てるてる家族

(57)

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あらすじ

冬子(石原さとみ)は、部屋で秋子(上野樹里)あての手紙を見つける。差出人はT.0.。冬子はその手紙の内容から、秋子が松本(桂小米朝)の本屋から万引きをしてきたと考える。不安になった冬子は、早速、松本に何気なく確認するが、万引きはしていないことがわかる。しかし、冬子は秋子が手紙の相手から脅迫されているのではと考えるようになる。一方、秋子は米原(近藤芳正)から借りた本の間に葉書を見つける。

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『てるてる家族』の動画一覧

本編

(121)

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キャンペーンで大阪に来た夏子(上原多香子)と照子(浅野ゆう子)は、あるラーメン屋で和人(錦戸亮)の兄・桑原政也(中村健)と偶然出会う。久々に再会した3人は、和人が製パン会社に就職したことや、冬子(石原さとみ)がパン屋を継いだことなど近況を話す。照子は政也に、和人と連絡を取るよう促す。久しぶりの岩田家で朝を迎えた照子と夏子は、冬子の作った焼きたてパンに行列ができ、大いに繁盛している店の様子に驚く。
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和人(錦戸亮)のアパートを訪ねた冬子(石原さとみ)は、照子(浅野ゆう子)が偶然和人の兄・政也に会ったことを話す。和人は、政也がいつまでも連絡してこないのはまじめに働いていないからだと憤る。12月、東京の夏子(上原多香子)は、新曲「ブルー・ライト・ヨコハマ」の楽譜を手にしていた。辰造(でんでん)は、パン業界で今ヒットしている「デーニッシュ・ペストリー」を作ってみないかと春男(岸谷五朗)に提案する。
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冬子(石原さとみ)が試作したデーニッシュやクロワッサンは、春子(紺野まひる)や秋子(上野樹里)にも評判がいい。春子は、グルノーブルの選手村で食べたクロワッサンにも匹敵する、と冬子を褒める。そこに政也(中村健)から電話が入る。夏子(上原多香子)は新曲「ブルー・ライト・ヨコハマ」のレコーディングに臨む。冬子が試作品のパンを持って和人(錦戸亮)のアパートを訪ねると、政也が子どもを二人連れてやって来た。
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和人(錦戸亮)のアパートに政也(中村健)が連れてきた、拓夫(森田直幸)と光樹(金崎由名来)という幼い兄弟。政也は、母親が見つかるまで預かってくれと和人に言って去る。和人は兄を信じて二人を預かることにし、このことは黙っていてほしいと冬子(石原さとみ)に頼む。夜遅く帰宅した冬子の不自然なそぶりに、春子(紺野まひる)と秋子(上野樹里)は和人との仲を怪しむ。翌日、冬子は兄弟に手料理をふるまおうと思い立つ。
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拓夫(森田直幸)は生意気なことを言う半面、自分たちがどうしたらいいかわからない幼さもあり、和人(錦戸亮)と冬子(石原さとみ)を戸惑わせる。シャトーでは、浪利(杉浦太陽)の組んだフォークソンググループが演奏して連日盛況だったが、聞きつけた佐藤(大村崑)がどなり込んで来る。佐藤と浪利が言い合う中、久しぶりに安西(中村梅雀)が顔を出す。数日後、米原(近藤芳正)とバッタリ会った冬子はあることを思いつき…。
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照子(浅野ゆう子)から、夏子(上原多香子)の新曲「ブルー・ライト・ヨコハマ」のテスト盤が届く。曲を聞いた春男(岸谷五朗)も春子(紺野まひる)も秋子(上野樹里)も、ヒットを予感する。冬子(石原さとみ)が和人(錦戸亮)のアパートに通っていることを春子と秋子が騒ぎ立て、春男をあおる。心配した春男はアパートを訪ね、拓夫(森田直幸)たちを見つけてしまう。和人は、兄を信じてもう少し預かりたいと春男に頼む。
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クリスマスケーキを作った冬子(石原さとみ)は、足取り軽く和人(錦戸亮)のアパートへ。一方、和人は拓夫(森田直幸)たちとクリスマスツリーの飾りつけをしていた。そこに政也(中村健)から電話が入り、今すぐそこから逃げろと切迫した声で言う。冬子がアパートに着くと、和人も兄弟も姿を消していた…。昭和44年。年が明けても和人から連絡は入らない。夏子(上原多香子)の新曲「ブルー・ライト・ヨコハマ」が売れ始める。
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恒夫(松尾敏伸)から電話を受けた冬子(石原さとみ)は、佐世保にやって来た。和人(錦戸亮)が恒夫を頼り、職探しをしていると聞いたからだ。間もなく恒夫のバーガー店に電話が入り、仕事は決まったと和人が連絡してくる。冬子が電話を代わると、和人は自分に関わらない方がいいと言い、電話を切ってしまう。そのころ大阪では、シャトーの店先に政也(中村健)が現れる。春男(岸谷五朗)は政也をつかまえ、事のいきさつを聞く。
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事情を聞いた春男(岸谷五朗)は思わず政也(中村健)の胸倉をつかみ、なぜ和人(錦戸亮)を巻き込んだのかと激しくどなりつける。やり取りを聞いていた米原(近藤芳正)は、あとは春男に任せておけと政也に言う。冬子(石原さとみ)は、和人の行方が分からず不安な気持ちのまま、静子(田島寧子)と佐世保の街を歩く。和人と子どもたちは、ある旅館に住み込みで働いていたが、主人の浅月(ポール牧)は三人の素性を怪しんでいた。
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和人(錦戸亮)を探して黒島に向かった春男(岸谷五朗)と冬子(石原さとみ)は、「あさつき」という旅館に到着する。そこでまき割りをしている和人たちを見つける。春男は和人に、政也が渡した金のいきさつを話す。その間に冬子は、拓夫(森田直幸)と光樹(金崎由名来)を海へ連れて行く。海辺では旅館の主・浅月(ポール牧)が釣りをしていたが、拓夫は、自分たちは嫌われているとおじけづく。冬子は積極的に浅月に話しかけ…。
(131)

