100分de名著

[お試し] 小泉八雲 日本の面影 第4回「心の扉を開く」(最終回)

再生

「100分de名著」の「[お試し] 小泉八雲 日本の面影 第4回「心の扉を開く」(最終回)」をフル動画で配信中!

無料話

再生
小泉八雲は自らの魂の傷を癒やすものとして日本の古い民話や説話を発見し「日本の面影」の中に採録する。やがて八雲は「再話文学」という方法を使ってそれらを「怪談」という傑作へと昇華していく。さまざまな文化が融合したその作品は「開かれた心」を持ち続けた八雲だからこそなしえた芸術だった。第4回は、「日本の面影」が傑作「怪談」に結実するまでの軌跡を追い、八雲が目指した「魂の理想」を描き出す。

登録して視聴ポイントと
おトクなクーポンをゲット!

今すぐ無料トライアル

『100分de名著』の動画一覧

本編

マキャベリ 君主論 第1回「自立した人間として生きろ」

マキャベリ 君主論 第1回「自立した人間として生きろ」

  • 24分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

29歳でフィレンツェの外交官に抜てきされたマキャベリは、さまざまな君主との交渉を行った経験から、政治における決断の重要性を知っていた。43歳の時、外国の介入によるクーデターで政府を追放されると、マキャベリは自らを奮い立たせるように政治論文を書く。それが君主論だ。リーダーは、時に非情であっても、ぶれない決断が大事だと説いた君主論は、道徳論ばかりが語られていた当時では、極めて斬新なリーダー論だった。
マキャベリ 君主論 第2回「リーダーの条件とは」

マキャベリ 君主論 第2回「リーダーの条件とは」

  • 24分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

「君主論」で、優れた統治の例として書かれているのが、冷酷さで知られるヴァレンティーノ公のチェーザレ・ボルジアだ。チェーザレは占領した町で側近を長官に任命、裁判の公正化など改革を矢継ぎ早に進めた。しかし厳しい統治に民衆の不満が高まると、今度は側近に罪を着せて処刑してしまう。マキャベリは政治には果断な決断が必要で、民衆を味方につけなくてはならないと説く。君主論から、現代にも通じるリーダーの条件を学ぶ。
マキャベリ 君主論 第3回「人間関係の極意」

マキャベリ 君主論 第3回「人間関係の極意」

  • 24分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

「君主論」では、人間関係のあり方にも多くのページが割かれている。そこには、恩恵や賞罰の与え方、さまざまなグループをまとめあげる技、部下への接し方、他人との距離の取り方など、具体的な方法が事細かに記されている。大衆は移り気なものだと痛感していたマキャベリは、人心をつなぎとめるためには、常に細心の注意を払うべきだと考えていた。第3回では、人つきあいに潜むワナと、人の心をつかむ極意について考える。
マキャベリ 君主論 第4回「賢い交渉のツボ」

マキャベリ 君主論 第4回「賢い交渉のツボ」

  • 24分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

フィレンツェは小国で、安全保障をフランスに頼っていた。しかしフランスとの交渉は、戦費の負担を巡り、紛糾することが多かった。こうしたなか、マキャベリは戦費を分割払いにすることに成功。高い交渉力を発揮した。最終回では、講師・武田好さんに加え、元外交官・東郷和彦さんを招く。「君主論」や、マキャベリが書いた書簡などを基に、国際外交について考える。「現代にも通じる交渉術のツボとは何か」を共に語り合う。
アラン“幸福論”第1回「人は誰でも幸福になれる」

アラン“幸福論”第1回「人は誰でも幸福になれる」

  • 24分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

不幸をなげき悲しみ、他人や社会のせいにするのはたやすい。しかし自己憐憫からは何も生まれないとアランは述べる。そして幸福を得る方法としてまず大事なのは、不幸の原因を見詰め、対処法を見つける事だという。そしてアランは、気分が沈まないようにするため、意識的にあくびや背のびをして気分をリラックスさせるといいと語った。第1回では、誰にでも出来る幸福への道筋を解説、負の感情にとらわれないようにする術を学ぶ。
アラン“幸福論”第2回「人生の主役になれ」

