100分de名著

ブッダ“真理のことば”第3回「執着を捨てる」

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あらすじ

人はしばしば、さまざまなものに執着して生きている。しかし執着が強すぎると、家族や財産といった幸せをもたらすはずのものも、思い通りにならないことにいらだち、苦しみを感じてしまう。ブッダは、自分勝手な執着を戒めるとともに、執着に苦しむ自分を救うには、心の持ち方が大切だと説いた。すなわち、心を整え、柔軟な価値観を持つように心がけることが、過度の執着を捨てることにつながるとした。執着を捨てるヒントを探る。

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『100分de名著』の動画一覧

本編

ロジェ・カイヨワ“戦争論” 第2回「戦争の新たな次元“全体戦争”」

ロジェ・カイヨワ“戦争論” 第2回「戦争の新たな次元“全体戦争”」

  • 24分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

第1次世界大戦以降、戦争は国民生活全体を巻き込み、産業は挙げて軍需工場や兵たん基地と化し、日常の私的な活動は国家によって制約され、情報管理とイデオロギー統制によって人間の内面すらも体制に組み込まれ、戦線は空間となって社会全体に浸透するようになった。この事態をカイヨワは「全体戦争」と呼んだ。第2回は、カイヨワが提示した「全体戦争」という概念を読み解く。
ロジェ・カイヨワ“戦争論” 第3回「内的体験としての戦争」

ロジェ・カイヨワ“戦争論” 第3回「内的体験としての戦争」

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カイヨワは人類学的な視点から「戦争にひきつけられてしまう人間本性」にメスを入れる。兵士の一人ひとりが一個の砲弾や機械部品と同じように消費される戦争を積極的に引き受けることで新たな人間の価値を見いだそうとする人々が現れる。その際に生じる「恍惚(こうこつ)」や「陶酔」は人間が古来ひかれ続けてきた「聖なるものの顕現」としての「祭り」と酷似する。第3回は戦争にひかれ本性とどう向き合い統御していくか考える。
ロジェ・カイヨワ“戦争論” 第4回「戦争への傾きとストッパー」(最終回)

ロジェ・カイヨワ“戦争論” 第4回「戦争への傾きとストッパー」(最終回)

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コンピューター、人工衛星、核兵器の登場によって戦争が人間の知的能力をはるかに超える事態を迎えた現代。戦争が歯止めがきかない自走システムと化す中、カイヨワは無力感に打ちひしがれながらもそのわずかな可能性を「教育」に託す。私たちは彼の洞察を引き継ぎ、人間の本能、思考の枠組みを冷徹に見極め、政治や権力に利用されない方法を模索しなければならない。第4回は、人類が戦争を避けるには何が必要かを考察する。
大江健三郎“燃えあがる緑の木” 第1回「“四国の森”と神話の力」

大江健三郎“燃えあがる緑の木” 第1回「“四国の森”と神話の力」

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「燃えあがる緑の木」は、一人の「救い主」の誕生と「教会」創生の物語である。舞台は大江の故郷でもある「四国の谷の森」。主人公・隆は、さまざまな挫折を経て「魂のことをしたい」と願うようになり谷へ向かう。そこで古くからの伝承を語り継ぐ「オーバー」という長老に出会い、かつてこの村のリーダーだった「ギー兄さん」の後継者に指名される。第1回は、小説に込められた「神話の力」や「辺境の意味」を読み解いていく。
大江健三郎“燃えあがる緑の木” 第2回「世界文学の水脈とつながる」

大江健三郎“燃えあがる緑の木” 第2回「世界文学の水脈とつながる」

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四国の森に「燃えあがる緑の木」教会がついに設立。ギー兄さんに寄り添い支え続ける両性具有のサッチャン、父親である「総領事」、地元の有力者・亀井さんなど、多くの人たちが集い始める。彼らの協力を得ながら、古今の文学や宗教書の引用からなる「新たな福音書」や新しい形の「祈り」が生み出されていく。そのプロセスには、大江が続けてきた世界文学との対話の成果が縦横に生かされていた。大江がそこに込めた思想とは?
大江健三郎“燃えあがる緑の木” 第3回「信仰なき“祈り”は可能か?」

大江健三郎“燃えあがる緑の木” 第3回「信仰なき“祈り”は可能か?」

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ギー兄さんは教会のビジョンを示すべき説教の場でうずくまるように倒れこんでしまう。失望したサッチャンはギー兄さんのもとを去ることを決意。行き場のなくなった彼女は自らを傷つけるかのごとく性的な放とうを繰り返す。大江の描く「救い主」や「教会」は既存の宗教に比べて圧倒的にぜい弱で時にそのもろさを露呈してしまう。果たしてその意味は? 第3回は既存の宗教によらない「祈り」や「魂の救済」は可能かを考える。
大江健三郎“燃えあがる緑の木” 第4回「一滴の水が地面にしみとおるように」(最終回)