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政也が警察に出頭し、すべてを話した。刑事がやって来て、春男(岸谷五朗)と冬子(石原さとみ)が和人(錦戸亮)のいる黒島へ案内する。しかし、対岸で刑事に気づいた和人は思わず逃げ出し、拓夫(森田直幸)と光樹(金崎由名来)を連れて山に向かう。拓夫が山道で落としたてるてる坊主を見つけた冬子は、天主堂にいる三人を見つける。そこで和人は冬子に、自分は人に対して優しくなれない人間なのだと心情を吐き出す。
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仕事で長崎に来ていた夏子(上原多香子)と照子(浅野ゆう子)も合流し、静子(田島寧子)の実家で食卓を囲んで、春男(岸谷五朗)たちは懐かしい話に花を咲かす。食後のそれぞれの部屋。春男と照子は今後の和人(錦戸亮)の生活を心配する。冬子(石原さとみ)は夏子に、人を好きになれない人間なんているだろうかと問いかける。翌朝、大阪へ帰る和人を恒夫(松尾敏伸)は、困った時には連絡して来いと送り出す。すると和人は…。
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和人(錦戸亮)が工場に戻って数週間。冬子(石原さとみ)は、佐世保で知ったハンバーガーを自分で作れないかと考えていた。だが和人は強く反対する。今作っている春男(岸谷五朗)のパンの味を守ることが大切だと和人は熱く語り、春男や秋子(上野樹里)は驚く。夏子(上原多香子)は、キャンペーンで訪れたナイトクラブでミサ子(いしだあゆみ)というベテラン歌手と会う。彼女は突然「ブルー・ライト・ヨコハマ」を歌い出し…。
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クラブの客の前で「ブルー・ライト・ヨコハマ」を歌った歌手・ミサ子(いしだあゆみ)。閉店後の客席で酒を飲んでいるミサ子に、なぜ私の歌を私より先に歌ったのか、と夏子(上原多香子)は泣きながら食ってかかる。ミサ子は逆に、「歌手は“なにで”歌うと思う?」と夏子に問いかける。一方冬子(石原さとみ)は、ハンバーグをデーニッシュ生地で挟んではどうかと和人(錦戸亮)に提案。深夜のパン工場で二人のアイデアが膨らむ。
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秋子(上野樹里)の研究室の先輩・森野(嘉島典俊)の就職先が千吉博士の会社に決まったと聞き、秋子は喜ぶ。冬子(石原さとみ)と和人(錦戸亮)が考えたチョコレートデーニッシュとミートパイは春子(紺野まひる)や秋子にも好評で、早速新製品として店先に並ぶ。冬子は、パンを効率的に売るために、焼き上がり時刻を掲示することを思いつく。夏を迎えるころ、パンの売れ行きが伸びる一方でシャトーの客足はすっかり落ちていた。
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昭和44年7月。シャトーに商店街の人々が集まり、アポロ11号月面着陸のテレビ中継を真剣に見つめている。その夜、浪利(杉浦太陽)が思い詰めた様子でやって来る。佐藤(大村崑)に「実はお前は宇宙人だ」と告白されたと言う浪利に、冬子(石原さとみ)と秋子(上野樹里)は必死で笑いをこらえる。秋になり、夏子(上原多香子)の事務所に「紅白歌合戦」出場を知らせる電話が入る。夏子と照子(浅野ゆう子)は抱き合って喜ぶ。
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冬子(石原さとみ)が東京の夏子(上原多香子)のアパートにやって来る。夏子に直接「紅白」出場おめでとうと言うためと、照子(浅野ゆう子)にシャトーの改装の話をするためだ。すき焼きを囲んだ夕食の席で照子は、冬子と一緒に明日大阪に帰ると言い出す。もう夏子は一人で大丈夫だから、大みそかの「紅白」は大阪の家族みんなでテレビで応援したいと言うのだ。結局冬子は、照子に店の改装話を切り出せぬまま年の瀬を迎える…。
(138)

