100分de名著

ブッダ“真理のことば”第3回「執着を捨てる」

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あらすじ

人はしばしば、さまざまなものに執着して生きている。しかし執着が強すぎると、家族や財産といった幸せをもたらすはずのものも、思い通りにならないことにいらだち、苦しみを感じてしまう。ブッダは、自分勝手な執着を戒めるとともに、執着に苦しむ自分を救うには、心の持ち方が大切だと説いた。すなわち、心を整え、柔軟な価値観を持つように心がけることが、過度の執着を捨てることにつながるとした。執着を捨てるヒントを探る。

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『100分de名著』の動画一覧

本編

司馬遼太郎“覇王の家” (1)「三河かたぎ」が生んだ能力

司馬遼太郎“覇王の家” (1)「三河かたぎ」が生んだ能力

  • 24分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

家康が歴史の表舞台へと躍り出ることができたのはなぜか。司馬は「たったひとつ、かれが三河に生まれた」ことだと述べる。それはいったいどういう意味なのか? 許諾が得られなかったため、一部映像を編集して配信します。※司馬遼太郎の「遼」の字は、本来、「しんにょうの点がふたつ」です。
司馬遼太郎“覇王の家” (2)「律儀さ」が世を動かす

司馬遼太郎“覇王の家” (2)「律儀さ」が世を動かす

  • 24分 NHK見放題
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「家康は信長の下請会社の社長にあたる」ととらえる司馬遼太郎。下請会社を維持するためには徹底的に律儀であることを必要とする。それを貫いたのが家康だというのだ。 ※司馬遼太郎の「遼」の字は、本来、「しんにょうの点がふたつ」です。
“シャーロック・ホームズスペシャル” (1)名探偵の誕生

“シャーロック・ホームズスペシャル” (1)名探偵の誕生

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実は名探偵ホームズには実在のモデルがいた。作者ドイルが医学生時代に出会ったジョゼフ・ベル教授。患者の表情や身体の様子からたちどころに病状を言い当てるベル教授からドイルはホームズを発想する。当時のロンドンは猟奇的な事件が横行、不安に駆られた人々はそんなホームズに待望のヒーロー像をみたのだ。第一回は、どのようにしてこの名探偵が誕生したのか、そして人々の圧倒的な支持を受けたのはなぜかを考察していく。
“シャーロック・ホームズスペシャル” (2)事件の表層と真相

“シャーロック・ホームズスペシャル” (2)事件の表層と真相

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赤毛の人だけを募集して不思議な仕事を依頼する奇妙な出来事の裏に巨大な犯罪が潜んでいたという顛末(てんまつ)を描く「赤毛組合」。恐ろしい誘拐事件にみえた犯罪が、実は妻に自分の秘密を隠すために行われた夫のとっさの行為だったことを描く「唇のねじれた男」。事件の表層と真相の反転をドイルは見事に描いていく。第二回は、人生や出来事が一筋縄ではいかない多層的なものだというコナン・ドイルの洞察に迫っていく。
“シャーロック・ホームズスペシャル” (3)ホームズと女性

“シャーロック・ホームズスペシャル” (3)ホームズと女性

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  • 3日間 110 pt 〜

王族スキャンダルの物証を取り戻そうとするホームズの裏をかき名探偵に苦杯をなめさせるアイリーン・アドラーの活躍を描く「ボヘミアの醜聞」。恐るべき児童虐待にみえた母親の行為が実は我が子を守ろうとする強烈な母性愛から発したものだったことが判明する「サセックスの吸血鬼」。生き生きとした女性たちの活躍を描くドイルに影響を与えたものとは? 第三回は、ドイルがなぜこうした女性像を描きえたのかを探っていく。
“シャーロック・ホームズスペシャル” (4)人間性の闇と光(最終回)

“シャーロック・ホームズスペシャル” (4)人間性の闇と光(最終回)