大江健三郎“燃えあがる緑の木” 第4回「一滴の水が地面にしみとおるように」(最終回)

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教会では組織防衛を強化しようとするグループと村出身の教会員の間で対立が激化。そんな教会に対してギー兄さんは決別を宣言、原点に戻るべく巡礼へと旅立つ。だがその途上で再び迫害を受け命を落とす。「根拠地か巡礼か」「組織か個か」という二極に引き裂かれながらもその矛盾を引き受け特定の宗教によらない「祈り」を求めるギー兄さんの姿は大江本人の営みとも重なる。第4回は「人間にとって魂の救済とは何か」を深く考える。
西田幾多郎“善の研究” 第1回「生きることの“問い”」

西田幾多郎“善の研究” 第1回「生きることの“問い”」

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認識する主体、認識される対象という二元論によって構築されてきた西洋哲学。それを乗り越えるために格闘してきた西田幾多郎は、「愛」という独自の概念で、「知」のあり方を根本から問い直す。冷たく対象を突き放すのではなく、あえて対象に飛び込み没入していくことで対象の本質をつかみとる作用を「愛」と呼び、「知」の中にその作用を取り戻そうというのだ。第1回は「知」の新たな形を追求した西田幾多郎の奥深い思索に迫る。
西田幾多郎“善の研究” 第2回「“善”とは何か」

西田幾多郎“善の研究” 第2回「“善”とは何か」

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西田幾多郎が東洋思想から練り上げていった独自の哲学では善は人間の中に「可能性」として伏在しており、いかにしてそれを開花させていくかが重要であるという。そのためには、主体/客体という敷居を超えて「他者のことを我がこととしてとらえる」視座が必要であり、真にその境地に立てたときに「人格」が実現される。それこそが善なのである。第2回は、西田がこの著作の根本に据えた「善とは何か」という問いに迫っていく。
西田幾多郎“善の研究” 第3回「“純粋経験”と“実在”」

西田幾多郎“善の研究” 第3回「“純粋経験”と“実在”」

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音楽を聴くという体験は音源から伝わる空気の振動を感覚器官がとらえるという物質過程ではなく、主体も客体も分離される以前のあるがままの経験が何にも先立って存在する。これを「純粋経験」という。この立場から世界を見つめると、私たちが「実在」とみなしてきたものは、単なる抽象的な物体ではなく、世界の根底でうごめている「一なるもの」の「働き」としてとらえ直されるという。第3回は西田幾多郎の根本概念に迫る。
西田幾多郎“善の研究” 第4回「“生”と“死”を超えて」(最終回)

西田幾多郎“善の研究” 第4回「“生”と“死”を超えて」(最終回)

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西田が晩年にたどり着いたのが「絶対矛盾的自己同一」という概念だ。主観と客観、一と多といった一見対立する者どうしが実は相補的であり根源においては同一であるというこの考え方は、自らの子供と死別するという実体験を通して獲得したものだという。生と死は一見矛盾しながらもその対立を超えて一つにつながっているものだというのだ。第4回は西田哲学の中で最も難解とされる「絶対矛盾的自己同一」という概念を解きほぐす。
ドストエフスキー“カラマーゾフの兄弟” 第1回「過剰なる家族」

ドストエフスキー“カラマーゾフの兄弟” 第1回「過剰なる家族」

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田舎地主フョードル・カラマーゾフの3人の息子、熱血漢の長男ドミートリー、無神論者の次男イワン、修道僧の末弟アリョーシャ。財産相続問題を話し合うため三兄弟が集結したがゾシマ長老の仲裁にもかかわらず決裂。問題をややこしくしているのは父とドミートリーがグルーシェニカという妖艶な女性を取り合っていたことだった。果たしてこの問題の行方は? 第1回は作者がこの物語に仕掛けた人間観や世界観を浮き彫りにしていく。
ドストエフスキー“カラマーゾフの兄弟” 第2回「神は存在するのか」