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ソワソワと夜を待つ大みそかの岩田家。みんなで寄せ鍋を囲み、夏子(上原多香子)の出る「紅白」を心待ちにしている。夏子はミサ子(いしだあゆみ)に託されたイヤリングを楽屋で着け、意を決してステージに向かう。やがて商店街の人々が夏子の歌う姿をテレビで見ようと、シャトーに続々と集まってきた。照子(浅野ゆう子)は、テレビの前の特等席にヨネ(藤村志保)の写真を置く。そして九時、照子がテレビのスイッチを入れる…。
(139)

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昭和45年。喫茶シャトーをパン屋に改装するために、冬子(石原さとみ)は業者との打ち合わせに忙しい。秋子(上野樹里)の研究室に先輩の森野(嘉島典俊)が訪ねて来る。池田食品に就職した森野から、安西(中村梅雀)の新商品開発の情熱を聞いた秋子は、早速安西のもとへ。二人は久々の再会を喜び、“紙コップの中で作る具入り即席麺”の開発を秋子も手伝うことになる。冬子は、新しい店の名前を春男(岸谷五朗)に相談する。
(140)

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春の暖かな日、新しい店「ベーカリーてるてる家族」が完成し、米原(近藤芳正)の描いた新しい看板のお披露目にみんなが集まる。冬子(石原さとみ)が店内の説明をすると、こんなオープンな棚ではほこりがかぶる、と照子(浅野ゆう子)は不満顔だ。しかし和人(錦戸亮)が、最近はこういうスタイルの店が成功していて、しかも池田では最初の店だと言って照子を説得。そして、店の一角の喫茶コーナーにシャトーの看板が掲げられる。