本日も晴天なり

(90)

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あらすじ

葬儀も終わった3月、宗俊(津川雅彦)とトシ江(宮本信子)が線香をあげに松江にやってきた。元子(原日出子)は嫁として、舅の死に水をとる役目を立派に果たしてくれたと邦世(磯村みどり)は感謝する。宗俊は東京に戻って来る事がないか、それとなく正道(鹿賀丈史)に探りを入れるが、元子が松江に骨をうずめる覚悟の目をしていると気づき、落胆して帰京する。しかし、正道も東京での仕事にもう一度挑戦したい気持ちがあった。

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『本日も晴天なり』の動画一覧

本編

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元子(原日出子)が松江での生活を始めると、波津(原泉)や陽子(田中美佐子)たちは、泰光(森塚敏)の看病のために休んでいた自分の仕事を再開し、元子の忙しい日々は続く。そんな時に東京から己代子(小柳英理子)が無事出産したといううれしい知らせが届く。生まれたのが女の子で、宗俊(津川雅彦)は喜び自分で電報を手配するほど。松江の役所に勤め始めた正道(鹿賀丈史)は、元子をねぎらって、己代子の出産祝を託す。
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元子(原日出子)と正道(鹿賀丈史)が松江に腰を据えて2年、大介(橘慎之介)も5歳になり道子という妹が出来た。電報が来て、宗俊(津川雅彦)やトシ江(宮本信子)が子供たちに会いに松江に来るという。ところが宗俊は急に行くのをやめると言い出す。トシ江とキン(菅井きん)が問いただすと、大介が自分の顔を忘れていたらどうしようというバカバカしい心配だった。プロレスを見に行くと電気屋に逃げる宗俊だったが…。
(83)

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元子(原日出子)と正道(鹿賀丈史)は、宗俊(津川雅彦)とトシ江(宮本信子)を松江見物に連れ出す。大原家のもてなしと気遣いに宗俊と正道は遅くまで杯を酌み交わし、互いの消息を埋めあい、元子とトシ江は大介(橘慎之介)と赤ん坊を寝かしつけながらの四方山話。そこで元子は、千鶴子が生きていて、桂木家を訪ねてきたことを知る。戦死した兄・正大のことを思い続けてくれた千鶴子だったが、結婚したということだった。
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宗俊(津川雅彦)とトシ江(宮本信子)は東京に帰っていった。帰路の車中で淋しくなった宗俊は早くもすねてトシ江を困らせる。泰光(森塚敏)は、賑やかな宗俊夫妻を見て自分も元気を取り戻そうと思った、と元子(原日出子)に感謝する。そんなとき、NHKで同期だった三井(星充)が松江の放送局にいることが分かる。早速やってきた三井から、東京で活躍する同期達の話を聞いて、元子は自分が一人取り残されたように感じて…。
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元子(原日出子)が元気がないので泰光(森塚敏)は邦世(磯村みどり)に話し相手になるように言う。元子は巳代子(小柳英理子)がラジオの料理番組に出演したことで複雑な気持ちだった。正道(鹿賀丈史)には、やはり本当はラジオ局に入りたかったのでは?と見透かされるが、元子は自分が決まった仕事を持っていないことが、気持ちを沈ませているのだと分かって淋しくなる一方だった。そんな時、大介(橘慎之介)がケガをする。
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大介(橘慎之介)は針を踏んで病院で手術を受けることとなった。大事には至らなかったが、最近のうわの空でいる元子(原日出子)に、邦世(磯村みどり)は厳しく小言を言う。元子が仕事をしたがっていることも見抜いていたが、今は子供に専念する時期だと諭す。陽子(田中美佐子)は、そんな元子にラジオのモニターの話を持ってくる。ラジオ放送の番組をいくつか受け持って、自分の意見や感想を放送局に提出する仕事だと言うが…。
(87)

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陽子(田中美佐子)が見合いをすることになり、元子(原日出子)と正道(鹿賀丈史)の夫婦が付添い人になった。相手の柳瀬平八郎(西岡徳馬)は小学校の先生。元子たちの応援もあって、陽子の縁談は滞りなくまとまり、東京の宗俊(津川雅彦)とトシ江(宮本信子)にも連絡が行く。宗俊はお祝いにと自分の手で染めた江戸小紋の浴衣地を送ってきた。泰光(森塚敏)も健康なうちに娘の婚礼に出席できそうで、正道も胸いっぱいだった。
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2月、元子(原日出子)は古いひな人形を陽子(田中美佐子)のためにとのんびり飾る。波津(原泉)が端然と見守り、泰光(森塚敏)の体調も穏やかな中、やがて支度も整い、大原家一同が嫁入りする陽子を連れ家を出ていく…。寂しくなった元子を三井(星充)が訪ねてくる。ラジオのモニターを4月から新しく募集するので、元子に声をかけてきたのだ。正道(鹿賀丈史)は時間を作ればやってできないことはないと背中を押すが…。
(89)

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泰光(森塚敏)の病状が悪化した。駆け込んできた陽子(田中美佐子)と平八郎(西岡徳馬)に、元子(原日出子)は病人に気づかれないようにと諭す。正道(鹿賀丈史)や波津(原泉)、邦世(磯村みどり)も皆で回復を願う中、泰光は元子に「だんだん(ありがとう)」と言い残して亡くなる。宗俊(津川雅彦)とトシ江(宮本信子)たちにも訃報が届く。宗俊は、元子たちは女年寄りを残しては東京には帰っては来られないだろうと嘆く。
(90)

