てっぱん

(44)「二代目はおのみっちゃん」

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あらすじ

あかり(瀧本美織)は中岡(松尾諭)たちから、お好み焼き屋の開店を反対され、ショックを受ける。初音(富司純子)は「下宿人の気持ちを確かめなかった方が悪い」と取りつく島もない。尾道では鉄平(森田直幸)が心配な錠(遠藤憲一)を、何とか大阪へ行かせようと、真知子(安田成美)たちが、あれこれ画策していた。そんな折、ついに鉄板が磨き上がる。試し焼きをするため、あかりは鉄板に21年ぶりの火を入れる。

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『てっぱん』の動画一覧

本編

(61)「立つ鳥ダシを濁さず」

(61)「立つ鳥ダシを濁さず」

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お好み焼き屋の店主と、かつお節会社の社員という“二足のわらじ”を続けるあかりは、周囲から「中途半端になるのではないか」と心配される。そんななか、21年ぶりに初音が店に立つことになり、うわさを聞きつけた昔なじみの客たちが集まる。あかりは、初音の人気と客さばきに、次第に圧倒されていく。一方、尾道では、錠のもとに、高校生に鉄工所の仕事を教えるという話が舞い込む。
(62)「立つ鳥ダシを濁さず」

(62)「立つ鳥ダシを濁さず」

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あかりは初音と店に立つことになるが、注文は初音が焼く昔なじみのお好み焼きばかりで店での居場所を次第に失っていく。一方、大阪で店を切り盛りするあかりに負けぬよう高校生の就職体験を引き受けた錠だったが、慣れない先生役に次第に自信を失っていく。そんななかあかりは偶然、生みの母親の秘密を耳にする。動揺するあかりは、店でも会社でも失態を犯してしまう。
(63)「立つ鳥ダシを濁さず」

(63)「立つ鳥ダシを濁さず」

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あかりは父親につながる情報を知り仕事が手につかない。初音や鉄平は、あかりの姿を見て不安を募らせる。一方尾道では錠が真知子らの説得にもかかわらず、高校生の職業体験を断っていた。鉄平が鉄工所を辞めたことから「息子に仕事の魅力を伝えられなかった自分には、先生の資格がない」と言う。そんな中あかりは仕事がうまくいかず、次第に弱気になる。
(64)「立つ鳥ダシを濁さず」

(64)「立つ鳥ダシを濁さず」

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あかりが企画した、料理教室の当日。連絡ミスで、講師が来ないハプニングが起きた。生徒が集まるなか、窮地に立たされたあかりを救ったのは、料理の知恵と経験が豊富な初音だった。あかりはますます落ち込み、ついに店か会社か、どちらかを辞めるよう究極の選択を突きつけられる。一方尾道には鉄平が現れ、錠に、あかりが父親の情報に揺れているさまを伝える。
(65)「立つ鳥ダシを濁さず」

(65)「立つ鳥ダシを濁さず」

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店では注文が少なく、会社ではミス続き。自信を失ったあかりに、初音はどちらかに専念するよう決断を迫る。“失職した自分を採用してくれた浜勝に不義理をするわけにはいかず、ようやく軌道に乗り始めたお好み焼き屋を辞めるわけにはいかない”と、あかりは思い悩む。一方尾道では、錠が帰省した鉄平のことばに奮起し、高校生の職業体験に体当たりの研修を行っていた。
(66)「立つ鳥ダシを濁さず」

(66)「立つ鳥ダシを濁さず」

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あかりは、初音にお好み焼き屋一筋でやっていくことを宣言する。店にかけた思いを聞かされ、初音はそれを許す。そして迎えた浜勝の出勤最後の日、盛大な“卒業式”が行われる。小夜子から「お好み焼き屋を開いて、浜勝のかつお節を使ってくれることが一番の恩返しや」という、ことばを贈られる。あかりは、浜勝の面々の思いを背に、気持ち新たに「おのみっちゃん」の仕事に乗りだす。
(67)「味は口ほどにものを言う」

(67)「味は口ほどにものを言う」

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「おのみっちゃん」を開業して1か月。売り上げを見て、あかりと鉄平は、現実の厳しさに当惑しつつも、1日お好み焼き40枚を目標に、決意を新たにする。常連の伝や浜野に、無理やりお好み焼きを勧める鉄平だったが、それを見た滝沢が「売り上げを上げるのだったら、役立たずが、いなくなればいい」と鉄平に言い放つ。そんな折、ある少女が伝を訪ねて来る。
(68)「味は口ほどにものを言う」

(68)「味は口ほどにものを言う」

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伝は家出してきた孫の美咲を一時的に預かることになるが、初音の作る料理を当てにして下宿の食卓に連れてくる。だが好き嫌いの多い美咲は文句ばかり。初音にしかり飛ばされた美咲は、あかりの店で五千円札を出してお好み焼きを注文する。一方、滝沢から「役立たず」と言われた鉄平と浜野は、名誉ばん回のため仕事に励んでいた。
(69)「味は口ほどにものを言う」

(69)「味は口ほどにものを言う」

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あかりの店に入り浸る美咲を心配し、初音は伝に苦言を呈すが、伝は孫に厳しい顔を見せることができない。そんな折、店に現れた岩崎はあかりを商店街バンドの練習に誘う。その夜、あかりの部屋を訪ねてきた美咲は「トランペットを吹いてくれ」とあかりにせがむ。「何をやっても、つまらない」と言う美咲を案じ、あかりはバンドの練習に美咲を連れていくことに…。
(70)「味は口ほどにものを言う」