アラン“幸福論”第2回「人生の主役になれ」

  • 24分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

アランは幸福の例として芝居をあげる。つまらない芝居を見ると退屈だが、自分が芝居に出る時には、つまらない芝居でも退屈しない。だから「幸せになりたい人は、舞台に上がらなくてはならない」という。幸福を得るためには“人生の主役”になって、前向きに努力することが何より大切だ。もちろん努力は苦しいことでもある。しかし、人は苦しさを乗り越えた時こそ、幸福を感じる。“棚ぼた式の幸せはあり得ない”とアランは記した。
アラン“幸福論”第3回「ダンスのように人とつきあう」

アラン“幸福論”第3回「ダンスのように人とつきあう」

  • 24分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

「礼儀を知らない人は、よい人間関係を築けない。そのため人は礼儀を学ぶ必要がある」とアランは言う。アランは“礼儀とはダンスのようなものだ”とした。規則だけ覚えても、自然に動けるようにならなくては、ダンスにならない。過剰に意識するのではなく、半ば無意識のうちに相手に敬意を払えるようになること。それが礼儀だと説いた。ありのままの相手を受け入れられる広い心を持つこと、それも幸せには大切なことなのだ。
アラン“幸福論”第4回「幸福になることは義務である」

アラン“幸福論”第4回「幸福になることは義務である」

  • 24分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

幸福論の終盤でアランは「幸福とは義務である」と結論づける。“一人一人が幸福であろうと決意することが、社会全体をよりよくする”とアランは考えたのだった。最終回では幸福論のファンだという、医師・鎌田實さんをスタジオに招く。震災など、社会全体が未曽有の困難に直面している今、アランの言葉をどう受け取るべきなのか。「幸福は人の“徳”である」と位置づけたアランの真意に迫り、私たちの人生の指針とする。
宮沢賢治“銀河鉄道の夜”第1回「賢治の伝言」

宮沢賢治“銀河鉄道の夜”第1回「賢治の伝言」

  • 24分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

この40年間で繰り返し「銀河鉄道の夜」を翻訳してきたロジャー・パルバースさんは、今回賢治の足取りを追って、東北・岩手を訪問。賢治の愛した美しい高原に赴き、物語の世界への想像を膨らませた。「銀河鉄道の夜」を賢治が書いた動機は、“最愛の妹・トシを失った悲しみからだった”とパルバースさんは言う。生と死をテーマに描いた「銀河鉄道の夜」の奥深い世界に迫る。
宮沢賢治“銀河鉄道の夜”第2回「悲しみから希望へ」

宮沢賢治“銀河鉄道の夜”第2回「悲しみから希望へ」

  • 24分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

東日本大震災を経験した今、私たちは、いかにその悲しみを乗り越え、希望を見いだせば、よいのだろうか。悲しみから前を向くためにヒントとなるシーンが「銀河鉄道の夜」にある。番組では、代表的な2か所を紹介。そこを読み解きながら、どんな状況にあっても“決して私たちは無力ではない”というメッセージを、死の前まで「銀河鉄道の夜」を書き続けた宮沢賢治の生き方に見いだす。
宮沢賢治“銀河鉄道の夜”第3回「みんなつながっている」

宮沢賢治“銀河鉄道の夜”第3回「みんなつながっている」

  • 24分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

閉塞感に覆われ始めている日本。“そうした時にこそ、私たちはこの世界で決してバラバラではなく、すべてがつながっていると考えるのは有効ではないか”とパルバースさんは語る。森羅万象のつながりを見つめ続けた賢治。その思想は「銀河鉄道の夜」にも貫徹している。「鳥を捕る人」「さそりの逸話」など、「銀河鉄道の夜」の不可思議な世界を読み解きながら、その奥にある「つながり」の思想を探っていく。
宮沢賢治“銀河鉄道の夜”第4回「ほんとうの幸せ」

宮沢賢治“銀河鉄道の夜”第4回「ほんとうの幸せ」

  • 24分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

もし宮沢賢治が生きていたら「ほんとうの幸い」について、私たちに何を語るだろうか。賢治の世界を見つめてきた鎌田東二さんは言う。「歌え、踊れ、そして笑え」。農民に文化や芸術を教えた賢治は“体の底からあふれてくる感情こそ大切だ”と考えた。一方パルバースさんは「銀河鉄道の夜」に描かれた、どこまでも行けるジョバンニの切符は、すべての人の心の中にあるという。賢治が教えるもっとも大切な精神は「自由」であると。
兼好法師“徒然草”第1回「心地よい人づきあいとは」

