風のハルカ

(83) 「さいなら!イラチの街」

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あらすじ

ハルカ(村川絵梨)24歳の誕生日。「たこばあば」には木綿子(真矢みき)、健二(別所哲也)、そよかぜツーリストの面々に加え宗吉(藤竜也)も来ていた。みんなへのあいさつのため立ち上がったハルカは、壁に貼(は)られていた“ゆふいん観光組合の職員募集”の紙に目を留める。「私に採用試験、受けさせて下さい!」突然のことにあぜんとする一同。数日後、ハルカは木綿子の猛反対を押し切って試験を受けに湯布院に向かう。

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『風のハルカ』の動画一覧

本編

(121) 「ゆれて、やじろべえ」

(121) 「ゆれて、やじろべえ」

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亜矢(MEGUMI)や奈々枝(水川あさみ)たちが開いてくれた誕生パーティーにハルカ(村川絵梨)が感激したのもつかの間、音信不通だった正巳(黄川田将也)が湯布院にこっそりと帰ってくる。旅館に顔を出した正巳に、宗吉(藤竜也)の鉄拳がとぶ。正巳は口答えひとつしない。そこに、何も知らないハルカがやって来る。
(122) 「いただきまーす!」

(122) 「いただきまーす!」

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ハルカ(村川絵梨)たちが見守る中、アスカ(黒川芽以)が大阪で無事男の子を出産した。「誰かにちゃんと愛されると、怖いものって少しなくなる」。母親となったアスカの言葉が、ハルカの胸にしみる。陽介(渡辺いっけい)には、久々に再会した木綿子(真矢みき)のキャリアウーマンぶりがまぶしい。ハルカは、ひさしぶりにツーリストの面々とたこ焼きバーを訪れ、そこで猿丸(松岡充)の消息を聞かされる。
(123) 「いただきまーす!」

(123) 「いただきまーす!」

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ニューヨークから猿丸(松岡充)が大阪に戻ってきた。猿丸はハルカ(村川絵梨)の結納が台なしになったことを知る。そのころ、ハルカは湯布院で春の食品祭の準備に入っていた。「ストーリーのある祭」を目指すハルカだが、アイデアに行き詰まり、久しく公の場に姿をみせない町の知恵者、宗吉(藤竜也)に意見を求める。一方、陽介(渡辺いっけい)は、静子(三浦理恵子)にもらったヒントから、野菜料理の切り札を思いつく。
(124) 「いただきまーす!」

(124) 「いただきまーす!」

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宗吉(藤竜也)からヒントをもらったハルカ(村川絵梨)は、イタリアの村祭りをモデルに参加型の食品祭を提案し、全員から賛成を得る。張り切るハルカだが、亜矢(MEGUMI)に「一人で生きていけるオーラが出ている」といわれ、奈々枝(水川あさみ)と3人で、「女の幸せって何?」と語り合う。そのころ、石窯作りに励む陽介(渡辺いっけい)は、ひそかにある決心をしていた…。
(125) 「いただきまーす!」

(125) 「いただきまーす!」

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食品祭に野菜料理を出品することを決意した陽介(渡辺いっけい)は、出来上がった窯に初めて火を入れる。しかし野菜は黒焦げになり、不安ばかりが募る。いよいよハルカ(村川絵梨)が企画した食品祭の日。光代(宮崎美子)が自慢の料理をふるまう神崎家をはじめ、町に分散したどの会場もお客さんでにぎわうが、地の利の悪い陽介のレストランだけは、なかなか客が集まらない。心配するハルカの前に、思わぬ人が現れる…。
(126) 「いただきまーす!」

(126) 「いただきまーす!」

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突然現れた猿丸(松岡充)に驚くハルカ(村川絵梨)。実は藤沢(螢雪次朗)が湯布院のガイドブックの仕事を頼んだのだった。久々の再会が、なぜかとてもうれしいハルカ。陽介(渡辺いっけい)の会場も、黒焦げ野菜の意外なおいしさが口コミで広まり、大盛況となる。祭りを通して宗吉(藤竜也)もかつての元気を取り戻し、百江(木村佳乃)もうれしい。高揚した亜矢(MEGUMI)は、陽介にほれたらしい、とハルカに告白する。
(127) 「いただきまーす!」