(70)「味は口ほどにものを言う」

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鉄平が始めた出前の最初の客は、伝だった。手料理に挑戦したものの、失敗してしまったのだ。心を閉ざす孫・美咲を持て余す伝に、あかりは「初音の料理教室で鍛えてもらえばいい」と提案する。一念発起して料理教室に向かった伝は、何とか肉じゃがを習得するが、美咲は食べない。あかりが美咲を説得していると、初音は「自分の食べ物は自分で作れ」と手厳しくしかる。
(71)「味は口ほどにものを言う」

(71)「味は口ほどにものを言う」

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あかりにお好み焼きを教えてもらい、美咲は挑戦する。自分の手で料理を作る喜びに笑顔を見せた美咲は、伝が作った肉じゃがに、はしを伸ばす。心を開き始めた美咲に、鉄平はあかりが養子であることを伝え「自分の人生は、自分で切り開け」と、げきを飛ばす。一方尾道では、欽也が真知子にお弁当を2つ作ってもらっていた謎が、老婆の出現で明らかになった。
(72)「味は口ほどにものを言う」

(72)「味は口ほどにものを言う」

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あかりは、伝が料理を通して孫と心を通わせるのを目の当たりにし、「店を家庭のような場所にしたい」と初音に伝える。一方、滝沢から「役立たず」と言われ、一念発起した浜野は客の新規開拓に成功。鉄平が始めた出前サービスも、順調に売り上げを伸ばした。みんなでお祝いをしているところに滝沢が現れ、暴言をわびるが、浜野たちは逆に、駅伝大会を控えた滝沢を励ます。
(73)「ふたり」

(73)「ふたり」

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あかりが、駅伝大会の予選会へ向かう滝沢を見送っていたころ、“福引きの賞品を当てよう”と初音たちは盛り上がっていた。滝沢の応援に向かった笹井たちから、区間賞を取った滝沢の勇姿を、あかりが聞かされていると、神田が血相を変えてやって来る。「特賞の温泉宿泊券が当たった」と言うのだ。一方、予選から滝沢が帰ってくるが、なぜかその表情は、さえなかった。
(74)「ふたり」

(74)「ふたり」

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あかりは、滝沢から「甘い」と言われ、店の正月営業を決意。あかりが帰省しないことを知った錠は、隆円から「恋人が出来たのでは」と言われ疑心暗鬼になっていた。一方予選会で区間賞をとった滝沢が、都道府県対抗駅伝の選抜メンバーに選ばれ、コーチの根本は大喜び。だが会社の陸上部は廃部の危機にあり、根本も失職の憂き目にあっていた。
(75)「ふたり」

(75)「ふたり」

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会社を辞めることになった根本が、あかりに滝沢の練習メニューを託していった。「せっかくのチャンスである都道府県対抗駅伝に、なぜ出ようとしないのか」と問うあかりに、滝沢は根本との出会いを話す。区間賞をとっても、会社が陸上部を廃部にしようとしていることに滝沢は無力感を覚えていた。あかりが滝沢を応援するさまを見た浜野は、笹井に温泉宿泊券を託す。
(76)「ふたり」

(76)「ふたり」

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根本から託された練習メニューを前に、滝沢は都道府県対抗駅伝に出るべきか迷う。そんなことも知らず浜勝を訪れた根本は、「滝沢の移籍先が決まるまでスポンサーになってくれ」と頭を下げていた。浜野の意を受けた岩崎は、あかりにバンドのクリスマスライブに出るよう説得する。「店がある」と断るあかりに、初音は「その日は自分が店に立つ」と言う。
(77)「ふたり」

(77)「ふたり」

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あかりは、根本から滝沢の移籍先を探すことがコーチとしてしてやれる最後の仕事だと言われ、都道府県対抗駅伝に出ないと言う滝沢の本意に気づく。一方、初音のもとを隆円が訪ね、千春の墓参りに尾道に来てはどうかと誘う。そしてクリスマスライブが始まる。あかりは根本をサンタクロースに仕立て、会場の客から滝沢へのプレゼントをもらおうとする。
(78)「ふたり」

(78)「ふたり」

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あかりは、クリスマスライブの最後の曲で両親の思い出の曲「瀬戸の花嫁」を演奏する。会場にいた隆円は、尾道の錠と真知子に電話で、あかりの演奏を聴かせた。この日は錠と真知子の結婚記念日だったのだ。演奏が終わった後、隆円はあかりに「正月は尾道に帰って来い」と言い残して去る。その夜、あかりは初音に千春の墓参りに行こうと提案する。
(79)「ふたたびの旅」

(79)「ふたたびの旅」

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年末、田中荘の下宿人は帰省し、あかりと初音は、尾道へといっしょに旅立つ。2人が出会った夏から、すでに1年半がたっていた。しかし、村上家に着くと、大掃除の真っ最中。手伝うと言う初音に対し、最初は遠慮をしていた真知子たちだが、いつしか騒動の中に初音を巻き込んでいく。だが、そのにぎやかさが初音の胸中に、亡き娘・千春が尾道で過ごした日々をよぎらせ…。
(80)「ふたたびの旅」

(80)「ふたたびの旅」

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あかりと真知子は初音を伴い、千春の墓参りへ向かった。小さな墓石に焼きたてのお好み焼きを供えた時、初めて千春の死を実感した初音の目から涙がとめどなくあふれる。真知子から背を押され、あかりは初音と共に千春の墓に手を合わせ…。“千春のお骨を尾道に残そう”と決意した初音は尾道を去る間際、あかりに「なぜ千春が尾道に来たのか分かった」と言う。その理由とは…。