兼好法師“徒然草”第1回「心地よい人づきあいとは」

  • 24分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

兼好は気を使わずに済む友こそ、よい友だと考えた。一方で、親しい仲でも時には改まった態度を示すとよいとしるした。人間関係は互いに気を遣わなくなった時に落とし穴がある。そこで兼好は、なれ合いになったら距離をおき、疎遠になったら距離をせばめ、常に新鮮な関係を保つとよいとした。また兼好は、なまはんかな覚悟で妻や家族を持つことも厳しくいましめた。人間の弱さを熟知していた兼好の気配り術と人間関係の極意を学ぶ。
兼好法師“徒然草”第2回「上達の極意」

兼好法師“徒然草”第2回「上達の極意」

  • 24分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

兼好は、上達したいと願う時には形だけでもよいから達人のマネをすることから始め、人前に出ることを恥じるなと説いた。そして大事だと思っていることは、タイミングと関係なく今すぐ取りかかれと述べている。人生は一瞬一瞬の積み重ねであり、同じことは2度と起きない。毎日に緊張感を持って生きることが、自分を高めることになると兼好は説く。第2回は、徒然草に書かれたさまざまな上達論から、自己啓発に必要な心構えを学ぶ。
兼好法師“徒然草”第3回「世間を見抜け」

兼好法師“徒然草”第3回「世間を見抜け」

  • 24分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

いわゆる世間というものは、あらぬウワサを立てられたりする恐ろしいものである。そんな世間に振り回されて嫌な思いをしないためには、どうしたらよいのだろうか。兼好は、自省を怠らず、自分自身をさまざまな方角から見つめ直すことを勧めた。そして、自分のことを賢いと思っている人の慢心を強くいさめた。また第3回では、兼好が指摘した人が陥りがちな落とし穴を学ぶ。そして世間に対じする時に必要な心構えについて考える。
兼好法師“徒然草”第4回「人生を楽しむために」

兼好法師“徒然草”第4回「人生を楽しむために」

  • 24分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

最終回では、大学で日本文学を学び、徒然草の大ファンである作家・嵐山光三郎さんを招く。兼好は成功や失敗といった固定概念を嫌った。そして完全なものでなく、不完全なものを愛した。こうした柔軟で優しい視線があったからこそ、兼好は、世の中の真実を見つめる力を養うことができたのだと、嵐山さんは考えている。最終回では、平凡な日常を楽しみ、自由に生きた兼好の姿を通して、人生を前向きに過ごす方法について語り合う。
新渡戸稲造“武士道”第1回「正義・日本人の美徳」

新渡戸稲造“武士道”第1回「正義・日本人の美徳」

  • 24分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

新渡戸稲造は、義と勇、礼や仁など、さまざまな武士道の徳目について解説している。新渡戸は、特に大事なものは義と勇であり、正義を守る勇気を持つ者こそが、真の武士だとしるした。さらに、武士が目指すべき究極の目標として名誉を挙げた。武士にとって忠義とは、他人から強制されるものではなく、名誉を得るための自己実現の手段だった。第1回では、武士道を通して、今の日本人にも脈々と流れている正義感について考える。
新渡戸稲造“武士道”第2回「名誉・日本人の責任の取り方」

新渡戸稲造“武士道”第2回「名誉・日本人の責任の取り方」

  • 24分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

昔の日本人は、腹に魂が宿っていると考えていた。そのため武士は、責任を取るとき切腹した。切腹とは真心を示す意味もあったのである。一方で切腹は、人の死を軽んじる傾向を生んだ。また部下に詰め腹を切らせ、責任の所在を曖昧にしてしまうこともあった。新渡戸稲造は武士の勇気をたたえるとともに、陥りがちな欠点も指摘。「いたずらに死を選ぶことはひきょうである」と記した。第2回は武士道から日本人の責任感を見つめる。
新渡戸稲造“武士道”第3回「忍耐・謎のほほ笑み」