(127) 「いただきまーす!」

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食品祭で毎年評判をとる光代(宮崎美子)の腕前に感動した陽介(渡辺いっけい)は、ある計画を光代にもちかける。そんな陽介に亜矢(MEGUMI)が恋のアプローチをかけるが、陽介は「いまだに木綿子(真矢みき)のことが忘れられない」と引き気味だ。食品祭を終えたハルカ(村川絵梨)は、猿丸(松岡充)と湯布院のガイドブック作りにとりかかる。2人で夕食を食べながら、猿丸は打ち明けたことがない自分の過去を語りだす…。
(128) 「命名!風のレストラン」

(128) 「命名!風のレストラン」

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猿丸(松岡充)の身の上話を聞いて涙を流したハルカ(村川絵梨)は、ふと彼が失恋した相手とは自分ではないかと疑う。しかし、ガイドブック作りが始まると、そんなハルカの思いを吹き飛ばすかのように、猿丸は未熟なハルカを徹底的に厳しく指導する。ハルカは自分の勘違いが恥ずかしく、少し寂しさを感じながら仕事に打ち込む。そんな折、アスカ(黒川芽以)と浜口(近藤公園)が、赤ちゃんを連れて湯布院に里帰りする。
(129) 「命名!風のレストラン」

(129) 「命名!風のレストラン」

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ハルカ(村川絵梨)はアスカ(黒川芽以)の赤ちゃんを初めて抱かせてもらい、家族が増えたことがうれしい。百江(木村佳乃)の尽力で行方不明だった奈々枝(水川あさみ)の父親の居所がわかる。喜ぶハルカだが、奈々枝は会うのを尻込みする。一方、陽介(渡辺いっけい)のレストランが完成に近づき、光代(宮崎美子)に断られた店の手伝いが見つからない。静子(三浦理恵子)と亜矢(MEGUMI)は我こそはと恋の火花を散らす。
(130) 「命名!風のレストラン」

(130) 「命名!風のレストラン」

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世界の温泉名所を調べ尽くし、さんざん苦労した結果、ハルカ(村川絵梨)の作り上げた湯布院ガイドブックの構成案は、ようやく猿丸(松岡充)に認めてもらえる。猿丸に喜んでもらえたことが何よりうれしいハルカだが、猿丸はその気持に気づいたそぶりも見せず、食品祭のときに撮った写真をハルカに手渡す。世界を股(また)にかける写真家の撮ったその一枚に写っていたのは、どうしようもなく変な顔のハルカだった。
(131) 「命名!風のレストラン」

(131) 「命名!風のレストラン」

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湯布院ガイドブックの写真撮影を進める猿丸(松岡充)は、この仕事を終えたらニューヨークに戻るつもりだとハルカ(村川絵梨)に告げる。ショックを受けたハルカは、亜矢(MEGUMI)から猿丸との仲を問い詰められ、「私の笑顔って、ダメなんでしょうか」と不思議な質問を投げかける。一方、陽介(渡辺いっけい)のレストランの貧弱なメニューを見かねた光代(宮崎美子)は、作り置きのできる自慢料理のレシピを伝授する。
(132) 「命名!風のレストラン」

(132) 「命名!風のレストラン」

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写真を撮り終えた猿丸(松岡充)は、ハルカ(村川絵梨)に別れも告げずに湯布院を去る。2人の共同作業によるガイドブックが完成し、その満足のいく仕上がりがうれしくもあり寂しくもあるハルカは、猿丸が残していったある「約束」を発見する。そのころ奈々枝(水川あさみ)は、消息不明だった父親と会うために大阪のたこ焼きバーに現れる。そこには、ハルカの思い出を捨てきれない正巳(黄川田将也)がいた…。
(133) 「命名!風のレストラン」

(133) 「命名!風のレストラン」

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ハルカ(村川絵梨)が陽介(渡辺いっけい)とレストランの話に夢をふくらませているころ、奈々枝(水川あさみ)は大阪で10年ぶりに父親(秋吉左近)と再会していた。身勝手な父親に奈々枝がだまされそうになるのを正巳(黄川田将也)が助けに入り、奈々枝はみじめさに涙を流す。そして秋になり、いよいよ陽介のレストランの開業が近づく。ところが、開店日目前に、予想もしなかったハプニングが起きる。
(134) 「もっともっとゆっくり」