ドストエフスキー“カラマーゾフの兄弟” 第2回「神は存在するのか」

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次男イワンは、絶対的な悪が存在する以上「神が創ったこの世界は認めない」と末弟アリョーシャに議論を投げかけ「人間は所詮自由の重荷に耐えられずパンを授けてくれる相手にひれ伏すだけだ」と告げる。さらに尊敬する師ゾシマ長老の死にも直面したアリョーシャは信仰上の激しい揺らぎにさらされる。第2回は、「神は存在するのか」「存在しなかったとしたら全ては許されるのか」という根源的な問いに迫る。
ドストエフスキー“カラマーゾフの兄弟” 第3回「“魂の救い”はあるのか」

ドストエフスキー“カラマーゾフの兄弟” 第3回「“魂の救い”はあるのか」

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ゾシマ長老が死に絶望するアリョーシャだが、夢の中で再会し歓喜に満たされて何かに打たれたように大地と口づけをする。一方、狂おしいまでに金と欲望に翻弄され続けていたドミートリーだが、彼の情熱にほだされたグルーシェニカとついに互いの愛を確かめ合うのだった。彼らの姿には、善悪の矛盾に引き裂かれつつも、決して失われることのない生命の輝きがある。第3回は、引き裂かれた魂に救いがありうるのかを考える。
ドストエフスキー“カラマーゾフの兄弟” 第4回「父殺しの深層」(最終回)

ドストエフスキー“カラマーゾフの兄弟” 第4回「父殺しの深層」(最終回)

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  • 3日間 110 pt 〜

父親を殺したのは誰か? 真っ先に疑われたのが日頃から「父殺し」を公言していた長男ドミートリー。裁判での弁明もむなしく彼はシベリア流刑。しかし、実際に彼を殺したのは使用人のスメルジャコフだった。しかも彼はイワンの「神も不死もなければ全ては許される」という無神論にそそのかされて実行しただけだと言いイワンも共犯だという。第4回は、人類に普遍的な欲望だとされる「父殺し」の欲望とは何かを深く探っていく。
100分deナショナリズム

100分deナショナリズム

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  • 3日間 220 pt 〜

トランプ政権の登場、極右勢力の台頭など世界で燃えさかるナショナリズム。古今東西の「ナショナリズム論」の名著を解説し、ナショナリズムとの向き合い方を考える。 許諾が得られなかったため、一部映像を編集して配信します。
呉兢“貞観政要” 第1回「優れたリーダーの条件」

呉兢“貞観政要” 第1回「優れたリーダーの条件」

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「世界最高のリーダー論」の一つといわれる「貞観政要」。リーダーの器はどう論じられているのか?意外にも「何もしないのが理想のリーダーだ」と記されている。真のリーダーはプライドや見栄(え)などで自らの器をいっぱいにするのではなく、むしろそれらを上手に捨て器を空にすることで、部下の諫(かん)言に耳を傾け新しい価値観を吸収し、自らを律することができるのだという。第1回は理想のリーダーのあり方を考えていく。
呉兢“貞観政要” 第2回「判断の座標軸を持て」

呉兢“貞観政要” 第2回「判断の座標軸を持て」

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「判断をする上でいかにきちんとした基準をもてるか?」これはリーダーの最も大切な条件の一つである。李世民は、「三つの鏡」のたとえを使って巧みにその判断基準を説いていく。自らの姿を映す銅の鏡、歴史の鏡、人の鏡を大切にせよという。また短期的な利害ではなく、長期的にふかんしてみる「時間軸」思考も大切だと説く。第2回は、人が生きていく上で、また組織運営の中で、どのような座標軸をもつことが大切かを考えていく。
呉兢“貞観政要” 第3回「チームの力を鍛える」

呉兢“貞観政要” 第3回「チームの力を鍛える」

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「チーム力をいかに鍛えるか?」組織を軌道にのせ発展させていくための最も大事なポイントの一つである。チームの力を最大限に引き出すために何よりも大切なのは、「部下にまかせて待つこと」、そして「信用すること」。全てを自分でかかえこまず、部下を信用してまかせること。そのときはじめて、部下やチームは最大限の力を発揮するという。第3回は、家族、会社等々のチーム力を鍛えていくために何が必要かを考えていく。
呉兢“貞観政要” 第4回「組織をどう持続させるか」(最終回)

呉兢“貞観政要” 第4回「組織をどう持続させるか」(最終回)

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「創業」と「守成」ではどちらが大切かという李世民の問いに、重臣たちの意見が真っ二つに分かれる。双方の意見を評価しながらも、李世民は「今まさに安定期であるがゆえに守成こそおろそかにしないようにしよう」と呼びかける。難易度は同じだが人が陥りがちなのは「守成」の問題。そこで李世民やその重臣たちは「後継者選びの大切さ」「敵対勢力への寛容」など、組織が長期に持続するための要諦を具体的に説いていく。