長かった戦乱の世は、今は昔。
人々は武で競う時代を終えて、美で競う時代を生きていた。
十二の国は、十二の花。
最古にして最強の二対の黒白花、「漆黒」と「月白」が平和の護り手となり重しとなって、天下泰平の世は続いていた。
そんなある日、黒白花の守り手である新、葵、陽、夜は、花々(国々)の間を渡り歩く、とある旅商人の一行と出会うのだった。
兄弟、そして幼馴染。
自分たちの昔を重ねて親しくなった彼らだが、その裏では不穏な企みが蠢いていて……。
信じるは、絆と自身。
咲き誇れ、対の花。
「――いざ、舞ります」
※月白の章はProcellarumメインのストーリーとセットリストとなります。