どんど晴れ

(52)「中途半端じゃ終われない」

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あらすじ

斎藤愛子(とよた真帆)の弁護士が、賠償金を要求する書面を持って加賀美屋に現れた。環(宮本信子)や伸一(東幹久)は「弁護士を立てて争うべきだ」と主張するが、カツノ(草笛光子)は「誠意を持っておわびするだけ」と、取り合わない。一方、愛子は自分の留守中に夏美(比嘉愛未)が翼(川口翔平)を訪ねていたことを知り、夏美を呼び出す。夏美を責める愛子に我慢できなくなった翼は、生まれてはじめて母親に怒りをぶつける。

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『どんど晴れ』の動画一覧

本編

(141)「加賀美屋の危機」

(141)「加賀美屋の危機」

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環(宮本信子)は伸一(東幹久)の目を覚まそうと意見するが、「秋山(石原良純)と組むことが加賀美屋のためになる」と固く信じる伸一は聞く耳を持たない。ある日、秋山は仲居たちにプレゼントを配りながら、加賀美屋の給料がいかに安いかを吹聴して回る。一方、柾樹(内田朝陽)は横浜の香織(相沢紗世)から秋山についての調査結果を聞くのだが…。
(142)「加賀美屋の危機」

(142)「加賀美屋の危機」

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仲居たちは給料が相場よりも安いという秋山(石原良純)の言葉をうのみにして、賃上げ要求をしようとする。心配した佳奈(川村ゆきえ)は秋山の動きに注意するよう、夏美(比嘉愛未)に伝える。一方、伸一(東幹久)は浩司(蟹江一平)を懐柔するために秋山と引き合わせるが、浩司は「伸一の計画には反対だ」と言って席を立つ。また、この一件の調査を進める柾樹(内田朝陽)は、裏で乗っ取り屋が絡んでいると知り、がく然とする。
(143)「加賀美屋の危機」

(143)「加賀美屋の危機」

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柾樹(内田朝陽)は家族全員を座敷に集め、これまで調べた秋山(石原良純)に関する情報を皆に報告する。すでに盛岡のリゾート開発が進行しており、その計画に外資の乗っ取り屋がからんでいるという。「秋山こそがその乗っ取り屋だ」と柾樹は断言する。環(宮本信子)は「すぐに秋山からの融資を断れ」と伸一(東幹久)に命じる。しかし時すでに遅く、伸一は融資と引き換えに加賀美屋の株の半分を秋山に譲っていたのだった…。
(144)「加賀美屋の危機」

(144)「加賀美屋の危機」

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伸一(東幹久)は懸命に秋山(石原良純)を捜したが見つからず、ただぼう然とうなだれていた。久則(鈴木正幸)は「ご先祖様に申し訳がたたない」と言って伸一を殴ろうとする。そんな危機的状況でも夏美(比嘉愛未)や環(宮本信子)は笑顔で接客しなければならなかった。だが、当の伸一は部屋に閉じこもり、旅館に出てこない。見かねた恵美子(雛形あきこ)は「逃げないで家族といっしょに闘ってほしい」と伸一を励ます。
(145)「一番大事なもの」

(145)「一番大事なもの」

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伸一(東幹久)は加賀美屋の株を秋山(石原良純)に渡してしまったことを家族に謝る。皆が納得できない思いで黙っていると、夏美(比嘉愛未)が「加賀美屋は一番大事なものを失っていない、互いを思いやる気持ちがこの家族にある限り大丈夫だ」と明るく話しはじめる。一同は夏美の言葉に勇気づけられて、協力して闘うことを誓う。しかし、秋山は仲居たちをターゲットにして、次なる加賀美屋攻略作戦を開始する…。
(146)「一番大事なもの」

(146)「一番大事なもの」

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加賀美屋に秋山(石原良純)たちが現れ、建物を全面改装して大勢の宿泊客を収容できる旅館にする計画を環(宮本信子)に突きつける。「異存があれば株主総会を開いて加賀美家の人々を経営から外す」と脅しをかける秋山に、夏美(比嘉愛未)は「秋山はこんなひどいことをするような人間ではないはず」とまっすぐに語りかける。秋山は少したじろぐが、加賀美屋を乗っ取る計画を進めるべく、仲居たちにストライキをけしかける…。
(147)「一番大事なもの」

(147)「一番大事なもの」

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加賀美家は買収騒動のせいで以前よりも結束力が増していた。しかし、仲居たちは秋山(石原良純)にそそのかされて、労働条件改善を求めるストライキをはじめる。夏美(比嘉愛未)や環(宮本信子)は窮状を訴えて説得を試みるが、仲居たちは応じず、両者の関係は悪化していく。そのうえ、秋山がほかの旅館の買収をはじめたことで、加賀美屋はいっそう追いつめられていく。そんな時、清美(中村優子)が「仲居を辞める」と言いだす。
(148)「一番大事なもの」

(148)「一番大事なもの」

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夏美(比嘉愛未)は出て行こうとする清美(中村優子)を引きとめるが「家族のため、高い給料がほしい」と言われ、引き下がるしかなかった。さらにほかの仲居や板前たちも条件のいい職場に移るため、加賀美屋を出て行ってしまう。環(宮本信子)は「この危機を家族一丸となって乗り切る」と宣言。家族の誰もが加賀美屋を守るため、弱音をはかずに働き続けた。しかしそんな時、夏美の父・啓吾(大杉漣)が倒れたという知らせが届く。
(149)「一番大事なもの」