新渡戸稲造“武士道”第3回「忍耐・謎のほほ笑み」

  • 24分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

外国人にとって、日本人の行動には謎が多く、誤解を生じやすい。新渡戸稲造が生きた時代、外国人の間では「日本人が苦しい時に、ほほ笑むのは鈍感だからだ」という指摘すらあるほどだ。そこで新渡戸は、武士にとって感情をむき出しにすることは、礼に反し、勇気のない行為に当たると解説。苦しい時のほほ笑みは、自分の心の平衡を保つための手段なのだと記した。第3回では、日本人の忍耐力の源泉とは何かを、武士道からひもとく。
新渡戸稲造“武士道”第4回「武士道・その光と影」

新渡戸稲造“武士道”第4回「武士道・その光と影」

  • 24分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

新渡戸稲造は武士道の長所だけでなく、短所も的確に指摘した。新渡戸の武士道に対する思いとは何だったのだろうか。最終回では、国際協調に務めた新渡戸に大きな関心を寄せてきた、元国連事務次長の明石康さんを招く。明石さんは、グローバル化が進む中、日本人の原点を見つめ直したいという思いが、今の武士道の人気につながっていると考えている。今なお私たちの精神に大きな影響を与えている武士道。その光と影を明らかにする。

PV

[お試し] ダーウィン“種の起源” 第2回「進化の原動力を解き明かす」再生
[お試し] ダーウィン“種の起源” 第2回「進化の原動力を解き明かす」
  • 1分未満 
  • 無料

同じ種の生物が世代交代を経るごとに変異を累積し、やがて当初とは大きく異なった種へと変貌していく「進化」。ダーウィンはその原動力が何かを解き明かす。生物の進化は生物同士が同一環境でそれぞれに必要な資源を求めてしれつな競争を行った結果、たまたまその環境に適した変異をもった生物だけが子孫を残すことができるために、結果として起こる現象だという。第2回は「生存競争」「自然とうた」の概念を明らかにしていく。
[お試し] ダーウィン“種の起源” 第3回「“不都合な真実”から眼をそらさない」再生
[お試し] ダーウィン“種の起源” 第3回「“不都合な真実”から眼をそらさない」
  • 1分未満 
  • 無料

ダーウィンは「考えられる限りの反論」や「進化論にとって一見説明できないような不都合なデータ」を一つ一つ検証し、自らの理論を徹底的にテストする。「進化の途上にある中間種やその化石が発見されないのはなぜか?」「眼のような精緻な構造が進化だけで生まれるのか?」「世界中で同じ種が同時多発的に生まれるのはなぜか?」 難問ともいえる反論に対して、ダーウィンの科学的思考は、自説を応用することで見事に答えていく。
[お試し] ダーウィン“種の起源” 第4回「進化論の“今”と“未来”」(最終回)再生
[お試し] ダーウィン“種の起源” 第4回「進化論の“今”と“未来”」(最終回)
  • 1分未満 
  • 無料

「種の起源」以降、ダーウィンはその研究の対象を人間へと広げていく。それは現代の人間観にも大きな影響を与えている。一方で、「進化論」は「人種差別」「強者の論理」などを肯定するイデオロギーだという誤解も絶えない。果たして「進化論」が生み出した人間観とは何だったのか? 第4回は、「進化論」にまつわる数々の誤解を解くとともに、現代の人間観にとって「進化論」がどのような意味をもっているかを解き明かしていく。
[お試し] サルトル“実存主義とは何か” 第2回「人間は自由の刑に処せられている」再生
[お試し] サルトル“実存主義とは何か” 第2回「人間は自由の刑に処せられている」
  • 1分未満 
  • 無料

人間の「自由」には絶対的な孤独と責任が伴う。その状況をサルトルは「我々は自由の刑に処せられている」と表現した。人間はともするとこの「自由」に耐え切れず「自己欺瞞(まん)」に陥ってしまう。第2回は、「実存主義とは何か」や小説「嘔吐」から、人間にとっての「自由」の意味を読み解き、どうしたらその「自由」を本当の意味で生かしきることができるかを考える。
[お試し] サルトル“実存主義とは何か” 第3回「地獄とは他人のことだ」再生
[お試し] サルトル“実存主義とは何か” 第3回「地獄とは他人のことだ」
  • 1分未満 
  • 無料