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  • 3日間 110 pt 〜

幸せそのものだった夫婦が、ある人物の嫉妬による謀略で崩壊し憎悪の連鎖を生み出していくさまを描いた「ボール箱」。数多くの状況証拠から父殺しは間違いないとみなされた息子のえん罪を晴らす「ボスコム谷の謎」。これらの作品を読み解くと「名探偵」という設定はドイルが仕掛けた人間性の深みを照らし出す「文学装置」だということがわかる。第四回は、探偵小説やミステリーを「人間学」としても読み解ける可能性に迫っていく。
“古今和歌集” (1)めぐる季節の中で

“古今和歌集” (1)めぐる季節の中で

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「古今和歌集」の歌人たちは、まだ訪れる前の時期に、どうにか「春夏秋冬」を見つけようとする。「古今和歌集」では何よりも季節の「兆し」が大事にされるのだ。当時の人たちにとって、季節は探し出したり予感したりするものだったのである。第一回は、「古今和歌集」成立の背景にも迫りながら、季節の移ろいを見事に写し出した和歌の魅力を深く味わっていく。
“古今和歌集” (2)恋こそわが人生

“古今和歌集” (2)恋こそわが人生

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恋についての強烈な情念を詠んだ歌も数多い「古今和歌集」。渡辺泰明さんによれば、「恋」と「恋愛」は異なる。「恋愛」は男女二人いれば完結するが「恋」はもっと大きな世界をもっている。「恋ひ」とは「乞ひ」であり全身で求め願うもの。時に社会すら動かすこともある。第二回は、「恋」を詠んだ和歌にスポットを当て、平安時代の恋がどのようなものか、またどのような社会的な意味を持っていたのかに迫っていく。
“古今和歌集” (3)歌は世につれ、世は歌につれ

“古今和歌集” (3)歌は世につれ、世は歌につれ

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死別の悲しみを歌った「深草の野辺の桜し心あらば今年ばかりは墨染めに咲け」。桜が墨染めに咲くことはありえない。不可能なことを望むのはそれだけ悲しみが深いから。このように「古今集」におさめられた和歌は、人の生死、別離の哀惜、愛する人への祈りなど、人生そのものを深く描く。第三回は、人生の折々に読まれた和歌をピックアップし、人の世の不思議さに迫っていく。
“古今和歌集” (4)女の歌は「強くない」のか?(最終回)

“古今和歌集” (4)女の歌は「強くない」のか?(最終回)

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小野小町は「あはれなるようにて、つよからず」とも評されるが「言の葉にすれば哀れというただひと言なのに、このひと言ゆえもの思いの多いこの世を捨てることもならず、ほだしのごとく人をつなぎ留め。心解き放つこともゆるさない」といった情念を詠んだ小町の歌には、驚くほどの「強さ」がある。第四回は、高樹のぶ子さんをゲストに招き、小野小町をはじめ名だたる女性歌人たちの歌に秘められた「強さの秘密」に迫っていく。
中江兆民“三酔人経綸問答” (1)なぜ問答形式なのか

中江兆民“三酔人経綸問答” (1)なぜ問答形式なのか

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兆民が問答形式を選んだ背景には、当時の日本語の問題があった。叙述的な文章で語る日本語はまだ未成熟だったため、国家や政治についての思想的議論を行うのが難しかったのだ。そこで兆民は、人物が直に語る言葉=話し言葉という形式で、これらの問題を論じようと考えたのだ。第一回は、なぜこの著作が「問答形式」というスタイルで書かれることになったのか、その理由を探りながら、兆民が生み出した問答形式の魅力に迫る。
中江兆民“三酔人経綸問答” (2)洋学紳士と豪傑君

中江兆民“三酔人経綸問答” (2)洋学紳士と豪傑君

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  • 3日間 110 pt 〜

平和主義を唱える洋学紳士の論は、理想は高いが実現困難にみえる。一方、近代国家体制が整う前に資源の豊かな大陸に進出し権益を確保することが列強に対抗するための唯一の方法だと説く豪傑君の主張は、欧米諸国のアジア進出を目の当たりにしていた当時は優勢な思潮だった。それぞれの意見は、兆民の思想とは異なるものの論理は首尾一貫。兆民は論理を徹底化することで、それぞれの意見のよい面、悪い面を浮き彫りにしようとした。
中江兆民“三酔人経綸問答” (3)「現実主義」の可能性