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葬儀も終わった3月、宗俊(津川雅彦)とトシ江(宮本信子)が線香をあげに松江にやってきた。元子(原日出子)は嫁として、舅の死に水をとる役目を立派に果たしてくれたと邦世(磯村みどり)は感謝する。宗俊は東京に戻って来る事がないか、それとなく正道(鹿賀丈史)に探りを入れるが、元子が松江に骨をうずめる覚悟の目をしていると気づき、落胆して帰京する。しかし、正道も東京での仕事にもう一度挑戦したい気持ちがあった。
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三井(星充)に案内されて、のぼる(有安多佳子)がやってきた。仕事で松江に出張に来ていてどうしても元子(原日出子)に会いたかったのだ。久しぶりに話したのぼるは、アナウンサーとして第一線で活躍し、いかにも颯爽としていた。元子はのぼるが何気なく言った「松江でのんびりしている間にボケましたね」という一言にショックを受ける。そんな気持ちが正道(鹿賀丈史)に伝わってしまい、夫婦できつい言葉で言い合うことに…。
(92)

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弟の順平(斎藤建夫)が、たった一人で突然松江にやってきた。野球をやりたいのに頭ごなしに否定する宗俊(津川雅彦)に腹が立って、プイと出てきたという。元子(原日出子)はあきれるが、正道(鹿賀丈史)が親身に話を聞いてやると、気持ちが収まってあっさりと東京へ帰る。その夜、正道の友人の橋本(鈴木正幸)が大原家を訪れる。橋本は土木建設をしていて、その現場監督としての仕事をしに、正道に東京に出てこいと誘う。
(93)

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波津(原泉)と邦世(磯村みどり)と一緒に東京に戻るつもりだった元子(原日出子)は、二人から松江に残ると言われ戸惑う。正道(鹿賀丈史)も不在なため、三井(星充)に相談すると、相手を尊重した方が良いと言われる。元子は二人を残して東京には戻れない、陽子(田中美佐子)夫婦に大原家に戻って来てもらえないか、と提案する。願いは聞き入れられ、安心して松江を離れられることになった元子たち一家は人形町へ戻る。
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元子(原日出子)たちが東京へ戻って7年がたった。正道(鹿賀丈史)は建設現場監督が板につき、元子は主婦業のかたわら童話などを書く日々だ。トシ江(宮本信子)もちょくちょく顔を出せる距離に住んでいる。ある日、巳代子(小柳英理子)から、宗俊(津川雅彦)と順平(斎藤建夫)の親子喧嘩を仲裁して欲しいと頼まれる。宗俊は、映画の仕事で不規則な生活をしている順平が我慢ならないのだ。正道は話をしてくるというが…。
(95)

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元子(原日出子)は童話を書き終え、原稿を恭子(小島りべか)に渡しにモンパリに向かう。すると奥の席で順平(斎藤建夫)が映画のシナリオを書いていた。自分も弟も頑張るしかないのだと元子は思う。そんな忙しい元子のもとにキン(菅井きん)がやってくる。嫁の銀太郎(日向明子)とケンカをして飛び出てきたのだ。残った銀太郎のほうも、訳を聞いていたトシ江(宮本信子)の前で夫の善吉(小松政夫)と夫婦喧嘩をはじめて…。
(96)

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日曜日の朝いちばんに恭子(小島りべか)から電話が来る。元子(原日出子)が書いた童話の原稿について話がしたいという。正道(鹿賀丈史)にことわり、待ち合わせのモンパリにつくと、恭子からケチョンケチョンにダメ出しをされる。もっと奇をてらわず素直に書くように、と何度も叱られていると、のぼる(有安多佳子)もやって来る。のぼるは、恭子の友情は元子にとっては過保護ではないかと主張し、言い争いになってしまい…。
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正道(鹿賀丈史)の部下が急に訪ねてきた。居合わせた巳代子(小柳英理子)が手早く料理を出し、元子(原日出子)は料理の上手い奥さんと勘違いされる。順平(斎藤建夫)は、自分が書いた映画のシナリオの感想を元子に聞くが、あまりに厳しい批評に怒ってケンカになる。するとそこに巳代子から電話が来る。テレビの料理番組の先生が風邪で倒れてしまい、巳代子が代わりにやることになったので、手伝いにすぐ来てほしいという。
(98)

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巳代子(小柳英理子)は堂々たる代役ぶりで無事料理番組の放送を終えた。この成功のおかげで巳代子にレギュラー番組の話も来たと、祐介(赤塚真人)が浮かれて報告にやって来る。元子(原日出子)は巳代子の成功を喜びながらも、自分が取り残されていくような寂しさを感じていた。そこへ松江の陽子(田中美佐子)から、テレビに映る元子を見たと電話が来る。波津(原泉)や邦世(磯村みどり)の声も聞き、元子の心は和んでいく。
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彦造(森三平太)が訪ねてきた。思い詰めた様子で元子(原日出子)に、大介を吉宗の跡継ぎにしてもらえないかと言い出す。順平(斎藤建夫)が映画に夢中で、宗俊(津川雅彦)は吉宗は8代限りだと諦めているという。その順平がまたシナリオを読んでほしいと置いていく。相変わらず下手な文章だったが、彦造らしき人物の部分だけ良く書けていた。元子は、自分はいったい何を書くべきかを、考え直す時が来たと知る。
(100)

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元子(原日出子)は、地道に今の生活に合わせようと、今まで書いてきた原稿を整理し始める。大介(中村雅紀)は、元子が書き直した童話を雑誌に応募し、もしかしたら文学賞かもと夢見ている姿に、楽天的だとあきれる。そんな大介が雑誌の感想文で優秀賞を取る。幸之助(牧伸二)や友男(犬塚弘)がさっそく宗俊(津川雅彦)の自慢話に付き合うことに。しかし話題が順平のことになると、宗俊の機嫌が悪くなり…。