(134) 「もっともっとゆっくり」

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レストランのオープンを翌日に控え、ハルカ(村川絵梨)と陽介(渡辺いっけい)は、湯布院に来てからの十数年を振り返り、心の片隅でいつも思い続けた夢の大きさをかみしめる。そして、待ちに待ったオープンの日。観光事務所の仕事のため、開店に立ち会えないハルカは、静子(三浦理恵子)と2人、陽介のために祈る。店では陽介と光代(宮崎美子)が緊張の面持ちで客の到来を待ち構えていた…。
(135) 「もっともっとゆっくり」

(135) 「もっともっとゆっくり」

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レストラン初日は陽介(渡辺いっけい)を応援してくれた人たちの笑顔で幕を閉じた。みんなが帰ったあと、ハルカ(村川絵梨)は改めて陽介と喜びを分かち合う。木綿子(真矢みき)に電話で開店の報告をするハルカは、「今の幸せな気持を伝えたい人がいる」と打ち明ける。やがて、レストランは順調のうちに冬を迎え、ハルカと猿丸(松岡充)が力をあわせて作った湯布院のガイドブックが賞をとる。
(136) 「もっともっとゆっくり」

(136) 「もっともっとゆっくり」

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大阪ではアスカ(黒川芽以)の子、優太が1歳の誕生日を迎えた。仕事にも孫の世話にも一生懸命の木綿子(真矢みき)は最近体調がすぐれない。ここにきて、木綿子は仕事で大きなミスを犯し、仕事をしばらく休むよう命じられる。ちい(朝丘雪路)は「湯布院で体を休めては?」と提案するが、陽介(渡辺いっけい)のレストランには毎晩のように静子(三浦理恵子)が手伝いにきていて、ハルカ(村川絵梨)は気をもんでいた。
(137) 「もっともっとゆっくり」

(137) 「もっともっとゆっくり」

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宗吉(藤竜也)が救急車で病院に担ぎ込まれた。冬眠マムシに噛(か)まれたのだ。大慌てで駆けつける百江(木村佳乃)とハルカ(村川絵梨)。京都にいるはずの正巳(黄川田将也)も奈々枝(水川あさみ)の連絡を受けて駆け込んでくる。ハルカは、大阪で再会した奈々枝と正巳が、ひそかに連絡を取り合いお互い励まし合ってきたことを初めて知る。ハルカに顔向けできない奈々枝は、烈火のごとく怒る百江に「旅館を辞める」と言う。
(138) 「もっともっとゆっくり」

(138) 「もっともっとゆっくり」

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ハルカ(村川絵梨)は、言い訳する正巳(黄川田将也)を修業先の京都に追い返し、奈々枝(水川あさみ)に「正巳のことが好きなら逃げるな。余計な同情は願い下げだ」とくってかかる。奈々枝と正巳の交際を心から祝福したいと思うハルカだが、心のどこかが泣いている。そんなハルカに、由布岳の風に乗って奇跡が舞い降りる。大阪からは、ちい(朝丘雪路)が、木綿子(真矢みき)を連れて帰ってきた。
(139) 「もっともっとゆっくり」

(139) 「もっともっとゆっくり」

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猿丸(松岡充)がハルカ(村川絵梨)との約束を果たしに帰ってくる。うれしいハルカは、木綿子(真矢みき)に「大変なこともいつかは終わる。ゆっくりでいいんだよね」と話す。木綿子も久しぶりに町を歩き、故郷に包まれるような気持を感じたと打ち明ける。ハルカとけんか別れしていた奈々枝(水川あさみ)は「私は正巳が好きや」と正直に告白し、百江(木村佳乃)に「倉田旅館でずっと働かせてほしい」と頭を下げる。
(140) 「好き」

(140) 「好き」

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ハルカ(村川絵梨)たち親族と猿丸(松岡充)は、静養のために帰省した木綿子(真矢みき)を囲んで団らんのひとときを過ごす。木綿子はレストランに張り切る陽介(渡辺いっけい)がまぶしく、久しぶりに家族の居心地のよさを実感する。ちい(朝丘雪路)や神崎夫婦(宮崎美子・升毅)のいつもの笑顔に、仕事に疲れ果てた木綿子の心がすっかり和らいだそのとき、ロンドンにいるはずの健二(別所哲也)が現れる。