中江兆民“三酔人経綸問答” (3)「現実主義」の可能性

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南海先生によれば、現実は複雑怪奇なもので洋学紳士のいうように理想状態へは一本調子で進まない。かといって豪傑君の主張も政治的手品にすぎないとして両者を批判する。彼の主張は「帝国憲法下で与えられた恩賜的民権を活用して立憲制度を確立し、平和外交、専守防衛を旨とした国民軍を創設する」というもので、対立意見を止揚する。第三回は、理想を実現するために必要な、真の意味での「現実主義」とは何かを深く考えていく。
中江兆民“三酔人経綸問答” (4)その後の兆民(最終回)

中江兆民“三酔人経綸問答” (4)その後の兆民(最終回)

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  • 3日間 110 pt 〜

兆民は晩年政治活動に繰り返し挫折する。その後実業を志すも失敗。更には今までの行動とは矛盾するような政治運動にも足を踏み入れる。紆余曲折を経てたどり着いた最晩年の著作「続一年有半」には、民主主義を実現するためにはゼロから哲学を立ち上げ直さなければならないという兆民の深い思いが込められている。だが、病いによる衰弱により途中で破綻した。第四回は、彼が追い求めた理想的な社会のあり方を浮き彫りにしていく。
100分de宗教論

100分de宗教論

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  • 3日間 220 pt 〜

近代化、経済至上主義をひた走ってきた私たち日本人は「宗教」という問題を長らく真正面から見つめてこなかった。そのほころびが今噴出している。私たちはこの状況にどう向き合っていけばよいのか? 古今東西の名著では、こうした状況を予見したような洞察がなされている。宗教を巡るさまざまな問題に直面する今、さまざまな視点から「私たちにとって宗教とは何か」をあらためて探りながら、難解な名著を易しく読み解いていく。
ローティ“偶然性・アイロニー・連帯” (1)近代哲学を葬り去った男

ローティ“偶然性・アイロニー・連帯” (1)近代哲学を葬り去った男

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  • 3日間 110 pt 〜

西欧哲学が唱えてきた「基礎づけ主義」「本質主義」は、価値感が多様化した現代にあっては百害あって一利なしと批判するローティ。あらゆる知がそれぞれの地域や時代によって育まれた「偶然的なもの」であるという事実を直視し、そこから哲学の新たな役割を創り出さなければならないと主張するのだ。多様な価値観がせめぎあう社会の中で、歪んだ「語り」や「言説」に治療的に働きかけるという哲学の新たな役割に迫っていく。
ローティ“偶然性・アイロニー・連帯” (2)「公私混同」はなぜ悪い?

ローティ“偶然性・アイロニー・連帯” (2)「公私混同」はなぜ悪い?

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  • 3日間 110 pt 〜

ローティは、公私の区別こそが民主主義の基盤となると主張し「バザールとクラブ」というモデルを提示。私的な仲間内の「クラブ」ではいかなる奇抜な趣味、異常な趣向をもっていても同好の士の間で共有されるが、そこから一歩外へ出ると自分の基準からは許しがたい価値観の人々も交錯する「バザール」が広がると考える。「バザール」内では公共的な規範やマナーが重視されるべきでそこを整備することこそ哲学の役割だとするのだ。
ローティ“偶然性・アイロニー・連帯” (3)言語は虐殺さえ引き起こす

ローティ“偶然性・アイロニー・連帯” (3)言語は虐殺さえ引き起こす

  • 24分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

「理性をもつ存在こそ人間」という近代哲学のロジックは「理性をもたなければそれは人間ではない」というロジックにたやすくすり替えられる。ルワンダでは敵対する部族を「ゴキブリ」「蛇」と名指さすことで虐殺のハードルが著しく下げられ非道な殺戮(りく)が横行した。「虐殺の言語ゲーム」として分析されるこうした事例を、ローティは「残酷さの回避」という新たな概念によって抑止しようとする。ローティの処方箋に迫る。