決して完全には理解し合えず相克する「他者」との関係。だが、その「他者」なしには人間は生きていけない。「他者」と相克しながらも共生していかなければならない状況をサルトルは「地獄」と呼ぶ。こうした根源的な状況の中で、人は「他者」とどう向き合ったらよいのか? 第3回は、「他者」という「不自由」を見つめ、主体性を失うことなく「他者」と関わりあうことがいかにして可能かを、サルトルの思想に学んでいく。
[お試し] サルトル“実存主義とは何か” 第4回「希望の中で生きよ」(最終回)再生
[お試し] サルトル“実存主義とは何か” 第4回「希望の中で生きよ」(最終回)
  • 1分未満 
  • 無料

サルトルは「アンガージュマン」(参加・拘束)という概念を提唱し、人間は積極的に《状況》へと自らを《投企》していくべきだと訴える。社会へ積極的に参加し、自由を自ら拘束していくことが、自由を最も生かす方法だと主張するのだ。それは、サルトルが生涯をかけて、身をもって実践した思想でもあった。第4回は、どんなに厳しい状況にあっても「自由」を生かし、「希望」を失わずに生きていく方法を学んでいく。
[お試し] 良寛 詩歌集 第1回「ありのままの自己を見つめて」再生
[お試し] 良寛 詩歌集 第1回「ありのままの自己を見つめて」
  • 1分未満 
  • 無料

良寛ほど「ありのままの自己」を見つめぬいた人はいない。ときに厳しく、ときに笑い飛ばすような批評眼を通して見つめた人間洞察からは、肩書きや名誉、金銭等は、本来の自己には何の役にもたたないのだ、というメッセージが伝わってくる。そして、ごまかしようのない自己を認めた時、何ものにも惑わされない「自由な生き方」もおのずと見えてくる。自分自身を見つめる方法や何ものにも惑わされず伸びやかに生きるヒントを学ぶ。
[お試し] 良寛 詩歌集 第2回「清貧に生きる」再生
[お試し] 良寛 詩歌集 第2回「清貧に生きる」
  • 1分未満 
  • 無料

「たくほどは風がもてくる落ち葉かな」。貧しく厳しい暮らしの中にこそ、奥深い楽しみや味わいがある…そんな良寛の心が見えてくるような和歌だ。良寛は、徹底して「もたない暮らし」を貫いた。だがそれは決してやせ我慢などではない。ともするとマイナスにもみえる「貧しさ」や「孤独」は、時に自分を見失わないための座標軸を与えてくれるのだ。そこにはモノや情報にあふれた現代人が忘れてしまった洞察がある。
[お試し] 良寛 詩歌集 第3回「“人”や“自然”と心を通わす」再生
[お試し] 良寛 詩歌集 第3回「“人”や“自然”と心を通わす」
  • 1分未満 
  • 無料

清貧を貫いたからといって、良寛は決して超俗の人ではない。良寛の漢詩や和歌には、人々や自然への温かいまなざしが常に横いつしている。子供と一緒にまりをつくことに没頭する幸せ、友人と酒をくみかわす楽しさ、質素な暮らしの中でこそみえてくる自然の美しさ。良寛の漢詩や和歌を読み解いていくと、人や自然と心を通わせ、全てを豊かに味わい尽くす達人の境地がみえてくる。第3回は、批評眼に貫かれた良寛の風流の神髄に迫る。
[お試し] 良寛 詩歌集 第4回「“老い”と“死”に向き合う」(最終回)再生
[お試し] 良寛 詩歌集 第4回「“老い”と“死”に向き合う」(最終回)
  • 1分未満 
  • 無料

良寛は晩年、老いや病に苦しめられた。彼の漢詩や和歌には、その克明な状況すら描かれている。そこには、全てを言葉で表現し尽くすことで、「老い」や「病」「死」と対峙(じ)し、それを人生修行の場としようという良寛の強靭(じん)な精神がみえてくる。良寛の表現活動を通して、「老い」や「病」「死」との向き合い方を学ぶ。
[お試し] 内村鑑三 代表的日本人 第1回「無私は天に通じる」再生
[お試し] 内村鑑三 代表的日本人 第1回「無私は天に通じる」
  • 1分未満 
  • 無料

「代表的日本人」の冒頭に登場する西郷隆盛。明治維新の立役者として知られるが、実は徹底して「待つ人」だった。真に必要に迫られなければ自ら動かない。しかし一度内心からの促しを感じたなら、ちゅうちょすることなく決断し動く。それこそが西郷という人物の神髄だった。それは、折にふれて「自己をはるかに超えた存在」と魂の会話を続け、そこに照らして自らの生き方を問い続けた「敬天愛人」という信条から発するものだった。
[お試し] 内村鑑三 代表的日本人 第3回「考えることと信ずること」再生
[お試し] 内村鑑三 代表的日本人 第3回「考えることと信ずること」
  • 1分未満 
  • 無料