(149)「一番大事なもの」

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啓吾(大杉漣)が倒れたと聞いた夏美(比嘉愛未)は急いで横浜に戻る。手術は成功したが「脳こうそくの後遺症が残る」と宣告され、夏美や房子(森昌子)たちは大きなショックを受ける。一方、加賀美屋では、夏美がいなくなって家族たちの負担が増していた。環(宮本信子)は秋山(石原良純)の仕掛けた持久戦に持ちこたえられるのか不安になる。翌朝意識を回復した啓吾は、喜ぶ夏美に「盛岡へ帰れ」と怒りだす。
(150)「一番大事なもの」

(150)「一番大事なもの」

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夏美(比嘉愛未)は啓吾(大杉漣)の看病をしたいと願うが、啓吾は相手にしない。「加賀美屋が大変な状況のなか、必死で頑張る夏美を応援したい」という啓吾の思いをくんで、房子(森昌子)と智也(神木隆之介)も、盛岡に帰るよう、夏美を説得する。そのころ万策尽きた加賀美屋では、環(宮本信子)が秋山(石原良純)の提案を受け入れようとしていた。しかし、これですべてが終わるというその時、夏美が加賀美屋に戻ってくる。
(151)「来る者帰るがごとし」

(151)「来る者帰るがごとし」

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夏美(比嘉愛未)は「一週間あれば加賀美屋を立て直してみせる」と秋山(石原良純)に言ったものの、確たる自信はなかった。しかし、彩華(白石美帆)や元板長の篠田(草見潤平)という強力な助っ人が現れ、さらにイーハトーブの裕二郎(吹越満)たちも手伝いに来て、加賀美屋は再び活気を取り戻す。一方、柾樹(内田朝陽)から「乗っ取り屋の後ろに外資の乗っ取り屋がいる」と聞いた聡(渡邉邦門)は、なぜか東京へと向かう…。
(152)「来る者帰るがごとし」

(152)「来る者帰るがごとし」

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加賀美屋を手助けしようとする動きは外にも広がる。韓国の映画スターのジュンソ(リュ・シウォン)は、ホームページで「加賀美屋を応援しよう」とファンによびかける。さらに、経済評論家の斎藤愛子(とよた真帆)は、しにせ旅館を強引に買収しようとする外資ファンドの手法をテレビ番組で痛烈に批判した。そのおかげもあって宿泊予約は回復し、明るい兆しが見える。一方、脳こうそくで倒れた啓吾(大杉漣)はリハビリを開始する。
(153)「来る者帰るがごとし」

(153)「来る者帰るがごとし」

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夏美(比嘉愛未)や彩華(白石美帆)たちが加賀美屋再建に向けて頑張るなか、一度は辞めた仲居たちも戻ってきて、旅館は以前のような活気を取り戻していた。環(宮本信子)は、旅館を手伝いに訪れたアキ(鈴木蘭々)に「精一杯頑張る自分たちの姿を記録に残すため、写真を撮ってほしい」と頼む。そんな旅館の様子を、こっそりとうかがう秋山(石原良純)。すると突然、秋山の部下たちが現れ、加賀美屋の営業中止を環に申し入れる。
(154)「来る者帰るがごとし」

(154)「来る者帰るがごとし」

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「営業を即刻中止するか、さもなくば従業員全員を解雇する」と言われた環(宮本信子)は、営業中止を受け入れた。だが、「今日一日だけは宿泊客を迎えたい」と頼み込む。互いに譲らずにらみ合う両者の間に、秋山(石原良純)が割って入り「自分の取り分の加賀美屋株は買収に使わせない」と部下たちに宣告する。これで加賀美屋はなんとか営業中止の危機を免れた。そして、事態を打開するため、夏美(比嘉愛未)は東京に向かう。
(155)「来る者帰るがごとし」

(155)「来る者帰るがごとし」

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柾樹(内田朝陽)と夏美(比嘉愛未)は、買収を仕掛ける外資グループの元社外取締役・岸本(夏八木勲)に面会するため、東京に来た。そこで2人は岸本の息子・聡(渡邉邦門)を見つけて驚く。夏美は「おもてなしの心を守るため、加賀美屋を存続させてほしい」と岸本に頼み込むが、どのような決定が下るかはわからない。一方、秋山(石原良純)は、盛岡に戻った夏美に、「おかげで人を信じる心を取り戻せた」と感謝の言葉を告げる。
(156)「来る者帰るがごとし」(最終回)

(156)「来る者帰るがごとし」(最終回)

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加賀美屋買収の危機は去った。そこへ夏美(比嘉愛未)の弟・智也(神木隆之介)が、啓吾(大杉漣)の作った「桜のシブースト」を持って訪れる。夏美は一本桜をイメージして作ったこのケーキを、新生加賀美屋の象徴にしようと考える。環(宮本信子)は女将(おかみ)・若女将として加賀美屋の名に恥じないよう、誠心誠意務めに励むことを夏美と共に誓う。そして夏美と柾樹(内田朝陽)は、満開になった一本桜のもとを再び訪れる…。