的に避難所へ出向くことにした。状況を知悉した、避難所へ派遣された看護師たちと連携することで、被災者たちの深刻な状況に目を開かれた安は、どのようなサポートやシステムが必要なのかを深く思索していく。第三回は、安の実践や考察を通して、震災直後やその後継続的に行うべきサポートのあり方について考えていく。
安克昌“心の傷を癒すということ” (4)心の傷を耕す(最終回)

安克昌“心の傷を癒すということ” (4)心の傷を耕す(最終回)

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  • 3日間 110 pt 〜

安克昌「心の傷を癒すということ」は彼の死後、多くの関係者の証言を加えた増補版としてその後も成長を続けドラマや映画という二次創作へとつながっていく。宮地尚子さんは、こうした試みを、心の傷を表現に昇華し将来への豊かな土壌を準備するという意味で「耕す」という言葉で表現する。震災体験は「耕され」、後々の人々の心を支える培地となっていくのだ。第四回は、震災体験や心の傷を耕していくとはどういうことかを考える。
デュルケーム“社会分業論” (1)個人化/孤立化の時代に向き合う

デュルケーム“社会分業論” (1)個人化/孤立化の時代に向き合う

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  • 3日間 110 pt 〜

これまでアイデンティティの基盤としてきた職場、家族、学校といった社会集団に帰属意識をもたなくなってきた私たち。個性や多様性を謳歌(おうか)する一方で、他者とのつながりを失って孤立し、他者に頼らずあらゆるリスクを自己責任ととらえる風潮が広がっている。この状況は、19世紀ヨーロッパの状況と重なる。第一回は、「個性の違い」と「多様性」を認め合いながらも、一緒に共生できる社会とはどんなものかを考える。
デュルケーム“社会分業論” (2)自律的個人はこうして生まれた

デュルケーム“社会分業論” (2)自律的個人はこうして生まれた

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  • 3日間 110 pt 〜

近代化に伴う社会の拡大とともに、社会を結び合わせていた集合意識がほころび、個人の行動を規定することが困難となる。その結果、個人の自由は拡大するが、一方で、人々は生きる指針を失い、互いに疎遠になってしまう。急激な社会変動によって生まれた道徳の空白にどう向き合ったらいいのか? 第二回は、近代社会において「自律的個人」が生み出されたメカニズムに迫るととともに、それがもたらした道徳的な問題を考察する。
デュルケーム“社会分業論” (3)「連帯」とそれをはばむもの

デュルケーム“社会分業論” (3)「連帯」とそれをはばむもの

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  • 3日間 110 pt 〜

近代化に伴い個人は相互依存の網の目に参入。「社会的分業」によって人々は結びつけられるのだ。デュルケームはそれを「有機的連帯」と呼び、一つの理想状態として提示。だが、現実には、そう簡単にうまくいかない。適切な規制がないことや時代にそぐわない規制が邪魔することで、経済恐慌や労使対立、労働者の活力低下などさまざまな問題が引き起こされる。第三回は個人がばらばらにならずに連帯していくには何が必要かを考える。
デュルケーム“社会分業論” (4)「個人の自律」と「連帯」の両立(最終回)

デュルケーム“社会分業論” (4)「個人の自律」と「連帯」の両立(最終回)

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  • 3日間 110 pt 〜

個人化や個人主義の発展から目をそらさずに歴史的な必然ととらえる「賢明な保守的精神」をもつべきだというデュルケーム。その上で、国家と個人の間に「職業集団」「同業組合」のような中間集団を再建することによって、健全な道徳的規制を育てていくことができるという。彼は一貫して「自律的な個人」を社会に包摂し連帯させていく条件を追求し続けたのだ。第四回は、社会の問題解決の糸口になるような処方箋があるのかを考える。
村上春樹“ねじまき鳥クロニクル” (1)日常のすぐ隣にある闇

村上春樹“ねじまき鳥クロニクル” (1)日常のすぐ隣にある闇

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  • 3日間 110 pt 〜

猫の捜索をきっかけにトオルは次々に奇妙な人物たちと出会う。過去の事件にトラウマを持つ女子高生・笠原メイ、特殊能力を持つ加納マルタとその妹クレタ、国際紛争の地ノモンハンでの悲惨な体験を語る間宮中尉…トオルに突如として非日常的な時空が立ち現れるのだった。第一回は、作品の執筆背景にも触れながら、村上春樹が描き出す登場人物や舞台装置を通して、私たちの日常のすぐ隣にある深い闇の存在について深く考察する。
村上春樹“ねじまき鳥クロニクル” (2)大切な存在の喪失

村上春樹“ねじまき鳥クロニクル” (2)大切な存在の喪失

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  • 3日間 110 pt 〜

トオルは、近隣の空き家にある井戸の底での不思議な出来事などさまざまな事件を通じて、いかに自分がクミコのことを何一つ知らないかを思い知らされていく。そんな中、クミコから届いた手紙には「もう探さないでほしい」との文面が…。いったい、クミコに何があったのか。第二回は、かけがえないものを失ってはじめて得ることができた主人公の気づきを通して、私たちが大切な存在とどう向き合っていけばよいかについて問い直す。
村上春樹“ねじまき鳥クロニクル” (3)根源的な「悪」と対峙(じ)する

村上春樹“ねじまき鳥クロニクル” (3)根源的な「悪」と対峙(じ)する

  • 24分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

井戸に潜ることを始めたトオルは、クミコ捜索を阻んでいるのが彼女の兄・綿谷ノボルであることに気づく。やがて綿谷から連絡が入り、自分の活動を邪魔しないことと引き換えに、パソコン通信でクミコと会話することを許される。だが彼女の心には深い闇が存在することが明らかに。トオルは、彼女の闇の源であり、根源的な悪ともいうべき綿谷との対峙を決意するのだった。第三回は「根源的な悪」とどう対じしたらよいかを考える。