「考えること」「信じること」というそれぞれの方法でゆるぎない信念を貫き通した儒学者・中江藤樹と仏教者・日蓮。中江藤樹は「道は永遠から生ず」との信念を生涯つらぬいた。一方、日蓮は「法華経」を生涯の座標軸に据え、いかなる権力の脅しにも屈せず、死罪、流罪をも精神の力ではねのけた。第3回は中江藤樹と日蓮の生き方から真摯(しんし)に考えぬき真摯に信じぬいたからこそ得られる「ゆるぎない座標軸」の大切さを学ぶ。
[お試し] 内村鑑三 代表的日本人 第4回「後世に何を遺すべきか」(最終回)再生
[お試し] 内村鑑三 代表的日本人 第4回「後世に何を遺すべきか」(最終回)
  • 1分未満 
  • 無料

「人がどう生きたか」こそが人から人へと伝えられるものであり、それが魂のリレーとなっていく…「代表的日本人」は、講演「後世への最大遺物」と通じあっており、一緒に読み解いていくとその本質がわかっていく。内村にとって生きるとは「後世」に生まれる未知の他者が歩く道を準備することだった。逆に私たちは、何を受け継ごうかと考えて世界を見るとき、はじめて自身に準備されている「遺物」の豊かさに気づくことができる。
[お試し] アドラー“人生の意味の心理学” 第1回「人生を変える“逆転の発想”」再生
[お試し] アドラー“人生の意味の心理学” 第1回「人生を変える“逆転の発想”」
  • 1分未満 
  • 無料

客観的な世界などなくすべて色眼鏡を通してしかみることはできないという「認知論」。トラウマや過去に支配されているという「原因論」は誤りで、人間は目的を変え過去を意味づけ直すことで人生を変えることができるという「目的論」。「性格」を柔軟なものと捉え、いつでも選び直せると考える「ライフスタイル論」。アドラーの思想はいつでも「この瞬間」から人生を変えることができるというポジティブな人間観に貫かれている。
[お試し] アドラー“人生の意味の心理学” 第2回「自分を苦しめているものの正体」再生
[お試し] アドラー“人生の意味の心理学” 第2回「自分を苦しめているものの正体」
  • 1分未満 
  • 無料

私たちを悩ます「自分で自分を好きになれない」という劣等感。アドラーは、その状況が、「自分で自分を好きにならないよう」決心している結果だと分析する。その上で、劣等感を「客観的な事実」ではなく、他者との比較から生じる「主観的な解釈」だととらえて、その解釈自体を転換し、むしろ自分自身の成長のバネにしていくことを提唱するのだ。
[お試し] アドラー“人生の意味の心理学” 第3回「対人関係を転換する」再生
[お試し] アドラー“人生の意味の心理学” 第3回「対人関係を転換する」
  • 1分未満 
  • 無料

私たちは他者に認められたいという「承認欲求」を常にもっている。しかし、アドラーは「他者から承認を求めることを否定せよ」と説く。他者の期待を満たすために生きてしまったら、本当の自分を捨てて他者の人生を生きることになるからだ。「承認欲求」から解放される要はアドラーが提唱する「課題の分離」。それができたとき、対人関係は驚くほどシンプルになり、無駄な競争から解放され、各人が対等な関係を築けるという。
[お試し] アドラー“人生の意味の心理学” 第4回「“自分”と“他者”を勇気づける」(最終回)再生
[お試し] アドラー“人生の意味の心理学” 第4回「“自分”と“他者”を勇気づける」(最終回)
  • 1分未満 
  • 無料

アドラーがゴールと考えた幸福とは何か? それは「共同体感覚」という概念に象徴される。「共同体感覚」は、他者を仲間と見なし、そこに「自分の居場所がある」と感じられること。そのためには「自己への執着」を「他者への関心」に切り替える必要があるという。その条件としてアドラーが挙げるのは「自己受容」「他者信頼」「他者貢献」。それを実現するためにアドラーは、自己と他者を常に勇気づけていくよう呼びかける。